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ビットコインなど仮想通貨の値動き解明へ|寄稿:仮想NISHI

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

株・為替トレーダーでも分かる仮想通貨に

金融業界出身のクリプトアナリスト「仮想NISHI」が、株や為替の取引に欠かせない経済指標カレンダーの重要性とともに、ビットコインなど仮想通貨市場に影響し得る、クリプト指標の存在意義について解説。

「経済指標のカレンダー」に関して、株・為替の機関(プロ)投資家は、日々の業務の一環として必ずチェックしている。株価・為替市場などの値が大きく動きそうなタイミング・原因について、米Bloombergなどの経済メディアが「専用端末」などを通し、情報を提供するものだ。

3月26日、この経済指標カレンダーのクリプト版を国内最大級の仮想通貨メディアCoinPostが、無料かつスマホ対応「アプリ」として提供開始、大きな反響を呼んだ。クリプト指標はアプリにて閲覧が可能だ。

CoinPost公式アプリ

筆者自身、FinTech(フィンテック)化が進む現代にふさわしい、大きな一歩であったと感じている。

日本発の挑戦「クリプト指標」

今まで、株・為替の投資家が、仮想通貨の値動きの理由について、「根拠が明確でない」「独自の動きをしている」と評する向きが多かったのは、指標スケジュールとファンダ情報を整理・一元化し提供するメディアが世界に存在していなかったことが一因ではないかと考えている。

仮想通貨版の経済指標作成には、伝統的な金融指標では測りにくい「IT」という価格変動要因が存在するため、仮想通貨・ブロックチェーン技術に精通するメディアだからこそ、より適切な指標の提供を行うことができるのだ。

金商法施行により投資家保護が格段に向上

仮想通貨は今後、現物取引は資金決済法、証拠金取引は金融商品取引法が適用される。他の金融商品と同様、投資家保護、不公正取引の規制もより強固になる。取引がよりフェアになり安心して取引できることが予測される。

関連:速報 仮想通貨に係る改正資金決済法は「5月1日」施行=内閣府機関紙

仮想通貨の特徴として、機関投資家と個人投資家の「情報格差」が小さいということが挙げられる。日本の投資家は、国内にしか存在しない「クリプト指標カレンダー」を上手に活用し、世界のフィールドでより有利に立てるようになることを願いたい。

以下表にて、具体的に分かりやすく既存の経済指標カレンダーとクリプト指標カレンダーといった比較的特性が近いものを図にしてみたので、ぜひ参考にして頂ければ幸いである。

CoinPostでは、過去に経済指標にあるような大型カンファレンス、ハッシュレート、採掘難易度調整、SQ、Burn(バーン)等が実際の値動きに影響を及ぼした可能性について言及している。(関連記事:リンク先)

従来の経済指標 類するクリプト指標
政策決定会合 大型カンファレンス
雇用統計 ブロックチェーン求人指数
金融引締め 半減期
マネーサプライ減少 Burn(バーン)
鉱工業生産指数 ハッシュレート(採掘速度)
景気動向指数(一致) BTC採掘難度調整
景気動向指数(先行) 採掘難度調整予測
新設住宅着工統計 新規口座開設数
生産労働力人口 アクティブ口座数
メジャーSQ CME、BitMEX・SQ

クリプト指標では、この他、大手仮想通貨取引所の大型メンテナンス、ハードフォーク予測日情報などの価格変動に影響の高い情報も掲載。インデックス・相関指数など第二弾導入の準備も進んでいる。


ぜひ、株・為替トレーダーも、日本にしかないこの武器を活用して、世界と戦ってみてほしい。

寄稿者:仮想NISHI@Nishi8maru
「新しいお金。新しい世界。」を掲げる仮想通貨取引所TAOTAOのクリプトアナリスト。DECOCHARTやTASKALの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。
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