
含み益9億ドル超
ナスダック上場のシャープリンクは7日、2025年6月2日にイーサリアム・トレジャリー戦略を開始して以来、未実現利益(含み益)が9億ドル(1,366億円)を超えたと発表した。同社は声明で「この期間中、ETH集中度が2倍になり、すべての株式がより価値あるものとなった」と述べた。
シャープリンクは現在83万9,000ETHをバランスシート上に保有しており、負債はない。同社は「これがETHのような生産的で利回りを生む資産の力だ」と強調した。
一方、ライバル企業でナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは6日、仮想通貨と現金を合わせた総保有額が134億ドルに達したと発表した。10月5日時点で、同社は283万151ETH、192BTC、エイトコ・ホールディングスへの1億1,300万ドルの出資分、無担保現金4億5,600万ドルを保有している。
ビットマインは世界最大のイーサリアム・トレジャリー企業であり、仮想通貨保有額では640,031BTCを保有するストラテジーに次ぐ世界第2位の地位にある。同社のイーサリアム保有量はETH供給量の2%を超え、5%取得という長期目標に向けて前進している。
関連:トム・リー率いるビットマイン、1234億円相当のイーサリアム追加購入
関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ