はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米Galaxy Digital、仮想通貨イーサリアムの投資信託を3種類提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムのファンド提供へ

米暗号資産(仮想通貨)投資企業Galaxy Digitalが、2月15日からイーサリアム(ETH)の価格に連動した3種類の投資信託の提供を開始することが分かった。

時価総額が増加し続けていること、またDeFi(分散型金融)の需要が高まっていることなどから、同社はETHの可能性を高く評価。適格投資家を対象にETHへのエクスポージャーを提供する。

ビットコイン(BTC)推進派として知られる同社のマイケル・ノボグラッツCEOは以前から、ETHの可能性も評価している。ETHの共同創設者であるジョセフ・ルービン氏と大学時代から親交を持っており、ルービン氏のETHに対する情熱を知るうちに将来性を感じたとし、ローンチされたばかりのETHを購入した。

関連Galaxy DigitalノボグラッツCEOは、なぜ最初期にETHやBTCを購入出来たのか

今回の投資信託はETHのパフォーマンスに投資を行うインデックスファンドで、米ブルームバーグが提供する指標「Bloomberg Galaxy Ethereum Index」に基づいて運用される。カストディはウィンクルボス兄弟が経営する仮想通貨企業Geminiが担当するという。

提供されるのは「Galaxy Ethereum Fund」と、このファンドと手数料や償還などのルールが異なる「GALAXY INSTITUTIONAL ETHEREUM FUND」。後者のファンドは米国内海外向けで2種類提供する計画で、ETHの投資信託を合計3種類提供することになる。

CoinPostが提携する仮想通貨メディアTheBlockによると、Galaxy DigitalはETHは成長が見込める資産と見ている。「ETHへ投資することは、IT企業の初期の成長株を組み合わせたバスケットに投資することに似ており、スマートコントラクトや分散型アプリケーション(dApps)といった次世代の技術に投資することを可能にする」とした。

同社の資産運用部門「Galaxy Digital Capital Management(GDCM)」の運用額は、2020年12月末時点で8億ドル(超840億円)超に上る。

CMEは先物取引を提供

ETHについては、米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が来月8日から先物取引を開始することを発表。

CMEはすでに2017年よりBTC先物取引を開始しており、12月時点で先物取引の建玉が10億ドル(約1000億円)を超えるほど市場規模を拡大している。

好調な取引データは2020年に高まった機関投資家の需要を反映しており、CMEは「BTC先物とオプション取引の成功事例に基づいて、ETH先物取引を2月に追加する」と説明している。

関連米CME、イーサリアム先物を来年開始へ

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/15 火曜日
17:27
スタンダードチャータード、ビットコイン・イーサリアム現物取引を開始
英国系大手銀行スタンダードチャータードが7月15日、機関投資家向けビットコイン・イーサリアム現物取引サービスを開始。世界初のG-SIBsによる暗号資産現物取引として注目。FCA登録済みで安全な取引環境を提供する。
13:50
米議会で「仮想通貨週間」開始、GENIUS法案など3つの主要法案を集中審議
米議会で仮想通貨週間が始まり、GENIUS法案、CLARITY法案、反CBDC監視国家法案の3つの主要法案が審議される。ステーブルコイン規制や仮想通貨の監督体制確立に向けた重要な1週間となると期待されており、業界も支援に力を入れている。
13:25
古参ビットコイン大口保有者、3000億円相当売却開始か=オンチェーンデータ
2011年のソロマイナーとみられる8万BTC保有の大口投資家が、ギャラクシー・デジタル経由で約3000億円相当のビットコイン売却を開始。バイビットとバイナンスにも直接入金。ビットコインが3%急落。
12:11
ビットコイン12万ドルを超えて上昇一服、永久先物・現物価格差が示す市場心理は?
仮想通貨ビットコインが12万ドルを突破後に上昇が一服する中、バイナンスの永久先物・現物価格差分析から市場心理を読み解く。現在は現物価格が先物価格を上回るマイナス圏で推移しており、デリバティブ市場での過度な投機熱狂は限定的。過去データでは同指標のプラス転換時に大幅上昇を記録しており、本格的な強気相場熱狂段階への転換点として注目される。
12:00
新潟県三条市、官民共同NFTの発行で関係人口創出へ
新潟県三条市が官民共同NFT発行プロジェクトを推進。民間発行の「匠の守護者」NFTにデジタル市民証機能を付与し、デジタル市長選も計画。3年間で2,000人の関係人口創出を目指す。
11:40
ナスダック上場企業Sonnet、ハイパーリキッド(HYPE)財務戦略で新会社設立へ
米ナスダック上場バイオテクノロジー企業Sonnetが仮想通貨ハイパーリキッド(HYPE)財務戦略で新企業Hyperliquid Strategiesを設立する。企業価値は1,310億円と推定される。
11:20
強気相場とリスクが交錯、ビットコイン12万ドル到達後の市場展望=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインが12万ドルを突破したが、クリプトクアントとグラスノードの分析によると市場はまだ強気相場の準備段階。デリバティブと現物の価格差が縮小傾向を示す。
10:25
「イーサリアムは1万ドル到達の可能性」投資会社創設者
EMJ Capitalの創設者Eric Jackson氏は、仮想通貨イーサリアムの価格は1万ドルに到達すると分析。その根拠を説明し、強気ケースの価格予想も投稿した。
09:35
仮想通貨カストディへの規制緩和、FRB・FDIC・OCCが対応指針を明確化
米連邦準備制度理事会、預金保険公社、通貨監督庁が銀行がビットコインなど仮想通貨を保管することについて共同声明を発表した。暗号鍵管理やリスク評価など要件を明確化している。
09:05
バーンスタインのビットコイン価格予測 2026年に20万ドル、長期的強気相場を想定
米投資銀行バーンスタインが仮想通貨ビットコイン20万ドル予測を維持し、機関投資家主導の長引く強気相場を予想。規制整備とETF拡大で仮想通貨市場が本格成長期入りと分析。
08:45
ビットコイン12万ドル突破、米規制緩和を追い風に更なる上昇を伺う|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは急騰を続けており、7月14日には史上最高値を更新する12万ドルを突破した。背景には、米国下院による「仮想通貨週間」の開始に先立ち、米金融当局が銀行による仮想通貨保有を容認する規制緩和を発表したことがある。
07:45
グレースケール、IPO申請を米SECに提出
仮想通貨資産運用大手グレースケールが米証券取引委員会にIPO申請を秘密裏に提出。株式数や価格帯は未定、市場環境次第で上場時期が変動する可能性。
07:25
ビットコイン、時価総額で一時アマゾン抜く
仮想通貨ビットコインの時価総額が一時アマゾンを抜き、金融資産の5位になったことが注目を集めている。ビットコインの価格は最近、史上最高値を更新して上昇基調にある。
06:50
コインベース株価、史上最高値更新で時価総額1000億ドル突破
米最大仮想通貨取引所コインベースの株価が月曜日に史上最高値を更新し、時価総額が初めて1000億ドルを突破。過去1カ月で50%上昇し、ビットコインのATH更新や米規制環境改善が追い風に。
06:25
バンガード、ETF運用でストラテジー最大株主に
仮想通貨を「未成熟な資産クラス」と批判する米資産運用大手バンガードが、ビットコイン投資企業ストラテジーの最大株主に。パッシブ運用戦略で2,000万株、93億ドルに相当。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧