はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Crypto.comがDeFiサービスへの預け入れ機能をリリース、Compoundを統合

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Crypto.comがDeFi Earnをリリース

仮想通貨決済サービスを提供しているCrypto.comが、自社のDeFi対応ウォレット内で利用できるDeFi(分散型金融)サービス、「DeFi Earn」のローンチを発表した。これによりユーザーは、Crypto.comのウォレットからDeFiサービスにアクセスし、自身の資産の管理権を保有したまま、スマートコントラクトに資産を預け入れ、金利を獲得することができる。

この新サービスの最初の統合先として、Crypto.comはDeFiレンディングプロトコルCompoundを選択。今後は、利用できるDeFiプロダクトを増やしていく予定だという。

DeFi Earnの詳細

現段階では、ユーザーはDeFi Earnを介して、BAT、COMP、DAI、 ETH、 UNI、 USDC、 USDT、 WBTCおよびZRXの9種類のトークンをCompoundに預け入れることが可能だ。預けたトークンには、Compound上でAPY(Annual Percentage Yield/金利)が発生する。預け入れの必要最少額は設けられておらず、預け入れたトークンも発生した金利も、いつでも引き出すことが可能だ。引き出す際、金利の0.5%をサービス手数料としてCrypto.comに支払う必要がある。

DeFi Earnでは、Crypto.comのDeFi対応ウォレットアプリから、ボタンをタップするだけでトークンの預け入れおよび引き出しが可能だ。また、金利も一目で分かるように表示されている。Compoundでは、トークン預け入れと引き換えにcトークンという債券のようなものが発行されているが、DeFi Earnではこのコンセプトが簡略化されており、複雑さが軽減されている。

金利を表示しているCrypto.comのDeFiウォレット

出典:Crypto.com

DeFi Earnでは、Compoundで流動性供給の報酬として提供されているガバナンストークン「COMP」の受け取りもサポートされている。COMPは預け入れた資産量に応じて配布され、0.001COMP(約15円)以上から受け取り可能だ。

今回のローンチに関して、Crypto.comのCEO、Kris Marszalek氏は、Twitterで以下のコメントを出した。

自身の暗号資産の管理権を失わずに金利を得られることは、DeFiの重要な価値の一つだ。利用できる資産を増やし、より良い利回りを提供できるよう、引き続きDeFi Earnの改良を急速に進めていくつもりだ。

Crypto.comは、2020年のDeFi流行を受け、DeFi分野の開発に注力している。DeFi Earnのローンチに先立ち、11月には同ウォレットから利用可能な「DeFi Swap」というDeFiトークン交換機能もリリースした。この機能では、ウォレット内で直接、Crypto.comのネイティブトークンCROを含むERC-20トークンおよびETHの交換が可能だ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12:54
メタプラネット、1,005BTC追加購入 ビットコイン保有量は上場企業5位に
156億円分を追加購入 株式会社メタプラネットは6月30日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、1,005BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,…
12:16
暗号資産とは何か?広がりと注目の背景を初心者向けに解説
ビットコインや暗号資産はなぜ今、国家や企業から注目されているのか?世界的な広がりとその背景を、初心者にもわかりやすく解説します。
11:30
仮想通貨にまつわる5つの誤解|“しくみ”と考え方を整理する
仮想通貨に対する5つの誤解を、初心者向けにわかりやすく解説。簡単な答えと詳細な背景で正しい理解をサポートします。
11:21
堅調推移のビットコイン過去最高値に迫る、米株指数上昇で強気ムード継続
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+1.1%の1BTC=108,590ドルに。 過去最高値は、今年5月に記録した112,000ドル。 先…
09:23
米タイム誌『最も影響力のある企業100選』にコインベース、仮想通貨業界の政策牽引で選出
米TIME誌が発表した「最も影響力のある企業100選」に米国の仮想通貨取引所最大手であるコインベースが選出された。株価は先週最高値を更新した。
06/29 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルによるSEC相手の控訴取り下げやソラナ財務企業の株価暴落など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:28
BTCイールドとは?一株あたりのビットコイン量で企業価値を測る理由
BTCイールドはマイクロストラテジーが提唱し、メタプラネットも採用する“一株あたりのビットコイン保有量”で企業価値を捉える新指標。株式希薄化リスクやメリット、実際の数値をわかりやすく解説します。
11:30
ビットコイン下降チャネル上限届かず、PCE発表控え押し目形成の可能性に注意|bitbankアナリスト寄稿
今週の週次レポート 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週の暗号資産(仮想通貨)ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン・オン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メキシコ大富豪のBTC価格上昇予測に高い関心
今週はメキシコ大富豪のビットコイン価格上昇予測、米テキサス州のビットコイン準備金設立法案成立、金融庁の仮想通貨規制審議に関するニュースが最も関心を集めた。
06/28 土曜日
14:00
仮想通貨配分を4割まで推奨、米著名金融アドバイザー「従来60-40モデルは時代遅れ」と見解
著名金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は最新見解で仮想通貨ポートフォリオ配分を従来の1%から最大40%へ大幅引き上げを推奨。
13:15
米上場Genius Group、ビットコイン買い増し構想 勝訴した際の損害賠償で
NYSE上場のGenius Groupが、訴訟勝利の場合に得られる推定10億ドルの50%をビットコイン購入に充当する計画を発表した。昨年よりビットコイン財務戦略を採用している。
11:26
イーサリアム取引量史上3位、価格低迷でもネットワーク急増
イーサリアムが6月25日に175万件の取引を記録し史上3位を達成。価格は低迷するもネットワーク活動は活発化、従来のアルトシーズン理論に変化の兆しになるか。
10:25
イスラエル当局、仮想通貨報酬によるスパイ容疑で3人逮捕=レポート
イスラエル当局がイラン諜報機関の工作員3人を逮捕。仮想通貨で報酬を受け取り、9000万ドル被害のノビテックス攻撃との時期的関連が注目されている。
09:45
ポリマーケットの評価額10億ドルに達する見込み USDCにも恩恵か=コインベース
分散型予測市場ポリマーケットが2億ドル資金調達しユニコーン企業になる見込みだ。コインベースは、ポリマーケットの台頭はステーブルコインUSDCにも恩恵になると分析している。
08:50
ストラテジー株トークンなど主要銘柄、Gemini EU向株式サービス開始
仮想通貨取引所Geminiが欧州連合でトークン化株式サービスを開始。マイケル・セイラーのストラテジー株を皮切りに、24時間365日取引可能な新金融サービスを提供する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧