はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインの歴史的急落に「前兆」 仮想通貨投資家動向分析=CoinMetrics

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン二段目の歴史的急落に予兆

歴史的な急落となったビットコイン市場について、13日に3800ドル台の安値まで下落した「2回目の急落」にトランザクションから見る前兆があったことがわかった。分析企業CoinMetricsが暴落前後のトランザクション推移を報告した。

保有ビットコインのデータを分析した内容によると、8日の暴落後に短期的に購入していた短期投資家のトランザクションが急増。パニック売りに繋がった可能性が示された。一方で、長期投資家はほとんど資産を動かしていない状況が確認されたという。

CoinMetricsが暴落直前までのオンチェーンデータを分析した結果、短期間で送金が確認されたビットコインのうち、11日〜12日に28.1万BTCが送金されたトランザクションが集中。一方で、一年以上動かされていないビットコインでは、(送金されたBTCの総額は)4131BTCに留まった。

短期間で送金された資産ほどアクティブなことを踏まえても、その上昇率は著しく、2段目のパニック相場に繋がった可能性がある。

CoinMetricsが示したチャートは、黒チャートがBTC価格推移。その他の色のチャートがBTC保有期間別のトランザクション推移となるが、ビットコイン市場2段目の暴落にあたる13日の前に30日と90日のトランザクション総額が跳ね上がっていることが確認できる。

11日に記録された「30日」のトランザクション推移は、過去8年間で4番目に急増した期間であるとしており、異常値が相場の前兆になっていた可能性が示唆された。

一方で、長期ホルダーは相場の急落にも左右されずに、安定して保有を継続する状況がみて取れた。これは、過去の暴落相場と比較しても安定した推移に相当するという。

出典:CoinMetrics

参考:coinmetrics

CoinPostの注目記事

ビットコイン高騰受け仮想通貨市場は全面高 NYダウの急反発を好感
仮想通貨市場は18日、大幅反発。ビットコインは一時60万円まで値を戻し、前日比10%高で推移。アルト市場も全面高の様相だ。
【速報】仮想通貨ビットコイン大暴落、68,000BTCの大規模ロスカット
12日19時半頃、仮想通貨ビットコインが一時5000台まで大暴落。フラッシュクラッシュが発生した。BitMEXでは、68,224BTCのロスカットが発生。金額にして545億円相当に上る。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
15:45
メタプラネット、ビットコイン担保に1億ドル調達 自社株買いも視野
メタプラネットが保有ビットコインを担保に1億ドル(約153億円)を借入。資金はビットコインの追加取得やインカム事業に充当。同社は30,823BTCを保有しており、2027年末までに21万BTC取得を目指す。
15:23
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」 流通額10億ドル突破 
リップル社の米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」が時価総額10億ドルを突破。非営利団体や米Bitnomial取引所で採用が進み、実需型ステーブルコインとして存在感を高めている。
13:55
アーサー・ヘイズ、FRBの実質QEでビットコイン強気相場再開と予測
ビットメックス共同創業者アーサー・ヘイズ氏は、FRBが常設レポファシリティを通じた実質的な量的緩和(QE)により、ビットコイン強気相場が再開すると分析した。米国債発行増加でSRF残高が拡大しドル供給が増加すると予測。
13:30
米政府閉鎖を乗り切る仮想通貨市場、価格下落でも基盤強化に進展=グレースケール報告
グレースケールの10月レポートによると、米政府閉鎖やマクロリスク、史上最大の3兆円ロスカットなどにより仮想通貨価格は低迷したものの、規制明確化や機関投資家参入の進展、ステーブルコイン普及などで市場基盤は着実に強化されている。
13:15
ビットコイン採掘大手マラソンがAI事業強化へ、データセンターへの天然ガス供給で合意書 
仮想通貨マイニング大手マラソンがMPLXと天然ガス供給で合意書を締結した。テキサス州に新たなデータセンターを建設しビットコインからAI事業への多角化が加速する見込みだ。
11:15
仮想通貨取引所ジェミニが予測市場参入へ、カルシやポリマーケットと競合=報道
ウィンクルボス兄弟設立の仮想通貨取引所ジェミニが予測市場契約の提供準備を進めている。CFTCにデリバティブ取引所設立を申請中で、ポリマーケットやカルシとの競争が激化する見込みだ。
10:50
「プライバシー銘柄ジーキャッシュは暗号化されたビットコイン」、高騰背景をギャラクシーが分析
プライバシー仮想通貨Zcash(ZEC)が過去1年で10倍以上上昇している。ギャラクシーデジタルが背景を分析し、ビットコインの精神的後継者として注目されていると理由を指摘した。
10:35
FTXのサム前CEO巡る裁判、控訴審理に向けた聴聞会を開催 「公正な判決ではなかった」と主張
仮想通貨取引所FTXのサム・バンクマン=フリード前CEOを巡る裁判で、控訴裁判所で聴聞会が行われた。トランプ米大統領がCZ氏に恩赦を与えたこともあり、サム氏の裁判の注目度が高まっている。
10:25
NIPグループがビットコインマイニング拡大、月産160BTC見通し
Ninjasイン・パジャマス親会社のNIPグループがビットコインマイニング事業を拡大し、計算能力11.3EH/sを達成する。月間生産量は160ビットコインに増加し、世界約12位の上場マイナーとなる見込みだ。
09:30
ビットコイン10万ドル割れ、MEXC不安とBalancerハッキングが相場を圧迫|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは一時10万ドルを下回り、円ベースでは24時間で約140万円下落した。MEXCやBalancerにおける信認性不安や米IT銘柄が失速したことが下落を後押しした。
08:45
米財務省、北朝鮮サイバー犯罪と仮想通貨洗浄で8人と2団体を制裁指定
米財務省が北朝鮮によるサイバー犯罪とIT労働者詐欺から得た資金の洗浄に関与した8人と2団体を制裁指定した。過去3年間で北朝鮮関連サイバー犯罪者は主に仮想通貨で30億ドル以上を盗んでいる。
08:02
ビットコイン価格、10万ドル維持できなければ72000ドルまで下落の可能性=クリプトクアント分析
クリプトクアントの責任者はビットコインが10万ドルの水準を維持できなければ今後1~2カ月で72000ドルまで下落する可能性があると警告。10月の清算イベント後、現物需要が縮小していると分析している。
07:15
ビットマイン、1週間で400億円相当のETHを買い増し
トム・リー氏が率いるビットマインは、過去1週間で400億円相当の仮想通貨イーサリアムを買い増ししたことを発表。現金についても1週間で約598億円に増加したと説明した。
06:45
ソラナ保有企業フォワード・インダストリーズ、10億ドルの自社株買いプログラム承認
仮想通貨ソラナを財務資産とするフォワード・インダストリーズが10億ドル規模の自社株買いプログラムを承認した。2027年9月まで有効で、同社のSOL戦略への確信を示すものとしている。
05:55
米上場セカンス、保有ビットコインから970BTC売却で債務削減 
株価大幅安 米ナスダック上場のIoT半導体メーカーのセカンス・コミュニケーションズは4日、保有ビットコインから970BTCを売却し転換社債の50%を償還したと発表した。7月7日…

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧