ブラジル・リオ、準備資産の1%をビットコインに配分か=報道

仮想通貨のハブへ

ブラジルの大都市リオデジャネイロは、財政における準備資産の1%を、ビットコイン(BTC)に割り当てる計画であることが分かった。現地メディアが報じた。

「Crypto Rio」という計画があり、リオデジャネイロを暗号資産(仮想通貨)のハブ(中心地)にしたい意向。ビットコインで納税した人には、税金を安くすることも検討しているという。

リオデジャネイロは、ブラジルの観光都市としても有名で、「サンパウロに次ぐ、ブラジル第二の都市」とも称される。

準備資産の1%をビットコインにする計画は、リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス市長が、「Rio Innovation Week」というイベントのパネルディスカッションで明かしたという。このパネルディスカッションは、仮想通貨に積極的な姿勢を見せる米マイアミ市長と行なったものだ。

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ビットコインによる納税を優遇する計画については、現在は研究段階。パネルディスカッションに同席した財務責任者によれば、税金の優遇は財産税に適用する計画で、実行するための法的な枠組みについて、今は調査を行なっているという。

ブラジルは仮想通貨投資が盛んな国として知られる。昨年には同国中銀が、年初から8月までにブラジル人が、42億7,000万ドル(約4,880億円)相当の仮想通貨を海外から取得していることを報告した。

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これからリオデジャネイロが資産の一部をビットコインに割り当てれば、バランスシートに仮想通貨を組み入れた、ブラジルで最初の都市となる。

仮想通貨の広がり

仮想通貨は2020年以降、マイクロストラテジーやブロック(旧スクエア)、テスラなどの上場企業らが、バランスシートに組み入れる事例が増加。その後は、政府や自治体にも仮想通貨を利用する動きが広がりつつある。2021年には、エルサルバドルがビットコインを法定通貨の1つとして認め、政府としてビットコインの購入をしたり、マイニングを推進したりしている。

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マイニングとは

ビットコインなど、コンセンサスアルゴリズムに「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」を採用する銘柄の取引を検証・承認すること。

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昨日には、エルサルバドルに続き、南太平洋のトンガ王国でも、ビットコインを法定通貨とするための法案を準備する動きが続いていることが分かった。

2022年の9月か10月に法案を議会に提出。可決したら国王の裁可を経て実行する計画で、法案は早ければ今年の11月から12月頃に施行できると、同国のFusitu’a貴族代表議員は予測している。

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