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2020年、世界のアルト市場は過熱の様相 ビットコイン半減期の裏で

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2020年、世界のアルト市場は過熱の様相

イーサリアムブロックチェーン上で発行されるERC20トークンの総時価総額が初めて、イーサリアムの時価総額を上回った。

USDT(テザー)の台頭やDeFi関連(セクター)の銘柄の強い資金流入を背景に、時価総額ランキングで2位に位置するイーサリアム時価総額2兆8600億円を上回った。

ERC20トークン:時価総額ランキング

ビットコイン、イーサリアムと時価総額で3位以下に大差を付ける仮想通貨がある一方で、3位以下の時価総額ランキングも2017年のバブル当時とは様変わりした。テザーを中心としたステーブルコインの台頭や、中規模〜小規模の個別銘柄への資金流入も観測されている。2017年から詐欺などを経験した仮想通貨トレーダーの分析力の上昇もこれを後押しする。

2017年12月

2020年7月

具体的な時価総額(CoinMarketCap)で見ると、USDTが時価総額で3位に浮上したほか、Binance Coin(BNB)や、Crypto.com Coin(CRO)、Chainlink(LINK)、Tezos(XTZ)と、時価総額15位に限定しても4銘柄が新たにランクインした。

時価総額を掘り下げれば、2018年以降に台頭した仮想通貨の躍進が目立った。これらのプロジェクトは、資金調達等を行い開発を続けてきたもので、プロジェクトのローンチとともに通貨取引が開始された銘柄も多い。

中規模〜小規模銘柄の台頭

FTXの時価総額別インデックスでコロナショック後の価格推移を確認すると、基本チャートのビットコインに対して、小規模(赤)、中規模(オレンジ)時価総額のアルトコインの価格パフォーマンスが大幅に上回っており、上述した傾向を裏付けている。

特に7月以降は中規模(オレンジ)キャップの伸びが強まった。これを牽引したのが、ERC20トークンでもあるChainlink(LINK)だ。

coinlibのデータによればLINKが騰勢を強めた13日、米最大級の仮想通貨取引所コインベースの24時間出来高ランキングにおいて、米ドルからの流入先でビットコイン(BTC)を上回るなど、アルト市場の活性化が際立っている。

coinlib

一方、バブル期さながらの様相を呈すアルト市場は、投機マネーを伴う一時的な傾向である可能性も否めず、過熱感も警戒されるところだ。

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