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ビットコインの週足チャートを考察、4月以降の「ブル相場」再来を示唆する理由とは?|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●4年前の長期下落トレンドから見る、BTC市場「トレンド転換」への注目点

●イーサリアム大型アップデートの歴史から探る市況推移

金融市場と仮想通貨

2019年2月26日(火)の国際金融市場の値動きは、以下の通り。

日付 NYダウ 日経平均 BTC価格
2/21(木) 25,954ドル(+63) 21,460円(+20) 43.4万円
2/22(金) 25,850ドル(-103) 21,425円(-38) 43.4万円
2/25(月) 26,031ドル(+181) 21,528円(+102) 41.8万円
2/26(火) 26,091ドル(+60) 21,449円(-78) 41.9万円
2/27(水) 26,057ドル(-33) 21,556円(+107) 42.1万円

東京株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見送り観測を背景に微反発。107円高の21,556円で大引けを迎えた。

また本日、第2回「米朝首脳会談」がベトナムの首都ハノイで開催された。昨年6月にシンガポールで開催された会談で原則合意した「朝鮮半島の非核化」に関して、北朝鮮に核兵器を放棄させる取り組みなど”外交上の成果”はほとんど進展が見られず、融和ムードを演出しつつ、経済制裁カードを交渉のテーブルに乗せることになる。

最大の注目点は、北朝鮮の非核化に向けた合意成立であるが、これまでの経緯からも市場の見方は冷ややかだ。可能性は薄いが、予期せぬポジティブサプライズが飛び出すようなことがあれば、好材料視される可能性もある。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は無風に近かったが、ULSグループ(3798)が2.51%高となった。

ULSグループは、国内大手の仮想通貨取引所「Liquid」を運営するQUOINEグループと資本・業務提携を締結し、フィンテック分野での協業を進めている。

2017年10月には、同社および子会社ウルシステムズが、QUOINEグループが発行する独自の仮想通貨「QASH」の独自ブロックチェーンの開発に関する覚書の締結を行った。

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ビットコインテクニカル分析

本日のBTC価格は横ばいで推移。めぼしい変化はないので、短期足のテクニカル分析は割愛する。

今回は、この先の価格推移とトレンドを俯瞰するため、過去相場の変動幅を視認しやすい「週足チャート(ログスケール)」で考察している。

2018年以降の仮想通貨市場バブル崩壊に伴う、中・長期的なベア相場が、2014年の下落トレンドに類似している(下図)ことは、かねてから指摘されており、当時、底値付近から最高値を更新するまでに要した期間は、772日(約2年1ヶ月)に及んだ。2015年6月1日には、164ドル(当時レートで約2万円)の底値を記録している。

分かりやすいように横に並べて比較すると、以下のようになる。いかに類似しているかがお分かりいただけるだろう。

2018〜2019年
2014〜2015年

赤丸地点で、移動平均線の50MAが100MAをデッドクロスし、下落トレンドを鮮明にしているが、その後、底値圏からの反発を見せ、ゴールデンクロス(黄丸地点)を伴うトレンド転換を見せていることが伺える。

意識されやすい上値抵抗帯は、オレンジ線の「週足トレンドライン(青四角)」だ。反落ポイントとして機能するものと考えられるが、これを上抜けての「レジサポ転換」が実現した場合、過去の相場をトレースするようにして、中・長期的な”ブル相場”が再来する可能性も考えられる。

投資家心理を反映する国際金融市場には、往往にして”再現性”が確認されており、BTC価格も例外ではない。

まずは、レジスタンスラインを抜けられるかどうかが第一関門で、抜けた後のリターンムーブでサポート化をチェックできるかどうかが第二関門と言えるだろう。今春以降には国内外で様々な材料も控えており、ファンダの後押しを期待したい。

この先の重要ファンダについては、コインポストの関連記事で確認できる。

仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。

参考記事:coindesk

イーサリアムの歴史から探る、市況推移

長らく価格の下落が続いていたイーサリアムは、ここ1-2ヵ月で少しずつ堅調に持ち直し、今月24日にも前日比11%上昇したが、その数時間内に急落した。

日本時間3月1日の前後に、イーサリアム(ETH)の大型アップグレード「コンスタンティノープル」(Constantinople)が、ブロック高7,280,000にて予定されているが、その後のETH価格の値動きについて、市場の関心を集めている。

海外アナリストは、直近のETH価格の上昇と今回のハードフォーク後の値動きに関して、2017年10月に行われたByzantium(ビザンチウム)のハードフォーク時のETH価格の値動きを紹介しつつ、独自の予想を行なった。

2017年10月のハードフォークについて、以下のように解説している。

  • Byzantium(ビザンチウム)ハードフォーク時(2017年10月16日)には、ETH価格が上昇
  • ハードフォーク後のボラ急上昇と不透明な見通しを懸念した投資家により、約20%下落
  • 買い圧力と売り圧力を確認する「チャイキン・マネー・フロー(Chaikin Money Flow、以下CMF)指標」が測定した数値によると、34日間の調整期後の2017年11月14日、強気相場入り
  • 最終的に、ETH価格が強気相場入りするまで34日要した

つまり、もし歴史が繰り返されるとなれば、大型アップグレード「コンスタンティノープル」後は、しばらく横ばいで推移する可能性も考えられる。

現在のETH価格

冒頭に記述したように、ETH価格はここ1-2ヵ月で少しずつ堅調に持ち直し、今月24日にも前日比で11%も上昇したが、その数時間内に急落。

しかし、CMFの示す日々の指標では数値は0以上であり、一定の買い圧力を示唆している。

しかしながら、仮に弱気相場がETH価格の下落を招き続けた場合、急落したところでセリングボリュームが大幅に増えなければ、短期間に終わると考えられる。万一、セリングボリュームが大幅に増えてしまった場合は、サポートラインの123USD(日本円にして約13,000円)を下回るリスクもあるだろう。

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