仮想通貨Avalanche、DeFiの報酬プログラム実施へ 第一弾はAaveとCurveが対象

アバランチのインセンティブプログラム

暗号資産(仮想通貨)アバランチ(Avalanche:AVAX)のエコシステムをサポートするアバランチ財団は18日、DeFi(分散型金融)の流動性マイニングをするユーザーを対象に、インセンティブプログラム「Avalanche Rush」を実施することを発表した。

経済的なインセンティブを与えて、アバランチのエコシステムにDeFiのユーザーやプロジェクト、仮想通貨を呼び込むことが目的。このプログラムには1.8億ドル(約197億円)が用意されている。まずは第一弾として、レンディングプラットフォーム「Aave」とステーブルコイン同士の交換が行えるプラットフォーム「Curve」を対象にするという。

流動性マイニングとは

イールドファーミングを行う人達を惹き付けるため、流動性提供の対価として利息の他にガバナンストークンが付与されることを指す。

イールドファーミングは、DeFi上で仮想通貨を預けて流動性を提供することにより利益を得ること。

▶️仮想通貨用語集

アバランチのブロックチェーンは、他の多くのブロックチェーンと比べ、処理が速いという特徴を持つ。DeFiのハブになることも目指しており、先月末には異なるブロックチェーン同士をつなげる新しいブリッジをローンチしたことを発表した。

関連高速ブロックチェーンAvalanche、新たなブリッジをローンチ DeFiのユースケース拡大へ

プログラムの第一弾は近く開始される予定で、期間は3カ月を予定する。流動性マイニングに対するインセンティブとしてAVAXが付与される仕組みで、Aaveのユーザーには最大で2,000万ドル相当(約21億円)、Curveのユーザーには最大700万ドル相当(約7.6億円)のAVAXが配分される。

プログラムの第二弾ではさらに配分が追加される予定で、他のプラットフォームを対象に含めることも計画しているという。

DeFiのユースケースを推進

アバランチ財団はDeFi領域を強化して、アクセスしやすく、低コストで利用できるエコシステムを作ろうと取り組んでいる。今回のインセンティブプログラムは、財団の取り組みをサポートするものだ。

「Curve Finance」のMichael Egorov最高経営責任者(CEO)はアバランチについて、以下のようにコメントしている。

 

DeFiの人気が高まり、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンの利用も増加して、全ての取引を処理するためにレイヤー2ソリューションなどの活用が重要視されるようになった。

 

アバランチはコンセンサスが分散されていることや処理能力が高いこと、手数料が安いという特徴があり、我々はユーザーに素晴らしい体験を提供してくれると考えている。

また、アバランチ財団のEmin Gün Sirerディレクターは以下のように述べた。

 

今回のインセンティブプログラムは、アバランチのパワーを証明する良い機会になるだろう。

 

AaveやCurveと協力し、DeFiのユーザーが興奮するような相乗効果を生み出したい。

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