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Polygon(MATIC)がネットワーク手数料引き上げへ スパム取引対策で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Matic Networkのガス代引き上げ

Polygon(MATIC)は5日、ガス代(手数料)の最低価格を1Gweiから30Gweiまで引き上げることを発表した。ネットワーク内のスパム取引の数を減らすためとしている。

Gwei(ギガウェイ)は、トランザクション手数料を示す「ガス代」を表すのに使われる単位で、1Gweiは0.000000001 イーサリアム(ETH)に相当する。

Gwei(ギガウェイ)とは

イーサリアムブロックチェーン上で特定の操作を実行するために必要な演算量を測る単位。ガス代(手数料)の単位としてよく用いられている。1Gweiは0.000000001 イーサリアム(ETH)に相当する。

▶️仮想通貨用語集

ポリゴンのネットワークでは今年6月、誰かが自分自身に0MATICを何度も繰り返し送信するというスパム取引が発生。ネットワークが混雑する状況が観測されていた。

ポリゴンはイーサリアムのレイヤー2ソリューションであり、ガス代高騰問題などを解消するための開発者向けフレームワークである。取引手数料の安さがユーザーにとって利点の一つとなっているが、結果的に不正取引を行うコストも安くなってしまうという問題があった。

レイヤー2(L2)とは

「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンに書き込むと負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。そこで、取引履歴の一部をオフチェーンやサイドチェーンに記載するようにすることでメインチェーンへの負荷軽減や処理速度向上を期待することができる。

▶️仮想通貨用語集

NFT市場支える、ポリゴンネットワーク

ポリゴンは、NFT(非代替性トークン)の最大手マーケットプレイスOpenSeaにも統合されており、そのネットワーク上で取引されるNFT(デジタル資産)は大幅増加傾向にある。

今年6月時点では、OpenSeaでの取引のうち、ポリゴンでの取引はわずか0.7%だったが、9月には約49%まで上昇している。

イーサリアムのアプリを分析するDune Analyticsによると、9月にOpenSeaのプラットフォームにおいて、ポリゴンのチェーンで取引を行ったトレーダーは約27万人で、約84万個のNFTがポリゴンで販売されていた。取引高は4,000万ドル(約45億円)を超えている。

特に、少額のNFT購入によく使われており、ポリゴンで行われた取引のうち約77%が100ドル(約11,000円)未満の取引だった。

関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

ポリゴンは7月、ゲームとNFTに特化した「Polygon Studios」の立ち上げも発表している。ポリゴンのネットワーク上には、すでに10万超のゲームユーザーがいると説明。それに加えてメタバース(三次元の仮想空間)の開発などの領域にも取り組んでいくとした。

関連:ポリゴン、ゲームとNFTに特化した新部門「Polygon Studios」を立ち上げ

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