はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 比較 WebX
CoinPostで今最も読まれています

4/5(木)|仮想通貨市場は依然として不安定、関連銘柄に上昇傾向も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
仮想通貨全体の相場はまだまだ足元不安定。70万円台のサポートラインで反発を見せ、一時的に上昇を見せてはいるものの、週末の動きを含めて引き続き予断を許さない状況です。マネックスによるコインチェック買収ニュースの動向も、引き続き大きな注目を浴びています。
日米株価市場
米中の貿易摩擦リスクが低下した事で、日米株式市場ともに上昇。NY市場の寄り付き直後、NYダウは一時500ドル安の展開もありましたが、そこから700ドル上昇し、結局230ドル高で引けた他、日経平均も325円高で引けました。

仮想通貨市場

依然として下降トレンドが続いておりますが、本日午前には70万円台のサポートラインで反発、一時的に上昇している状態になっています。

この反発で、一定の買い圧力はあるものの、レジスタンスラインを上抜けする勢いまでには及ばないように見られ、上昇ウェッジを形成しながら下降トレンドへ向かっていく可能性が懸念されるようなチャートとなっています。

短期トレードでは、上昇ウェッジを形成すればそのタイミングが売りのポイントの一つと見る投資家がある一定数いるかもしれません。

75万円〜77万円でH&S(ヘッドアンドショルダー・三尊)形成後、再び70万円後半付近のサポートラインまで下がる可能性が考えられ、勢いにもよりますがそのまま上目線で推移して行くことを期待したいところです。

約4ヵ月の期間をかけて大きな調整が行われていると思われることから、長期間にわたる下降トレンドもそろそろ上昇トレンドに切り替わることが望まれています。

しかし、ビットコインを初めとする仮想通貨全体の相場はまだまだ不安定であり、些細な出来事で大きな影響を与えることが多く見られますので、今週末の相場にも注意を払っていきたいところです。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

注目の「マネックスグループ(8698)」は10.31%安と大幅下落となり、3連騰はならず。

マネックスGによるコインチェックの買収が確実な情勢となり、明日6日に公式発表があることが改めて報じられたことによる目先材料出尽くしに加え、交渉内容および(同社が抱える訴訟リスクや金融庁認可登録の確実性など)先行き不透明感も残ることから、短期筋の利確売りや機関の空売りなどに押し込まれた可能性も考えられます。

その他の銘柄では、「オウケイウェイヴ(3808)」がストップ高、低時価総額の”dAppsゲーム”関連としてゲーセクでマークされている「アクセルマーク(3624)」が増担保規制を跳ね除けて7.89%高するなど、騰勢を強めています。

仮想通貨市場の低迷期が続いたことで、株式市場からも流入していた投機目的の短期資金が抜けつつある中、仮想通貨関連株における好材料が目立ち始めたことにより、セクター全体が再び動意付いているようにも見受けられます。

オウケイウェイヴは、4月4日大引け後に業績修正を発表。

連結子会社のOKfincが”ブロックチェーンの開発案件”を受注、通期営業益予想を3億円→10億円に大幅上方修正、今期経常を3.5倍上方修正・最高益予想を上乗せするなど、強気の見通しが好感されました。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄の最新情報一覧は、以下の記事を参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

コインチェックがマネックスの出資受け入れ|営業再開に向けて尽力
コインチェックがマネックスグループからの出資を受け入れる方針を固めた、と日経新聞が報じました。2度に渡って業務改善命令を受けたみなし事業者のコインチェックが認可を得ることが出来るか注目が集まっています。
仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ:24,264.30(+230.94)
  • NASDAQ:7,042.11(+100.83)
  • S&P500:2,644.69(+30.24)

日本時間4月5日(米国時間4日)に引けたNY市場は、主要三指数揃って上昇しました。

寄り付き直後は、米中貿易懸念に関連した中国による報復関税措置の報道を受けて、一時ダウは500ドルを超えて下落する場面もありましたが、国家経済会議(NEC)のクドロー氏が「中国に対する課税措置を発動しない可能性がある」と発言した事が伝わると、買い戻しが入り、結局230ドル高で引けました。

日中最安値から700ドル以上も上昇した事になり、NASDAQも7000ドル台を回復しました。

個別で見ると、マイクロソフト、IBMなどのハイテク銘柄や、ナイキ、ホーム・デポ、コカ・コーラなどがダウを牽引した一方で、ボーイング、シスコシステムズ、シェブロンなどが足を引っ張りました。

その他、今回の上昇で米国長期債利回りも2.8%台に再び上昇しました。

東京市場

  • 日経平均:21,645.42(+325.87)
  • TOPIX:1,724.61(+18.48)
  • マザーズ:1,190.88(+8.71)

4月5日の東京市場は主要三指数揃って上昇。

NYの流れを受けて、東京市場でも米中貿易摩擦懸念が後退した事が支援材料となった他、ドル円が107円台を回復した事も好材料になった事で、日経平均は一時400円を超えて上昇する場面もあり、結局325円高で取引を終えました。

個別で見ると、ファーストリテイリング、テルモ、ダイキン工業などが日経平均を牽引していた一方で、ソフトバンク、住友金属鉱山、ユニファミリーマート・HDなどが足を引っ張りました。

VIX指数及び、日経VIも低下しており、ややリスク後退感が広がっている株式市場。

このムードが継続できるかどうか、米中の貿易摩擦の報道に一喜一憂する展開が続きます。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場の追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧