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ジリ下げ状態のビットコイン(BTC)、回復の目処立たず|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市況
軟調な推移が続くビットコイン(BTC)を中心に復調の手がかりを掴めずにいる仮想通貨市場。そんな中、明日10月8日より11日にかけて、イーサリアム(ETH)の国際カンファレンス「Devcon5」が日本で初開催される。

仮想通貨市況

「逃亡犯条例」改正案をめぐり、アジア最大の金融センターである香港で、引き続き混迷を深めている。

香港金融管理局が、抗議デモによる施設の破壊や交通網の混乱によって、サービスを中止している銀行があると注意を促したことで、現金自動出入機(ATM)に長蛇の列が出来ているほか、現金が枯渇して引き出せないなどの事態が発生。資本規制などでビットコイン(BTC)需要が高まっているとの見方もあるが、大局に影響を及ぼすほどではないようだ。

香港、大規模デモ激化で一部の銀行サービスが中止 BTC出来高は増加傾向に
香港金融管理局が、抗議デモによる施設の破壊や交通網の混乱によって、サービスを中止している銀行があると注意を促した。代わりにネットバンキングを利用するよう呼びかけている。

そんな中、明日10月8日より11日にかけて、仮想通貨イーサリアムの国際カンファレンス「Devcon5」が大阪で開催される。イーサリアムのイベントは世界各国で開催されているが、Devconはイーサリアム財団が主催する唯一のイベントであり、世界中から開発者、研究者が集結することで他とは一線を画している。

昨年、チェコ共和国のプラハで開始されたDevcon4では、”Client Specification V2”および”Off-Chain Trusted Compute Specification V0.5”と呼ばれる新仕様が発表された。異なるブロックチェーン同士の相互運用性を高め、企業やスタートアップが使用する際の敷居を低くできるものだ。

バイナンス・ リサーチ市況分析

なお、仮想通貨取引所大手バイナンスのリサーチ部門、バイナンス・ リサーチが最新の仮想通貨市況を発表した。

9月29日時点の主要通貨の時価総額

大幅下落した9月のOTC取引は、上昇に結びつくような材料難から過去何ヶ月と比較して売りの流れが強かったとしたほか、多くのトレーダーが、9月中を通してアルトコインのポジションを解消したと指摘。ビットコイン価格が10,000ドル前後で推移した時にビットコインのポジションも解消し、様子見基調に拍車をかけたと伝えた。 

関連:「まさに赤い月」BTCとアルトコインの最新市場分析=Binanceリサーチ

ビットコイン(BTC)市況

9月24日にディセンディング・トライアングルを下放れしたビットコイン。(下図:BitMEX)

短期的なショートカバーを伴う数万円幅の反発も散見されるが、すぐに上値を叩かれ全戻し(上昇分を短期帳消し)するような展開が多く、直近では4h雲下に沿ってジリ下げするなどセンチメント悪化も顕著に。

長いスパンで見た場合、75〜80万円台は可視範囲出来高の薄いゾーンで、やや心許ないか。fib61.8%にある7500ドル(79〜80万円)前後を割り込んで大幅続落した場合、過去に長く揉み合った6000〜7000ドルまで見る必要はありそうだ。(下図:bitFlyer)

長期的には、2020年のビットコイン(BTC)半減期という一大イベントを控えるものの、中期的な材料不足もあり回復への手がかりの欠ける現状も否めない。その一方、大衆心理が下目線に傾倒しているほか、現在上値を阻んだ厚い4h雲は過ぎ去っており、8400ドル(92〜93万円)付近の直近高値を抜けられれば、市場心理に変化の兆しが生まれる可能性は考えられる。

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