はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日本企業の仮想通貨ウォレット「MoriX Wallet Card」はなぜ優れているのか、指紋認証導入の新商品を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MoriXの暗号資産ウォレット

暗号資産(仮想通貨)をどうやって管理するべきかは、常にユーザー(保有者)の議論の対象となってきた。利便性を取るか、安全性を取るかというトレードオフの関係に対し、その管理手段もさまざまなものが出現している。

例えば、暗号資産取引所に預けておくことは、最も簡単かつ利便性の高い手段の一つだが、ハッキングなど不正流出によって取引所から資産が盗まれるリスクもゼロではない。

現在でこそ金融庁や自主規制団体管轄の元で大きく整備されているものの、過去には国内大手取引所でホットウォレット(インターネットに接続して利用するウォレット)に保管された暗号資産を盗まれる事例が国内外で発生。金融庁が本腰を入れて対策に乗り出し、大幅な「規制強化」を図るとともに、仮想通貨交換業者も顧客の資産をコールドウォレット(オフラインで使用するウォレット)中心に管理するなどの対応を迫られた経緯がある。

コールドウォレットには、個人向けのデバイスも存在し、自分自身で仮想通貨の資産(秘密鍵)を管理することが出来る。コールドウォレットについては、海外製のものが多くみられる中、生体認証システムの開発等を行う国内企業の「MoriX(モリックス)」の製品が新たに登場した。

指紋認証付きのウォレット

指紋認証システムを開発・販売する株式会社MoriXのウォレットカード「MoriX Wallet Card」は、ネットワークに接続されていないコールドウォレットに当たる製品で、薄いカード型でありながら、一段上のセキュリティ対策として、MoriXのノウハウを活かした「指紋認証機能」を搭載する。

MoriX Wallet Card

ビットコインの価格上昇とともに資産額が増加したユーザーも少なくない。パスワード管理や情報漏洩など暗号資産におけるリスク管理の重要性が増すなか、スマホのアプリと連携することで、高い利便性とセキュリティを実現させている。

対応通貨

2020年11月時点の対応通貨は、以下の8種類。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ライトコイン(LTC)
  • ドージコイン(DOGE)
  • ダッシュ(DASH)
  • リップル(XRP)

今後、流通量の多いERC-20規格トークンにも対応予定としている。

MoriXとは

開発を行ったMoriXは、2005年に設立され、指紋認証関連開発を長年行ってきた技術力に定評のある企業。MoriXはクレジットカードなど金融カード向けの指紋認証カードを開発しており、指紋センサーをICカードに実装する技術の開発が、暗号資産ウォレットの開発へと繋がっている。

MoriXの久保田 守彦社長は、ウォレットのプレスリリースで以下のように語った。

ただ急成長する市場だからこその不安も顕在化しています。その1つが暗号資産の安全面です。ネットワーク上で多様な暗号資産を売買できる利便性がある一方で、ネットワークの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が相次いでいます。

このように、「暗号資産を保有する個人も、自ら資産を守るための対策が必要」との危機管理意識が、ウォレットカードの提供に繋がっているという。久保田社長がCoinPostに対して「MoriX Wallet Card」の魅力を語ったインタビューの特別編は、後日公開予定。

利便性とセキュリティを兼備

MoriXのウォレットカードは、セキュリティの高さだけでなく、カードに搭載された各機能が利便性を実現している。

セキュリティ点では、PCやスマートフォンの専用アプリとの連携に、BluetoothとUSBという2つの方法が用意されているが、ウォレットへのアクセスや送金を行う際には、必ず専用カードでの「指紋認証」を要求される。

薄いカード型であるため持ち運びに便利な形状であるが、雨天や水没に備え、水深1mの防水性能(防水・防塵 IP68取得)も獲得している。カードに備え付けられた小型ディスプレイで暗号資産ごとの残高を表示できるほか、QRコードを暗号資産の送金先に見せることで、カードだけで暗号資産を受け取る機能も備えている。

国内の企業であるため、トラブル時の対応が受けやすいこともメリットに挙がる。

MoriX Wallet Card 購入ページ

「MoriX Wallet Card」の価格は、2万7000円。

2020年8月より、AmazonのECサイトにて販売開始している。

MoriX Wallet Cardに関するお問い合わせ

メールアドレス:hiroshi.kataoka@morixjp.com

担当者:片岡 

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/16 土曜日
07:05
JPYC EXが大型アップデート、発行上限を1回100万円に変更
国内ステーブルコイン発行企業JPYC株式会社がJPYC EXの大型アップデートを実施。発行上限ルールを1日あたりから1回あたり100万円に変更し、KakaoとLINEが統合したKaiaチェーンへの対応も新たに開始した。
06:35
21SharesのHYPE現物ETF、過去最高出来高を記録 コインベースの提携発表が呼び水に
仮想通貨ハイパーリキッド(HYPE)関連ETFへの資金流入が加速。21SharesのETFが1日810万ドルの取引高を記録し、コインベースによるUSDCサポート拡大が市場の関心を集めている。
05:55
米大手取引所ICE・CME、ハイパーリキッド規制をCFTCに要請
米ICEとCMEが、匿名取引を可能にする仮想通貨デリバティブ取引所ハイパーリキッドについて、制裁回避や価格操作リスクを理由に米CFTCへの登録を求めていることが明らかになった。
05:00
ストラテジー、転換社債を約2200億円で買い戻し 負債圧縮へ
ストラテジーが2029年満期の無利息転換社債15億ドル分を約13.8億ドルで買い戻すことを米SECへのForm 8-Kで公表した。決済は5月19日を予定し、買い戻し後も同シリーズの残高は約15億ドルが残る。
05/15 金曜日
19:33
金融庁、仮想通貨仲介業の登録説明会を開催 6月上旬施行に向け解釈明確化へ
金融庁は15日、改正資金決済法で新設される仮想通貨・ステーブルコイン仲介業の登録事前説明会を開催。施行は2026年6月上旬の見込みで、「画面遷移の有無」は媒介判定の決定要素でないとの解釈も示された。
17:25
スペースX、5月中にもIPO目論見書を公開へ ビットコイン保有が初開示か=報道
スペースXが来週にもIPO目論見書を公開する見通し。8,285BTCのビットコイン保有が初めて公式開示される見込みで、仮想通貨市場への影響も注目される。
16:13
バイナンスリサーチ、2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達を予測 
バイナンス・リサーチが2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達の可能性を予測。オンボーディングやAI・ソーシャル層の統合が普及拡大の鍵と分析した。
14:00
AI悪用で深刻化する北朝鮮の金融業界サイバー攻撃、2025年被害額が前年比51%増に=レポート
クラウドストライクの最新レポートで、北朝鮮関連ハッカーが2025年に約20億ドル相当の仮想通貨を金融業界から窃取と判明した。AI活用やIT工作員潜入など手口も巧妙化している。
13:25
韓国最大手銀Hana、仮想通貨取引所Upbit運営会社に1000億円超出資 持分比率6.55%に
韓国大手のハナ銀行が、Upbit運営会社Dunamuの株式228万株を6億7000万ドルで取得した。ウォン建てステーブルコインのインフラ構築でも協力する方針で、韓国伝統金融の仮想通貨分野への関与が加速。
11:39
ファセット、ステーブルコイン決済基盤の強化に向け約80億円を調達 SBIグループら出資参加
ファセットがSBIグループらから約80億円のシリーズBを調達。ステーブルコイン決済インフラ「Fasset's Own Network」を軸に、125カ国の新興国市場での中小企業向け金融サービス拡大を加速する。
11:20
テザー社・トロン・TRM Labs、計700億円超の不法資産を凍結
テザー社は、同社とトロンとTRM Labsの共同イニシアチブが計700億円超の違法な資産を凍結したと発表。仮想通貨に関連する金融犯罪をターゲットにして規制上の協調を強化していると説明した。
10:58
日本発のNyx Foundation、AIエージェント専用イーサリアムレイヤー2「Eris」開発を開始
一般社団法人Nyx Foundationが、AIエージェント専用Ethereum Layer 2「Eris」の開発とAIコンペ「ASCON」のスポンサー募集を開始。DeFiセキュリティの公共財化を目指す。
10:05
DeFiデベロップメント2026年1~3月期決算、ソラナ保有拡大と転換社債買い戻しを報告
仮想通貨ソラナのトレジャリー企業DeFiデベロップメントが1~3月期決算を発表。1株当たりSOLが前年比で増加した。独自バリデータで高利回りを実現している。
09:44
JPモルガン、イーサリアムとアルトコインのビットコイン劣後「当面続く」と警告=報道
JPモルガンが5月14日のレポートでETH・アルトコインのビットコイン比較劣後を指摘。イーサリアムのDeFi TVLシェアは2025年初から63.5%→53%へ低下し、Glamsterdamアップグレードの効果を市場はまだ織り込んでいない。
09:25
コインベース、ハイパーリキッドでUSDCの利用促進へ
仮想通貨取引所コインベースは、ハイパーリキッドのステーブルコインUSDCの正式なトレジャリー・デプロイヤーになったことを発表。主要ステーブルコインとしてUSDCの利用を促進する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧