はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SEC、NFTの有価証券性を調査か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECが召喚状を送付か

米証券取引委員会(SEC)が過去数ヶ月に渡り、NFT(非代替性トークン)プロジェクトの有価証券性を調査していることがわかった。関係筋の話としてブルームバーグが報じた。

関係者によれば、SECは直近数ヶ月間で、複数のプロジェクトに召喚状を発令した模様。アートやコレクタブルをNFT化して販売する行為が、証券法に該当する可能性があるとして、調査を行っているという。

また、調査の一部では、トークンの分割販売および所有が可能となる「フラクショナルNFT」も分析されている。なお、SECからの情報提供の依頼は、必ずしも取り締まりにつながるものではない。

フラクショナルNFTとは

一つのNFTを分割して、多くの人の間で少しずつ所有できるようにする仕組みのこと。

▶️仮想通貨用語集

ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長は常々、仮想通貨の銘柄の多くが有価証券に該当するという見解を明らかにしており、規制当局として仮想通貨に対する監督責任の拡大を示唆している。

SECはこの件についてのコメントは控えているが、規制当局からの情報提供要請は、必ずも強制捜査に結びつくものではない点は留意しておきたい。

関連:米SECゲンスラー委員長「現在流通する仮想通貨の大半は、証券法対象となる可能性がある」

証券に分類される可能性

仮想通貨支持派として「クリプトママ」の愛称で知られる、SECのHester Peirce委員は昨年12月末、SECがNFTの精査を開始する可能性を警告していた。

米仮想通貨メディア「CoinDesk」のTV番組に出演したPeirce委員は、「NFT領域の広さを考慮すると、そのいくらかはSECの管轄に入るかもしれない」と述べ、一部のNFTが証券法に抵触する可能性があることを示唆した。

米ニューヨークに拠点を置くDilendorf弁護士事務所は昨年3月、NFTがSECの規制対象である証券と見做されるかどうかについての考察を発表。全てではないが、「特定のNFTが証券と見なされる可能性はかなり高い」と指摘していた。

同事務所の見解は以下の通りだ。

  • デジタルアート・収集品・ゲームのアイテムなどの真正性の証明としてNFTが機能する場合においては、証券と見做される可能性は低い。
  • 発行者によるサービスの継続及び流動性を約束し、一般消費者に提供され、価値が上昇している場合は、投資契約と見なされ証券となる可能性が高い。

SECや内国歳入庁(IRS)などの政府機関は、証券に該当するか否かの判断には、「投資商品の形式ではなく、経済的実質に注目」するHoweyテストを用いることから、NFTにも同様の判断基準が適用されると、同事務所は説明した。

ハウィーテスト(Howey Test)

ハウィーテストとは、米国で特定の取引が「投資契約」という証券取引の定義の一つに該当するかどうかを判定するテスト。SECのW. J. Howey社に対する訴訟事件に由来する。

▶️仮想通貨用語集

他国の事例

一方、シンガポールの金融管理局(MAS)は2月に現時点でNFTを規制する計画はないと発表。MASのターマン・シャンムガラトナム担当大臣は、NFT投資のリスクを警告する一方で、全ての投資対象を取り締まることは、MASの権限ではないとした。

ただし、「フラクショナルNFTのような投資」に関しては、MASが規制対象とする可能性もある認め、さらにNFTが「上場株式のポートフォリオの権利」を体現するものとして作成された場合は、規制要件の対象となると発言していた。

関連: シンガポール金融当局「現在NFTを規制する計画はない」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/08 木曜日
18:00
2026年注目の仮想通貨10選|投資テーマと厳選銘柄を解説
米大手グレースケールが2026年の暗号資産(仮想通貨)市場で注目する10の投資テーマと関連銘柄を解説。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、BNB、TRXなど代表的な10銘柄について、各テーマとの関連性や将来性、主要データを紹介します。
17:10
ジーキャッシュ開発チームが集団離脱 ガバナンス対立で新会社設立へ
ジーキャッシュ(Zcash)の開発企業ECCのチーム全員が、統治機関Bootstrapとのガバナンス対立により集団離脱。新会社設立を発表し、ZEC価格は7%下落。創設者ズーコ・ウィルコックス氏は理事会を擁護。
16:00
HashPort Wallet、Pontaポイント交換で総額1億円還元キャンペーン
HashPortがPontaポイントからUSDC・cbBTCへの交換で200円相当を還元する「1億円あげちゃうキャンペーン」を実施中。対象は200ポイント以上の交換者全員で、2026年3月末まで。Claude は AI のため、誤りを含む可能性があります。回答内容は必ずご確認ください。
15:51
ブラジル大統領候補、ビットコイン準備金創設を主張
2026年ブラジル大統領選の候補者レナン・サントス氏が国家戦略的ビットコイン準備金の創設を主張。政府高官からも支持の声が上がり、南米最大国で仮想通貨政策検討が進む可能性。
14:59
イーサリアム、DeFiのTVL15兆円突破 デジタル金融基盤としての地位を確立した2025年
イーサリアムが2025年の成果を総括した。DeFiのTVL15.5兆円突破、上場企業による5.5兆円のETH保有、AIエージェント経済の台頭など、この1年でデジタル金融インフラとしての地位を確立したと強調した。
13:50
ビットコイン保有企業MSCI除外回避でも材料視されず、自動買い需要が消失か
グローバル指数大手MSCIがビットコインなど暗号資産保有企業の指数除外を見送り、ストラテジーなどの残留が決定した。最悪シナリオの大規模資金流出は回避されたものの、株式数更新停止により指数連動ファンドによる自動買い付けが消失した可能性がある。
13:05
仮想通貨詐欺容疑者が中国に送還、カンボジアでの逮捕とその背景
数十億ドル規模の仮想通貨詐欺を指揮した陳志氏がカンボジアから中国へ送還された。この件では米国が関連資金をハッキングで押収した可能性を中国が指摘していた。
11:13
イーサリアム、フサカアップグレードの最終段階完了 Blob容量を拡大
イーサリアムが1月7日、フサカアップグレードの最終段階となるBPO2フォークを実施。ブロックあたりのBlob上限を21に拡大し、レイヤー2ネットワークのデータコスト削減を実現。
10:05
バビロン、ビットコイン運用新インフラでa16zから24億円資金調達
ビットコイン運用プロトコル「バビロン」がa16zから1,500万ドルを調達した。ネイティブBTCを担保利用できる新インフラ「BTCVaults」を展開する。
09:50
ロイズ銀行、トークン化預金で英国初の国債購入を完了
英国ロイズ銀行が仮想通貨取引所アーカックスと提携し、トークン化預金による国債購入を完了。英国初の公開ブロックチェーン上でのポンド建て預金トークン化を実現し、伝統的金融とデジタル資産の融合を実証した。
09:45
JPモルガンのJPMコイン、カントンネットワークでの発行を計画
JPモルガンとデジタルアセット社は、預金トークンJPMコインをカントンネットワークのブロックチェーン上で発行する計画を発表。今後の予定などを説明している。
09:30
予測市場ポリマーケットがダウ・ジョーンズと提携、ウォール街紙に予測市場データ掲載へ
予測市場プラットフォームのポリマーケットがダウ・ジョーンズと初のメディア提携を発表した。WSJなどの大手紙に予測データが掲載され、上場企業の業績予想などに活用される。
08:10
ワールド・リバティが米銀行免許申請、ステーブルコインUSD1事業で
トランプ一族関与の支援のワールド・リバティ・ファイナンシャルが通貨監督庁に信託銀行免許を申請した。流通額33億ドル超のステーブルコインUSD1の発行・管理を行う計画で機関投資家向けサービスを展開。
07:40
今年の仮想通貨相場の上昇継続に必要な3つの条件、Bitwise幹部が分析
Bitwiseの最高投資責任者は、6日に定例のメモを公開。2026年に仮想通貨相場が持続的に上昇するためには3つの条件を満たす必要があるとの見解を示した。
06:50
ナイキ、子会社RTFKTを売却 NFT事業から完全撤退=報道
ナイキが2025年12月にNFT関連子会社RTFKTを売却したことが明らかになった。2021年に買収した同社は約75億円の収益を上げたがNFT低迷により事業停止を決定していた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧