はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH・BTCの調整可能性分析やGeminiによるXRPクレカ発行など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(24日〜30土)

  • ビットコイン(BTC):108,424ドル -7.3%
  • イーサリアム(ETH):4,368ドル -9.9%
  • XRP(XRP):2.81ドル -9.0%
  • ソラナ(SOL):203.08ドル +1.3%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

ブロックチェーン分析企業ルックオンチェーンによると、7年間休眠していた大口ウォレットが22日に活動を再開。保有するビットコインの大部分を売却してイーサリアムに乗り換えた。

関連:7年間休眠のビットコインクジラ投資家、イーサリアムに乗り換え

また、米ストラテジー社(旧称マイクロストラテジー)が25日、24日までの7日間で3,081BTCを3.6億ドルで購入したと発表。今回の購入によりビットコイン総保有量は632,457BTCとなり、流通するビットコイン(循環供給量)の約3.2%を占めている。

関連:ストラテジー、3081BTC買い増し ビットコイン循環供給量の約3.2%に

さらに、前週末にビットコイン大口投資家(クジラ)が2万4,000BTCを売却し、BTCの価格が数分で約4,000ドル下落。この売却を行った投資家のウォレットは5年以上放置されていたが、取引プラットフォームハイパーユナイトに送られ完全に清算された。

関連:クジラ売却後のビットコイン相場、再び強気転換の兆しか=Bitcoin Vector分析

他には、JPモルガンのアナリストが28日、ビットコインの現在価格が金と比較して「低すぎる」との分析を発表。同社の分析チームは、ビットコインの適正価値を12万6,000ドル程度と算出し年末までの到達を予想している。

関連:JPモルガン分析「ビットコインの適正価格は12万6000ドル」

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

仮想通貨情報プラットフォームSantimentが24日、週次レポートを発表。仮想通貨市場の天井が近づいている可能性について注意を呼びかけている。

関連:仮想通貨市場の天井接近か Santimentがイーサリアム・ビットコイン調整局面の可能性を分析

また、米上場のイーサリアムトレジャリー企業ビットマインが25日、イーサリアムの保有量が24日時点で171万3,899ETHに達したと発表。前週に購入したイーサリアムの数量は19万0,500ETHだった。

関連:ビットマイン、イーサリアム約19万ETHを買い増し 保有量が計1.2兆円相当に

さらに、イーサリアムのトレジャリー企業イーサジラが25日、取締役会が発行済み普通株式を最大2億5,000万ドル買い戻すプログラムを承認したと発表。さらに、25日時点でイーサリアムを合計102,237枚保有しており、その価値は約4億8,900万ドルに達したとしている。

関連:イーサジラ、最大370億円の自社株買いを承認 イーサリアム保有額720億円に到達

他には、ファンドストラット共同創設者でビットマインの会長を務めるトム・リー氏が26日、イーサリアムの価格分析をXで引用した。この分析は、ファンドストラットのテクニカル戦略責任者であるマーク・ニュートン氏が行ったもの。同氏は、イーサリアムの価格は4,300ドル付近で底を打ち、最高値を更新して5,100ドルを超え、5,400ドルから5,450ドル近くまで上昇する可能性があると分析している。

関連:「イーサリアムはすでに底打ちして5400ドル台まで上昇の可能性」トム・リー引用の価格分析

関連:イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額4位:XRP

ビットワイズなど複数の資産運用会社が22日、XRP現物ETF(上場投資信託)の修正書(S-1様式)を提出。ビットワイズの他、グレースケール、カナリ―キャピタル、コインシェアーズ、フランクリンテンプルトン、21シェアーズ、ウィズダムツリーが一斉に提出した格好だ。

関連:ビットワイズ7社、XRP現物ETFの修正書を一斉提出 SECとの協議に進展か

また、仮想通貨取引所Geminiが25日、米リップル社と提携し、XRP版クレジットカードのローンチを発表。この発表後、Geminiは米国AppStoreランキングの金融アプリカテゴリーで11位に浮上し、米最大の取引所コインベース(執筆時現在24位)や投資プラットフォームのロビンフッド(執筆時現在21位)を上回った。

関連:Gemini、XRPクレカ発行でアプリ順位急上昇 コインベースを追い抜く

関連:XRPの買い方|初心者が知るべき投資メリットと注目点、最適な取引所選び

時価総額6位:ソラナ(SOL)

24日、Superteam Japan主催の国内最大級のソラナのカンファレンス「SuperTokyo 2025」が渋谷で開催。NASDAQ上場企業DeFi Development CorpのCOO兼CIOパーカー・ホワイト氏が登壇し、株式会社Kudasaiの脇田洋平氏との対談で同社のソラナトレジャリー戦略と日本市場への展開について説明した。

関連:DeFi Development Corpの最高執行責任者、ソラナトレジャリー企業戦略を解説|SuperTokyo 2025

また、ブルームバーグが25日に報じたところによると、ギャラクシー・デジタル、マルチコイン・キャピタル、ジャンプ・クリプトの仮想通貨業界大手3社がソラナトレジャリー専用ファンドに約10億ドルの資金調達を計画している。カンター・フィッツジェラルドが主幹事を務め、9月上旬の成立を目指す。

関連:大手業者が1500億円相当のソラナ専用ファンド設立へ、カンター主導で9月成立予定

さらに、医療機器・医薬品包装企業のシャープス・テクノロジーが25日、ソラナの財務戦略を開始する計画を発表。普通株や普通株の購入予約権を活用した私募増資によって4億ドル超を調達することも発表した。

関連:ソラナに新たな財務戦略事例 米上場の医療企業が580億円超の資金調達発表

関連:ソラナ(SOL)の買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
17:42
FRBが3年半にわたる量的引き締め(QT)終了、仮想通貨市場に流動性改善の可能性
米FRBが12月1日、3年半にわたる量的引き締め(QT)を終了した。約2.4兆ドル規模の資産縮小後、仮想通貨市場への流動性改善が期待される。2019年QT終了時はビットコインが短期下落後に上昇した経緯があるが、専門家は政策効果の遅延やインフレ動向など不確実性に慎重な見方も示している。
16:04
走行映像でGARコインを還元 ドラレコアプリ「セトラス」が地方創生DXモデルを始動
セトラスが市民のドラレコ映像を行政業務に活用し、専用暗号通貨「GARコイン」で報酬を還元する地方創生モデルを発表。実証実験に参加する自治体を3枠限定で募集している。
13:55
コインベースへの情報開示請求が過去最多の1.2万件、欧米で協力要請急増 実態判明
コインベースが2025年透明性レポートを公開し、60カ国以上から12,716件の情報開示請求を受領し、前年比19%増加となったと報告した。米国の件数がトップだが、米国外からの請求は53%を占め前年比2%増加した。
13:15
米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12月下旬に公表予定
米FDIC代行議長がステーブルコイン規制「ジーニアス法」の運用規則案を今月に公表する予定だと表明。トークン化預金や仮想通貨業界のデバンキング問題についても対処を説明した。
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
10:40
ゴールドマンがイノベーター買収、ビットコイン連動ETFも取得で仮想通貨事業拡大
ゴールドマン・サックスがETF大手イノベーターを20億ドルで買収すると発表した。買収にはビットコイン連動ファンドQBFも含まれ、ゴールドマンの仮想通貨関連商品ラインアップが拡大。
10:14
リップル、シンガポールでライセンス範囲拡大 XRPとRLUSDによる決済事業を強化
リップルがシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの拡大承認を取得。XRPとRLUSDを活用した決済サービスを強化。アジア太平洋地域のオンチェーン活動は前年比70%増で、同地域での事業拡大を加速。
10:02
ビットコイン100万円幅急落、yETH流出事故で大規模清算|仮想NISHI
ビットコインは軟調な推移が続いている。1日には一時8万5,000ドルを割り込み、日本円ベースでも24時間比で100万円超の下落となった。背景には、イーサリアムが「フサカ・アップデート」を目前に控えロングポジションが積み上がる一方、Yearn FinanceでyETHの流出事故が発生し、ロングポジションの清算が連鎖したことがある。
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧