今週の動き
今週(4月20~25日)の重要ニュースを追っていく。
ビットコインの半減期が注目される中、仮想通貨EOSでは中華系ウォレットが突如閉鎖、55億円相当の持ち逃げ疑惑が発生。
そのほか、リップル社はYoutubeが詐欺を放置してるとして提訴、取引所バイナンスはマイニング事業を開始した。
国内では新規仮想通貨の取り扱いや、5月1日に施行の法改正を受けた取引所関連のニュースもあった。
また、各市場の騰落率や相場のニュースをまとめた記事は以下から閲覧できる。
4/20(月)| 政府の10万円給付ほか
仮想通貨市場が反応するニュースの種類は? 米ダラス連邦準備銀行が報告書
米ダラス連邦準備銀行が、規制関連のニュースに仮想通貨市場がどのように反応するかを調査した研究報告書を発表。(記事はこちら)
10万円一律給付 総務省が対象者や手続き方法を発表
総務省は20日、10万円の現金給付の申請手続きを発表。給付は、国籍を問わず、基準日となる4月27日時点で住民基本台帳に記載されている全ての人が対象となる。(記事はこちら)
仮想通貨カルダノ(ADA)の次期大型アップグレード CEOが詳細を説明
仮想通貨カルダノ(ADA)を開発するIOHKのチャールズ・ホスキンソンCEOは、第二段階であるアップグレード「シェリー(Shelley)」がどのように展開するか詳細に説明した。移行は二つの段階を踏むという。(記事はこちら)
半減期後の仮想通貨ビットコインSV、SBI Cryptoが採掘シェア急拡大
仮想通貨BitcoinSVのマイニングにおいて、SBIホールディングスの完全子会社SBI Cryptoが、急速にBSVのシェアを伸ばしていることが明らかに。過去7日間で11.5%から16.67%までシェアを急拡大させている。(記事はこちら)
4/21(火)| ビットコイン先物、難易度調整、EOSウォレットで被害か
米CFTC、新たなビットコイン先物提供を許可
米CFTC(商品先物取引委員会)が、仮想通貨取引所Bitnomialに対しライセンスを付与。ビットコイン先物およびオプション取引の提供を許可した。(記事はこちら)
仮想通貨ビットコイン難易度「+8.45%」で調整完了
仮想通貨ビットコインネットワークは21日、難易度調整を終え、2度連続して難化で調整された。前回比でプラス8.45%で確定した。(記事はこちら)
EOSの中華系ウォレットが突如閉鎖 55億円相当の持ち逃げ疑惑
EOS Ecosystem(イオスエコシステム)というEOS専用ウォレットが突如閉鎖、ウォレット運営者が5200万ドル(55億円)相当の資金を持ち逃げした可能性が浮上している。(記事はこちら)
4/22(水)| リップル社提訴、ネムはAMA実施
米リップル社、YouTubeを提訴 仮想通貨XRP関連詐欺で
米リップル社とCEOのBrad Garlinghouseが自身や仮想通貨XRPの所有者をターゲットとした詐欺行為をYoutubeが放置したとして、損害賠償を求める方針だ。(記事はこちら)
ネムのSymbol、2回目の日本向けAMAが終了
仮想通貨NEMやSymbolについて、日本向けの第二回コミュニティAMA(Ask Me Anything:なんでも聞いて)が開催された。今回のテーマは「Symbol」のローンチについて。(記事はこちら)
GMOコイン、アルト3銘柄を仮想通貨FXに追加
GMOコインは22日、仮想通貨FXサービスで新たにアルトコイン3銘柄の取扱い開始を発表した。
新たに追加した銘柄は、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)など。(記事はこちら)
取引所TAOTAO、法改正直後のレバレッジは据え置き
仮想通貨取引所TAOTAOは22日、レバレッジ取引倍率について、すぐに2倍に変更するものではなく、「変更する場合は、実施開始の2ヶ月前を目途にお知らせする」とした。(記事はこちら)
4/23(木)| テザーの影響レポ、BEAMはハードフォーク決定
USDT発行はBTCの「高騰に影響せず」 UCバークレー共同コラム
米名門大学UCバークレーとWarwickが、ステーブルコインの発行がビットコインなどの仮想通貨価格の上昇要因になっていないと結論づける研究コラムを発表。(記事はこちら)
ビーム(BEAM)、6月に二度目のハードフォーク
機密情報に配慮した仮想通貨ビーム(BEAM)は、今年6月28日前後に二回目のハードフォーク(分岐しないアップグレード)を予定する。ハードフォークの実行ブロック番号は777777と設定された。(記事はこちら)
リップル社、トヨタやBMW参加のMOBIへ加盟
リップル社のロゴと紹介情報がMOBI(モビリティ・オープン・ブロックチェーン・イニシアチブ)に新たに掲載されていることが確認された。(記事はこちら)
FXcoin、5月から日本でサービス開始へ、スワップ市場の開設も検討
FXcoinは23日、昨年末に認可された仮想通貨取引所の営業開始、及び新規口座開設申込み受付開始のお知らせを発表した。 (記事はこちら)
今年は『バーチャル会場』 仮想通貨XRPの注目イベントSwell
リップル社が主催する年次大型イベント「Swell」は2020年も開催予定。新型コロナを受け、今年は例年と異なり、バーチャルカンファレンスの形で行うという。(記事はこちら)
フォビジャパン、日本で独自仮想通貨を上場へ
日本取引所フォビジャパンが、独自通貨「Huobi Token(HT)」を5月以降日本で取扱う予定と発表した。(記事はこちら)
中国のスタバなどで「デジタル人民元」試用の可能性
中国地元ニュースによると、中国のマクドナルドやスターバックス、サブウェイなど19の小売企業が中国中央銀行が開発する『デジタル人民元』の試運転対象店舗として招待された。(記事はこちら)
4/24(金)| 半減期考察、BitMexが新商品
バイナンス、15の仮想通貨取引ペア廃止
バイナンスは、新たに15の仮想通貨(暗号資産)取引ペアの取り扱い廃止を発表。24日の21時に実行した。(記事はこちら)
ビットコイン半減期考察=Grayscale
ビットコインは来月に半減期を控え、投資家の関心が急速に高まっている。Google Trendsのデータからは、「Bitcoin halving(BTC半減期)」というワードの検索数が4月以降急増。(記事はこちら)
BitMEX、新たなイーサリアム先物を提供開始へ
BitMEXは、期限付きのイーサリアム(ETHUSD)クオント先物を5月5日から開始すると発表した。これまでは無期限のイーサリアム先物のみがあった。(記事はこちら)
4/25(土)| 南米でBTC、バイナンスがマイニング
世界のビットコイン関心度、「金から半減期」へ
ビットコイン半減期まで17日と迫る中で、BTC価格が7500ドルに回復したことを受け、半減期に関わるツイート量が急増。(記事はこちら)
アルゼンチンなど南米3ヶ国、BTC出来高が過去最高
P2Pビットコイン取引所「LocalBitcoins」が、アルゼンチン・ベネズエラ・チリの南米3ヶ国で、4月に過去最高の週間出来高を記録した。(記事はこちら)
ダッシュ:DASHプラットフォームv0.12を発表
Dash Core Groupは、EvonetにおけるDashプラットフォームv0.12のリリースを発表。新クレジットシステムの実装などが含まれている。(記事はこちら)
バイナンスがマイニングを始動へ 初BTCブロック生成を報告
バイナンスが、ビットコイン半減期を目前にマイニングプールを始動。CEOのCZが24日、バイナンスプールが初めてマイニングに成功したことを報告した。(記事はこちら)