CoinPostで今最も読まれています

コインベースが発行する仮想通貨VISAカード、欧州6ヵ国の利用を追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Coinbase Card、UK以外6カ国の対応追加
米最大手Coinbaseが4月よりUKで発行するビザデビットカード「Coinbase Card」が、新たに欧州6ヵ国で利用可能になったと発表した。Coinbase UKのCEOは、カードの発行と利用に対する需要が高いと言及している。

『コインベース・カード』UK以外6カ国の対応追加

米最大手仮想取引所Coinbaseが発行する仮想通貨ビザデビットカード「Coinbase Card」は新たに欧州の6ヵ国における発行・利用が可能になったと、米CNBCが報じている

新たに加わった国は、スペイン・ドイツ・フランス・イタリア・アイルランド・オランダ。UKを含み、実質7ヵ国で利用できるようになっている。

Coinbaseは今年4月、Visa(ビザ)と連結して、仮想通貨を利用するデビットカード「Coinbase Card」を初めてイギリスで発行した。

発表当時、Coinbaseのユーザーは所有するCoinbaseの取り扱う仮想通貨銘柄をカードを通してイギリス(UK)内で店舗やオンラインショップで消費できると発表した。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ライトコイン(LTC)を含めるCoinbaseが取り扱うすべてのアルトコインもカード対応の仮想通貨リストに入っている。

なお、サポートする法定通貨は英ポンドとユーロである。

出典:Coinbase

仮想通貨の実利用に関して、Coinbase UKのCEOを務めるZeeshan Feroz氏はCNBCの取材に応じて、「ビットコインを利用してスーパーで買い物したら、ライトコインを使ってカフェでコーヒーを買ったりすることができる。」と述べた。より身近かつ多くの国で仮想通貨の利用が期待できるだろう。

またFeroz氏は4月のUK向けのデビットカードに関して、「カードの発行が着実に増えている」と、具体的な数字を明かしていないものの、最初の1000枚発行数(無料)を超えていると言及した。

着実に進む仮想通貨の決済利用

Coinbaseと日常生活に浸透しているVisaとの合作は仮想通貨の決済普及を促進していくと期待されている。Coinbaseが最初にCoinbase Cardを発表した数週間後には、米仮想通貨決済サービススタートアップFlexaはスターバックスなどで決済できるアプリSPEDNを公式に発表した。

Flexaは、米国の大手リテール企業15社と提携し、全米の店舗において利用可能となっている。

出典:SPEDN

現在、決済サポートとなっている仮想通貨銘柄は、BTC・ETH・BCH・GUSDとの4つである。ビットコインなどはもちろん、イーサリアムなども「通貨」とした実利用がより広範囲に普及することで高まる需要は、市場にも直結するとされている。

このように、大手企業やスタートアップが手を組み推進する仮想通貨の決済事業は今後も拡大していくと考えられる。

スターバックスなど米15社、仮想通貨決済開始

スターバックスなど米大手企業15社、仮想通貨決済受け入れ開始へ
スターバックスやアマゾンが保有するホールフーズ・マーケットなど15社が仮想通貨決済を受け入れていることが現在開催中の大型カンファレンス「コンセンサス」にてわかった。
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/29 水曜日
21:01
IOTA財団がUAEアブダビ当局と提携、エコシステム成長を促進
仮想通貨IOTAの研究・開発を行うIOTA財団は、UAEアブダビで、金融センターADGMと協力し、プロジェクトを成長させていくと発表した。
18:00
預けるだけで仮想通貨が増える?|CoinTradeのステーキングを解説
出典元:CoinTrade 2023年11月、ビットコイン(BTC)が年初来高値を更新したことをうけ、仮想通貨(暗号資産)業界は盛り上がりを見せています。 一方で「仮想通貨には…
16:28
米財務省 仮想通貨業界への調査権限拡大を議会に要請
米財務省がハマス制裁の一環として仮想通貨業界への調査権限を拡大へ。過激派組織のデジタル資産利用に対抗するための新たな法案を議会に要請し、アンチマネーロンダリング規制を強化する動きを加速。テロ資金の流れを追跡し、国際的な安全保障を高める目指す。
15:33
Coinbase顧客にBybit関連の「召喚状」通知、CFTCの動きに焦点
仮想通貨取引所Coinbaseが規制当局の召喚状について顧客に通知。Bybitの利用歴のあるCoinbase顧客に関する情報提供をCFTCが求める。Bybitは米国サービスを否定もVPNアクセスの可能性あり。Bybitは仮想通貨取引量トップ3で2,000万ユーザーを達成。
14:54
「中国の信用拡大はビットコインへの資本流入を促す可能性がある」ヘイズ氏
仮想通貨取引所BitMEXの共同創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、中国における信用拡大が世界市場に波及し、結果的にビットコインなどのリスク資産全般への資本流入を促進するとの見解を披露した。
14:00
SNS連携のWeb3ウォレット「TIPWAVE」公開
NextmergeがX(旧Twitter)やDiscordユーザーに便利なWeb3ウォレット「TIPWAVE」を発表。SNSとの連携で暗号資産(仮想通貨)とNFTの利用が簡単に。ソーシャルメディアアカウントに対するNFT配布も可能になる。
12:40
ビットコイン投資商品9週連続の純流入、21年11月の「強気相場」以来最大規模に
暗号資産(仮想通貨)市場では、CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物OIがバイナンスを上回る規模を拡大。CoinSharesのデータではビットコインETPなどの投資商品に21年11月以来最大の資金流入を観測した。
11:30
Jドーシー氏、ビットコイン採掘分散化推進の「OCEAN」に投資
ムーモリン社のビットコインマイニングプロジェクト「OCEAN」が620万ドル調達。ジャック・ドーシーも支援し、ブロック報酬をマイナーに直接分配する革新的なアプローチを採用。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの分散化と発展に寄与。
10:45
香港行政長官、Hounax詐欺事件について発言
香港の行政長官や規制当局責任者は、仮想通貨取引所Hounaxの詐欺事件について発言し今後の姿勢を示した。また香港警察が事件概要を説明している。
09:50
チェーンリンク、ステーキング機能をアップグレード
チェーンリンクは、ステーキングの新バージョンを仮想通貨イーサリアムのメインネットにローンチしたことを発表。特化する目標や移行スケジュールを説明している。
08:30
ドル円一時147.3円 コインベース株大幅高、米FOMC理事ハト派転換か
コインベースやビットコイン採掘関連株などはFOMC理事のハト派的な発言を受けて大幅に上昇した。今夜は米7-9月期四半期実質GDP改定値が発表される。
07:45
アニモカブランズ、TONネットワーク最大のバリデータに
香港のWeb3大手アニモカブランズは28日、TONのエコシステムに投資し、L1ブロックチェーン「TON」の最大のバリデータになったと発表した。
06:50
CZ氏、バイナンスUSの取締役会会長を退任
仮想通貨取引所バイナンスの米国部門バイナンスUSは、CZ氏が同社の取締役会の会長を退任すると発表。退任はCZ氏が決断したという。
06:10
米SEC、2つのビットコインETF上場申請でパブコメを募集
米SECは新たに、Franklin TempletonとHashdexの仮想通貨現物ビットコインのETF上場申請について、パブリックコメントを募集すると発表した。承認が近いとの意見も。
05:45
バイナンス、イーサリアムフォーク銘柄のパーペチュアル取引を提供
海外版仮想通貨取引所バイナンスは28日、新たに銘柄のパーペチュアル(無期限先物)取引を開始した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア