TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインを知る上で重要な8人の人物

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

概要

2017年はビットコインにとって絶好調な年であり、先月過去最高値の$6,000をマークした事を受け、勝ち組になった投資家はたくさんいるでしょう。本記事ではその中の最大と言っても過言ではない有名な8人の投資家をピックアップします。

金融界で名の知れたビットコイン評論家は多くいます。最近では、JPモルガンチェース最高経営責任者のジェイミー・ダイモン氏が仮想通貨を『詐欺』だと公言し話題になりました。さらに彼は『ばかげている』と言う理由で、ビットコイン取引をする従業員をクビにするとまで言いました。

しかし全員が全員否定的なわけではありません。今年ビットコインはとても上向きで、今年初めの$966(11万円)から今月過去最高値である$6,000(68万円)をマークし、これにより大金を得た仮想通貨保有者がいることは間違いありません。

その人物の名前を聞くと驚かれるかもしれません。ビットコイン取引は匿名で行われますが、取引ソースの数字や文字を使い、複数名の熱心な投資家の特定に成功しました。以下はビットコイン最大の投資家だと知られる8名です。

ウィンクルボス兄弟

映画ソーシャル・ネットワークにてアーミー・ハマー氏による皮肉的なウィンクルボス兄弟の描写を観ているなら、フェイスブックを奪われたと主張し、制御しようと試み失敗したウィンクルボス兄弟のテイラーとキャメロンをご存知でしょう。

兄弟は大金をビットコインに投資しています。彼らはビットコイン上場投資信託(ETF)作成によって利用を禁止されましたが、彼らの2013年の$1.1憶分(125億円)のビットコイン投資(ビットコイン流通の1%を占めると言われている)は今では想像を絶する額になっているでしょう。その額は今では21倍にも膨れ上がり、23億ドル(2618億円)に値すると言われています。

バリー・シルバート(仮想通貨専門家)

ベンチャーキャピタリストでDigital Currency Group創業者のシルバート氏は、初期のビットコイン提案者でした。

うわさによれば彼は2014年米国司法省連邦保安官局で行われたオークションで48,000ビットコイン(米国政府がシルクロードで違法薬物売買に使われていたため、押収したビットコイン)を取得しました。当時のビットコインの価値は$350(4万円)だと言われ、シルバート氏の獲得は16倍の約$1億6千万(114億円)から$26憶8千万(3,051憶円)の計算になります。

ティム・ドレーパー氏(ベンチャーキャピタリスト大富豪)

初期スカイプの投資によって大富豪になったベンチャーキャピタリストのドレーパー氏は上記の2014年のオークションで3万ビットコインの購入をしています。当時の$1.9憶(216憶円)は、今では$17億1千(1936憶円)になっています。ドレーパー氏は仮想通貨市場に前向きで、新しい通貨のTezosを支援しています。

チャーリー・シュレム(初期ビットコイン採用者)

シュレム氏は有名よりかは不名誉な人物です。彼は本来ビットコインを守る目的のBitcoin Foundationの一員であり、初期段階にビットコインを入手しています。団体の複数のリーダーは犯罪捜査の対象となり、シュレム氏自身も資金洗浄により懲役2年の刑を受けました。

しかし今では仮想通貨投資スタートアップとともに復帰し、厳密にいくらビットコインを所有しているか明かしませんが、噂では当時あまり価値のなかったビットコインを数千所有しているそうで、それが本当なら今では数百万ドルの価値があることになります。

トニー・ガリッピ(仮想通貨経営幹部)

ガリッピ氏は現時点トップのビットコインプロセッサーのBitpay共同開発者兼社長であり、通貨最大保有者の一人と言われています。彼も所有しているビットコインの正確な数字を公表していませんが、予想では約$2億(228憶円)だと言われています。

サトシ・ナカモト(ビットコイン立案者)

ナカモト氏はビットコインを裏で制御する架空の人物です。2008年にビットコインと共に仮想通貨に関連したソフトウェアを開発し、ナカモト氏は公の場から姿を消しました。この名前すら本人のものかわかりません。

ある一人の人物が自分がナカモトだと主張しましたが、ネットでは証拠に異論が発生しています。ナカモト氏が誰なのかという説が満ち溢れている一方で、彼が大量のビットコインを所有していることに間違いはないでしょう。

ビットコイン開発者はナカモト氏は2013年に百万ビットコインを所有していると予想しました。執筆時相場の$6,133で計算をすると、理論上それは61憶ドル(6945億円)に値することになります。しかしもしナカモト氏がこの量のビットコインを売ることになったら、通貨の需要を暴落させることになり保有の価値すら無くなります。

アンクルサム(米国政府を擬人化した呼び名)

恐らく、ソフトウェアベース通貨で本来従来通貨の制限から自由になる目的であるビットコイン一番の驚きは、既に連邦政府に大金を配当をしたということです。

上記の通り、FBIは2013年シルクロード市場閉鎖の際に144,000ビットコインを押収(当時最大のビットコインウォレット所有者)しました。そして政府はビットコインをオークションで売り、4.8億ドル(547億円)を取得しています。売りのタイミングを待てば、政府はもっと稼げていたかもしれませんが、アンクルサムは未だにビットコインに期待を抱いています。

アメリカ合衆国内国歳入庁は『仮想通貨は課税対象財産』だと公表し、資本利得・損失の申告をしていないビットコイン利用者間で訴訟合戦が始まっています。報道によれば、大半のビットコイン取引は探知されるそうで、つまりそれは連邦政府がさらに数百万押収できるということになります。

The 8 Biggest Bitcoin Players Who Could Make a Fortune Off the Cryptocurrency

October 30, 2017 by Paul Schrodt

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧