WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ブロックチェーンは第四次産業革命の支柱」世界経済フォーラムがブロックチェーン業界の原則を起草

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界経済フォーラム、ブロックチェーン原則を発表

世界経済フォーラム(WEF)のグローバルブロックチェーン評議会が「分散化された未来を築く価値原則(Foundational Values for a Decentralized Future)」と題した文書を発表した。

法的拘束力はないものの、ブロックチェーン業界の理念として参照される文書となることを目指しており、すでに会計事務所のデロイトやイーサリアムの主要開発関連企業ConsenSysなど著名機関が署名済だ。

その前文では、以下のように述べている。

第四次産業革命の支柱であるブロックチェーンテクノロジーは、公共セクターと民間セクターを横断して抜本的に様々な事項を改善し、世界中でセキュリティ、説明責任、透明性を高めることに役立つ新しいビジネスモデルと管理モデルを実現する。

ただし、十分なガバナンスやユーザー保護なしで行われるイノベーションは、多くの場合、個人、企業、組織、社会全体にとって望ましくない結果につながる。

蒸気機関が発明された第一次産業革命、重工業への転換が起こった第二次産業革命、インターネットが誕生した第三次産業革命に引き続く、抜本的な変化をブロックチェーンは産業にもたらし得ると指摘しつつ、ガバナンスの必要性を訴えている。

このため、評議会はブロックチェーン参加者の権利が守られるためのベースラインとなる原則を起草した。

デベロッパー、政府、国際組織、企業、政策立案者などの関係者がこれらの理念を守り参照することを期待するという。ただ法的拘束力は持たず、原理としてそれぞれの参加者が自発的に署名するものだ。

ブロックチェーン原則の内容

評議会の起草した原則は、4つのカテゴリーに分類されている。

  1. 透明性とアクセス可能性
  2. プライバシーとセキュリティ
  3. 主体性と相互運用可能性
  4. 説明責任とガバナンス

「透明性とアクセス可能性」では、ユーザーがサービスシステムのルールや潜在的リスクなどを理解すること、「プライバシーとセキュリティ」では、ユーザーのデータが保護され、ユーザーがデータへのアクセス可非を選べること、国際的な技術基準によるセキュリティが提供されることなどが挙げられている。

「主体性と相互運用可能性」では、ユーザーが自分で秘密鍵を作成、管理、保管できることや、相互運用可能なシステム間でデータを転送することが取り上げられた。

「説明責任とガバナンス」に関して、ユーザーが必要に応じて、不正確、または不完全なデータを修正できることなどが記載されている。

署名者は、この原則に署名していることをウェブサイトに明記したり、ハッシュタグ#PresidioPrinciplesを使用して、原則をどのように実装しているかを示すこともできるという。

すでに、コロンビア政府、デロイトコンサルティングLLP、ConsenSys、Electric Coin Company(ジーキャッシュ関連企業)、CoinShares(仮想通貨ファンド)、国連の世界食糧計画など著名企業や公的機関も署名している。

参考:世界経済フォーラム

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/28 火曜日
17:12
ビットコイン需要、現物先物合算で12.7万BTC不足=アナリスト
クリプトクアントのアナリスト、ダークフォスト氏がビットコインの現物・先物需要を分析。合算需要は約12万7,000BTC相当のマイナスで、上昇再開には力不足と指摘した。過去の弱気相場との類似性や、注視すべき水準を解説する。
16:17
ブラックロック、クラリティー法を支持
ブラックロックがクラリティー法を支持する声明をPoliticoに提供したと同メディアが報じた。ゴールドマン・サックスやフィデリティ、チャールズ・シュワブに続く大手金融機関の支持表明で、法案審議の行方にも影響を与えるとみられる。
15:29
GateとBackpackが語る、日本市場に賭ける理由とは|WebX2026
WebX2026でGate JapanとBackpackの登壇者が語った、世界の取引所が日本に賭ける理由。資金決済法から金商法への移行、機関投資家需要、RWAトークン化まで「信頼」を軸に本音を紹介する。
13:40
ルミス米上院議員、クラリティー法案が北朝鮮ラザルス封じの鍵に
米ルミス上院議員は、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の不正資金対策条項が、北朝鮮ハッカー集団ラザルスの活動を封じる鍵になると主張する。財務省の新制裁権限や取引凍結の免責規定などにより、金融規制の抜け穴の利用を抑制できるとの考えを示した。
12:45
リキッドステーキングのリド、アップグレードを開始
仮想通貨イーサリアムのリキッドステーキングプロジェクトのリドは、主要インフラのアップグレードを開始。イーサリアムのバリデータ数を約3分の1減少できることなど内容を説明している。
12:05
サムスン電子、Galaxyスマホのウォレットでステーブルコイン導入の方針
サムスン電子はGalaxyスマホ「Samsung Wallet」にステーブルコインを導入する計画だと発表した。USDCを想定したデモを披露したが、対応銘柄や開始時期、地域は未定だ。
10:15
米クラリティー法案、上院規則の壁で8月成立は困難か=元米国政府関係者が分析
元米政府関係者は上院規則を踏まえ、仮想通貨市場構造法案クラリティー法の休会前成立が困難な理由と今後の展望を分析した。
09:40
資産トークン化の米セキュリタイズ、SEC登録の投資顧問に 
資産トークン化大手セキュリタイズは、子会社を通じてSEC登録投資顧問の資格を取得したと発表。既存事業と合わせ機関投資家のオンチェーン投資戦略を包括支援する体制を整えた。
08:15
米スポーツ用品大手ファナティクス、BGCから予測市場向け取引所と清算機関を取得へ
ファナティクスが米BGCグループから予測市場向けの取引所と清算機関を取得する契約を締結した。両社は市場データ分野でも提携し、個人投資家と機関投資家をつなぐ予測市場基盤の構築を目指す。
07:35
分散型ストレージのStorj、米国で破産申請
分散型ストレージサービスを提供するStorjは、自主的に米国でチャプターイレブンの適用を申請。仮想通貨STORJの価格は一時19%超下落した。
07:20
Ondo Finance、新執行レイヤー「Ondo Network」発表
Ondo Financeが新しい実行レイヤー「Ondo Network」を発表した。中央集権型取引所並みの速度とプライバシーを、検証可能でノンカストディアルな設計と両立させる狙いがあり、今後の関連アプリ拡大が注目される。
06:35
ビットマイン、先週9946ETHのイーサリアムを新規購入 5%目標の96%まで到達
米上場企業ビットマインが先週9,946ETHのイーサリアムを新規購入したと発表した。保有総額は1.9兆円に達し、5%目標到達度は96%となった。
05:55
米上院共和党、クラリティー法案の本会議入り急ぐ=報道
米上院共和党は今週、仮想通貨市場構造法案であるクラリティー法案の本会議審議入りに向け動き出す。60票の確保が課題となる中、ニューヨーク州司法長官は議会に規制強化を求める証言を提出した。
05:35
サークル、約1000件のIBMブロックチェーン特許を取得
ステーブルコイン大手サークルがIBMのブロックチェーン特許ポートフォリオを取得したと発表した。680件超の特許ファミリーを獲得し、米国内最大の保有企業となった。USDC等の基盤強化に活用する方針。
07/27 月曜日
21:25
ストラテジー、ビットコイン新規購入を再度見送り 新たに883億円調達
ビットコイン保有大手ストラテジーが7月20〜26日の週にもビットコインを新規購入せず、84.3万BTCの保有を維持したと発表した。同時に普通株式を5.4億ドル売却し、資金調達を続けている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧