はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

人気シリーズ最新作「GTA6」、仮想通貨導入の噂が再浮上 開発企業の公式見解はなし

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

GTA 6の噂

大手ゲームスタジオRockstar Gamesが手がける人気ゲームの新作、『Grand Theft Auto 6』に暗号資産(仮想通貨)が導入されるのではないか」との噂が最近再燃している。

GTAシリーズは世界的人気を博すオープンワールド型のクライム・アクションゲーム。前作「GTA5」は22年2月時点で、累計販売本数が1億6,000万本以上に達する大ヒット作品だ。

Forbes Indiaの記事が27日に伝えた内容によれば、『Grand Theft Auto』シリーズの次回作となる『GTA 6』には仮想通貨による報酬システムが導入される可能性があるという。このゲームの公開は、早ければ2023年、遅くとも2024年になる見込みと伝えている。

しかしながら、こうした噂の真偽を裏付ける証拠は現時点では存在していない。Forbes Indiaが引用した情報源は仮想通貨関連のTwitterアカウントであり、その確度は不明だ。その情報源が引用したのは、昨年6月26日のWatcher.Guruのツイートで、ここでは「GTA 6のリーク情報によると、物語はコロンビアやマイアミを舞台に展開し、プレイヤーが獲得し、取引できる仮想通貨の報酬がゲーム内に導入されるだろう」と伝えている。

Twitterユーザーは、「コミュニティノート」をForbes Indiaの記事に関連するツイートに追加し、Rockstar Gamesや『GTA 6』に関わる人々がこの噂を一切確認していないことを明記した。「コミュニティノート」はTwitterが誤情報を防ぐために導入した機能で、ユーザーが不明確なツイートに対して情報を追加することができる。

関連:人気シリーズ最新作「GTA6」、仮想通貨関連要素を導入か=報道

開発会社の動向

この仮想通貨導入の噂自体は、もともと2021年に初めて浮上し、昨年再び広まった。Take-Two InteractiveのCEOであるStrauss Zelnick氏は、22年1月に同社がWeb3の機会を模索していることを明らかにした。このコメントは、同社がモバイル/カジュアルゲームスタジオのZyngaを127億ドル(約1兆4653億円)で買収した際になされたものだ。ただし、それ以降に具体的な計画や戦略については何も明らかにされていない。

一方で、Take-Twoの子会社であるRockstar Gamesは昨年11月、『Grand Theft Auto V』のファン運営サーバーでNFTと仮想通貨の利用を著作権の管理の観点から禁じたと発表した。これらのファン運営サーバーでは、ファンが作成したPCゲームの改造版が利用されており、通常のプレイでは試用できないような機能を利用することができた。例えば、『Grand Theft Auto V』のサーバーでは、特別な車や武器をNFT資産として提供していたという。

仮想通貨愛好家たちは『GTA』のオリジナルの仮想通貨の導入を強く望んでいるが、現在のところ、これらの主張を裏付ける具体的な証拠は一切存在していない。Rockstar GamesやTake-Two Interactiveから公式な発表がなされるまで、『GTA 6』に仮想通貨やNFTが導入されるという情報はあくまで不確定的なものである。

このような情報が増えることで、詐欺的なトークンやNFT販売の情報が飛び交う可能性があるため、ユーザーは情報を鵜呑みにするのではなく、確認と検証を行うことが非常に重要となる。出所がはっきりしない情報や信憑性の低い情報については、特に警戒して取り扱うことが賢明だ。

関連:Keyp、ゲームボーイをハードウェアウォレット化する「Game Wallet」を発表

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。
13:50
シティ、ステーブルコインとビットコインETF向けカストディを検討
シティグループがステーブルコインの裏付資産カストディや仮想通貨ETF関連サービスの提供を検討。議会法案成立を受け大手金融機関の参入加速。
13:20
今秋はアルトコインシーズン本格化か=コインベース分析
コインベースが今後本格的なアルトコインシーズンへ移行すると予測。個人投資家のキャッシュ蓄積や、イーサリアムへの関心の高まりなどを分析した。
11:46
ビットコイン一時急落、米財務長官の方針転換で市場動揺か
スコット・ベセント財務長官の相次ぐ発言変更でビットコイン市場の混乱を招いた。13日の購入否定から14日の取得検討表明まで24時間で方針転換となった。機関投資家のコインベース購入比率75%も話題に。
11:25
イーサリアム、BTC建てで強気転換も売り圧力増加の兆候=クリプトクアント分析
イーサリアムがビットコインに対して強気サイクル入りし投資家需要が急増。一方で取引所への流入増加により利確の動きが活発化し警戒感高まる。
10:55
楽天、NFTチケットでスポーツ観戦チケットの公式リセール開始
楽天グループが運営するRakuten NFTは、楽天イーグルスとヴィッセル神戸の公式チケットリセールにNFT技術を導入。ブロックチェーンによる偽造防止と取引透明性を確保し、出品者による自由な価格設定が可能に。2025年9月から順次開始。
10:02
仮想通貨市場がまだ織り込んでいない4つの材料とは? Bitwise分析
Bitwise最高投資責任者が、仮想通貨市場がまだ織り込んでいない4つの要因を指摘した。今後ビットコインなど市場の価格を押し上げる可能性があるとしている。
09:45
トルコの仮想通貨取引所BtcTurk、70億円超相当の資産が不正流出か
仮想通貨取引所BtcTurkは、ウォレットで異常が検知されたとして仮想通貨の入出金を一時停止。70億円超相当の資産が不正流出した可能性が指摘されている。
09:10
カインドリーMD、「中本」と合併完了 800億円調達でビットコイン財務戦略開始
カインドリーMDがナカモト・ホールディングスとの合併を完了し、5億4000万ドルを調達。デビッド・ベイリー氏がCEOに就任し、ビットコイン財務戦略を本格展開。
08:50
米財務長官の発言でビットコイン急落、準備金政策の行方と市場の反応|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは14日夜、ベッセント米財務長官が連邦政府のビットコイン準備金について、150億〜200億ドル相当と評価される没収資産のみで構築し、新規購入を否定すると発言したことに加え、FRBへの利下げ要請を行わない方針を示したことから急落した。
07:30
コインベース、デリビット買収完了で仮想通貨デリバティブ最大手目指す
コインベースがデリビット買収を完了し、590億ドルの建玉と年間1兆ドル超の取引量を統合。仮想通貨デリバティブ市場のグローバルリーダーへ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧