CoinPostで今最も読まれています

XRPレジャーの活用へ──リップル社、中銀デジタル通貨(CBDC)のシニアディレクターを募集

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

シニアディレクターを募集

米リップル社が、中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)に関する業務について、シニアディレクターを募集していることが分かった。

世界の中銀を対象にした戦略やパートナーシップ、プロジェクトを指揮できるリーダーを募集。最初はXRPレジャーでCBDCを発行するイニシアティブに注力してもらうとしている。

リップル社については今月、Brad Garlinghouse CEOが「中銀がステーブルコイン(デジタル通貨)発行のためのオープンソース技術として、XRPレジャーに注目していることは承知している」と発言。

XRPレジャーはオープンソースのため、必ずしも同社が関与する必要はないとした上で、「いくつかの銀行と対話を行い、XRPレジャーの専門家として助けになるよう努めている。これはXRPコミュニティにとっては良いことだと考えてる」と語った。

関連:リップル社CEO、中央銀行がデジタル通貨発行にXRPレジャーを検討と発言

今回募集しているシニアディレクターには、リップル社の戦略を主導し、中銀との関係構築や教育を行うよう求めている。プロジェクトを進めるために、中銀と良好な関係を維持できるようにすることも重要な役割だとした。

募集にあたっては企業へのセールスや顧客担当において10年以上の経験があることを要件に挙げており、大手金融機関や中銀らを対象にしたグローバルなセールス経験があることを強く要望。中銀幹部や影響力を持つ人物との強いネットワークがあることも望むとしている。

リップル社とCBDC

先月開催されたリップル社の「Swell2020」では、CBDCもトピックにも取り上げた。欧州中央銀行(ECB)の一般市場部門ディレクターと米連邦準備理事会(FRB)ペイメント部門の担当者、世界経済フォーラム(WEF)のブロックチェーン・デジタルアセット・データポリシー責任者が意見を語っている。

またリップル社で企業戦略やオペレーションを担当する吉川絵美氏は今年8月、CBDCやステーブルコインについて、「ブリッジ通貨としてのXRPは競合ではなく補完的な関係にあり、お互いにデジタルであることによって、さらに相乗効果が生まれると考えている」との見解を示した。

関連:リップル社事業説明会、仮想通貨XRPのニーズと日本市場の戦略が明らかに

参考:リップル社

最新の市況記事を公開しました:「イーサリアム・XRP、年間騰落率でビットコイン超え──高騰要因は? 」

イーサリアム・XRP、年間騰落率でビットコイン超え──高騰要因は?
21日からの3連休、仮想通貨市場はアルトコイン市場が騰勢を強め、時価総額が2兆円を突破した。対円相場でイーサリアム(ETH)が6万円、XRP(リップル)が60円台に乗り、年間騰落率でビットコイン(BTC)のパフォーマンスを上回るなど、投資家のリスク選好地合いも強まりつつある。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/29 金曜日
07:20
アバランチ財団「Codebase」、最初の支援プロジェクト15社を選出
アバランチではすでに「Colony Lab」という分散型アクセラレーターが活動しているが、今回Codebaseと連携し支援対象への資金提供を拡大し、1プロジェクトにつき、100万ドルを超える金額を提供する可能性がある。
06:45
Bitwiseとフィデリティ、イーサリアム現物ETFの上場申請行う
イーサリアムETFが現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け大幅に後退している。1月には70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
05:50
Bybit、ソラナミームコイン「POPCAT」の永久先物提供
ソラナの仮想通貨ミームコインへの需要は未だ高い。代表的な犬系ミームコイン「WIF」は29日過去最高値を更新し、前日比で20%上昇している。
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。
05:50
SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
重要指標
一覧
新着指標
一覧