グローバル定番のLaunchpool、来年1月から国内解禁へ
Binance Japan(バイナンス・ジャパン)は19日、世界最大級の暗号資産取引所Binanceの代表的なサービス「Launchpool(ローンチプール)」の国内提供を2025年1月から開始すると発表した。
Launchpoolは、対象となる新規プロジェクトのトークン上場時に、ユーザーが費用負担なく報酬を獲得できる仕組みだ。国内版では、既存の仮想通貨貸付サービス「Simple Earn」を通じて、ユーザーが保有するBNB等の特定のトークンを預け入れることで参加が可能となる。
日本の規制環境への適応するため、グローバル版で直接配布される新規トークンは、国内ユーザーに対してはBNBに変換して付与される形を採用。預け入れ資産はいつでも引き出すことができ、報酬はBNB預け入れ額に応じて分配される。
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Binanceの国内展開戦略を強化
Web3リサーチプラットフォームBiteyeの分析によると、2024年に実施された20件のプロジェクトで平均100%を超える収益率を記録しているという。
ただし、2024年12月19日時点で、2025年1月以降に実施予定の具体的なプロジェクトは未定となっている。
Binance Japanは、グローバルで2億4000万人の利用者を持つBinanceグループの日本法人として、2023年8月にサービスを開始。国内のWeb3プロダクトの拡充を進めている。
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