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仮想通貨IEOが崩壊寸前 高騰続いた銘柄に一体なにが?=BitMEXリサーチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

IEO価格と比較しても軒並み下落

大手仮想通貨取引所BitMEXはIEOに関する最新の調査結果を発表し、ほとんどのIEOトークンの価格が上場時の価格から80%以上下落していると報告した。IEO価格から長期保有した場合、投資収益がプラスとなっているのは4銘柄に留まるという。

IEOでは大手仮想通貨取引所がプロジェクトの事前審査を行った上でトークンの先行販売を行うため、投資家の懸念材料であった、プロジェクトに対する信頼性やトークンの取引所への上場の可否などの面で、投資家が負うリスクが大幅に軽減されると考えれられていた。

BitMEXが5月に発表したIEOに関する調査ではあ、IEO価格からの投資収益はほとんどの銘柄でプラスであったが、IEOブームが過ぎ去るとともにIEO関連銘柄から資金が流出したと見られる。

BitMEXは5月当時より、「資金調達のためにICOの『C』を『E』に変えただけ」と揶揄するなどIEOの長期見通しについては悲観的な見解を示しており、今回もその見解を繰り返した。あくまでもIEOビジネスであり、ICO同様、信頼性を提供する手段には至っていないとの指摘だ。

関連:IEOの市場規模を約1000億円と算定、ネガティブな長期見通しも|BitMEX調査

なぜ下落したか?

IEOでは、取引所との契約と並行してマーケットメイカーと、出来高の調整や価格維持の契約を行うことがある。これはマーケット初上場の事例に目をつけて、市場の流動性をコントロールしやすいことを利用した契約に相当する。(通常契約期間:1〜3ヶ月)

通常、上場から一定の売り圧力が生じる中で、一定期間右肩上がりに推移する銘柄が多く見られる一部の理由がこのマーケットメイカー契約だ。IEOから一定期間の投資益を狙った売り抜きの投資方法が一般的になっており、その後買い圧力(投機筋、マーケットメイカー)が低下して下落傾向が強まることとなる。

特に、2019年の市場はアルトコイン市場への資金流入が乏しかったことから、その傾向が強まった可能性は高い。

実データ

5月の時点でまだ進行中であったBinance IEOの「Matic」を除いた11の銘柄が上場時から大幅に価格を下落しており、当時の価格と比べて42%~98%のマイナスで推移している。

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