WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NEM(ネム)、Symbolローンチに向けて分散化への思いを語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ネムが分散化についてブログを公開

3月に新チェーンSymbolのローンチを控えているネム(NEM)が、自身のブログにて、ネムエコシステムにおける分散化の重要性、ならびに分散化への取り組みについて語った。記事内では、ネムの分散化を推進する組織「NEMTUS(ネムタス)」や、投票の仕組みについて解説されている。

ネムの分散性

ネムが開発を行うNISチェーン(NEM)および新チェーンSymbolは、分散型のパブリックチェーンとして機能している。要するに、単一の管理者または管理組織が存在せず、代わりに複数のノードがチェーンを稼働し、セキュリティを維持している。そのため、ネムエコシステム内には、単一障害点が存在していない。チェーンの利用はもちろん、個人であろうと組織であろうと、誰でもノードの運営が可能だ。

このような仕組みから、ネムに限らずパブリックチェーンでは、エコシステムの健全性を維持するには、コミュニティの参加が不可欠であると考えられている。NEMおよびSymbol両チェーンでは、コンセンサスおよび報酬システムに経済的インセンティブを含むことにより、ユーザーのノード運営、ならびにネットワークの利用および維持を促している。

NEMTUS

NEMの分散性およびコミュニティ基盤の運営を象徴する組織が「NEMTUS」だ。NEMTUSとは、教育および認知活動を通じて、日本でネムの普及や発展を促進するNPO法人であり、ネムコミュニティから派生している。ネムエコシステム自体が分散的な構造になっているため、いかなる中央集権型組織の干渉も受けずに、エコシステム内の他の組織からは独立して設立されている。

Symbolブロックチェーンの負荷テストを2回にわたって実施。1回目の負荷テストでは、特殊なトランザクションの送信によって生じる重要な問題点が判明し、その報告によって改善が施された。2回目のテストでは、いくつかの不具合が見つかったものの、ローンチに関わる致命的なバグは検出されなかった。

Symbolローンチに関しては、NEMTUS以外にもコミュニティが重要な役割を果たしており、ストレステストでいくつかの問題が発見された際には、コミュニティ投票でスナップショット日(SymbolのXYMトークンを受け取る権利確定日)が変更されている。

またNEMTUSは、コミュニティ活動の一環として、ネムのブロックチェーン技術を活用した、東日本大震災10年記念復興支援プロジェクトを開催する予定だ。具体的には、XEMおよび日本円での寄付募集、募金額に連動したブロックチェーンアート作成、および揮毫(毛筆で言葉や文章を書くこと)作品をブロックチェーンに刻むイベントが計画されている。

募金に関しては、NEMが国境などの地理的制限を受けずに利用できるパブリックチェーンであるという特徴を活かし、日本のみならず世界中から寄付を募るという。このプロジェクトを通じて復興を促進するとともに、NEMというブロックチェーンが世の中に良い形で浸透していってほしいと、NEMTUSは述べている。

関連:仮想通貨ネムの新チェーンSymbol、負荷テスト結果をNEMTUSが報告

関連:仮想通貨ネムの新チェーンSymbol、権利確定日時が延期へ

コミュニティ投票

NEMブロックチェーンでは、エコシステムの分散化推進を目的として、コミュニティが参加できるオンチェーン投票システムが導入されている。この投票システムでは、PoI(Proof-of-Importance)メカニズムに基づき、各アカウントが持つ重要度(Importance Score)により、票の重みが変更される。これまでに以下の案件が、コミュニティ投票により決定されてきた。

  • Symbolブロックチェーンのトークノミクス(トークン経済)
  • Symbolローンチにおけるトークン移行方法
  • Symbolローンチが初期の予定日に間に合わないと発覚した際のスナップショット日移行可否
  • ネットワーク使用料
  • トークノミクスのアップデート
  • 投資会社の設立および非営利団体のプロフェッショナル化

関連:仮想通貨NEMのカタパルト、新ブランドは「Symbol」に|コミュニティ投票で可決

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
15:09
韓国金融委、マーケットメイク制度を検討 取引所規律でJPYCの急騰に言及
韓国金融委員会の幹部は28日、仮想通貨市場へのマーケットメイク制度導入を検討する考えを示した。現行法では禁止されており、第2段階の立法で扱う見通しだ。アップビットでのJPYC上場時の価格急変動を例に、取引所への公的規律の導入にも言及した。
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
09:42
ハッキング受けたビットゲット、出金を段階的に再開|セキュリティを強化
仮想通貨取引所ビットゲットが不正流出被害後、出金を段階的に再開している。攻撃経路の特定やセキュリティ強化策についても報告した。
08:25
Japan Smart Chainが改称、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換
AltX Research株式会社は「Japan Smart Chain」をMIZUHIKIに改称し、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換すると発表した。メインネットも公開し、複数自治体で給付金基盤のPOCが決定した。
08:10
シティとコインベース、決済事業で協業拡大
金融大手シティと仮想通貨取引所コインベースは、決済事業の協業拡大を発表。ステーブルコインと法定通貨の両替を自動化する機能を提供することなどを説明した。
08:05
Bybit、フランクリン発行のトークン化ファンドを機関担保資産に採用
バイビットとフランクリン・テンプルトンが戦略的提携を発表した。機関投資家はフランクリン発行のトークン化ファンド株式をBybitの取引担保資産として活用できるようになる。
06:55
デファイ・デベロップメント、ソラナ保有量254万に到達 6週で約10%増加
デファイ・デベロップメントは9月28日、仮想通貨ソラナ保有量が253万8010SOLに達したと発表した。8月12日の決算発表以降、6週間で約10%増加している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧