2つのサービスを展開
株式会社CAICAテクノロジーズは20日、日本円ステーブルコイン「JPYC」の決済ソリューション提供を開始したと発表した。同ソリューションでは、ECサイトやオンラインサービス事業者向けに2つのサービスを提供する。
1つ目の「JPYC決済導入コンサルティング」は、技術支援から運用フェーズまでを包括的にサポートするもので、企業が最適な形でステーブルコイン決済を導入できるよう支援する。
2つ目の「JPYC決済モジュールの提供」は、顧客の既存WebサイトやEC基盤に簡単に組み込めるプログラムモジュールを提供し、短期間での導入を実現するものだ。
なお、株式会社CAICAテクノロジーズのグループ会社である株式会社カイカフィナンシャルホールディングスは、2023年12月にNFT販売所Zaif INOでの決済手段にJPYCを追加する協同検討の開始を発表している。
CAICAテクノロジーズは、企業がブロックチェーン技術を活用できるよう、関連技術の研究開発およびサービス提供を行っている。同社は、JPYC決済の導入により、企業が新たな顧客層にアプローチできる可能性があるとしている。
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JPYCとは
JPYCはJPYC株式会社が発行する日本円と1対1で交換可能な電子決済手段で、資金決済法に基づき発行され、発行残高の100%以上を日本円(預貯金および国債)で保全している。
現在、イーサリアム、ポリゴン、アバランチの3つのブロックチェーン上で発行されており、ブロックチェーン技術を活用した即時送金や低コストでの決済が可能となっている。
JPYCは10月27日に正式リリース後、利用が拡大しており、11月13日時点で発行額が2億円を突破、保有者数は約3万人に達している。
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