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テラ関連プロジェクトの育成プログラム、LongHash Venturesと共同で開催へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

テラエコシステムのアクセラレータープログラム

Web3.0プロジェクトを支援するLongHash Venturesは4日、暗号資産(仮想通貨)テラ(LUNA)の開発を主導するTerraform Labsとの提携により、テラ・ブロックチェーン上での開発促進を目的としたアクセラレータープログラムを立ち上げた。

「LongHashX Accelerator Cohort 8」は、テラ・エコシステムでDeFi(分散型金融)、NFT(非代替トークン)、DAO(分散型自律組織)、その他のプロジェクトを構築する初期段階のプロジェクトを支援する。

当プログラムで参加資格を得る最大10プロジェクトは、約2,500万円(20万ドル)の先行投資を受け取り、12週間の育成プログラムを通じて著名な創業者、技術専門家、投資家ネットワークからオンラインでアドバイスを得る。募集は5月中旬まで、プログラム開始は6月中旬。

育成プログラムの内容は、プロダクト戦略と設計、トークノミクス、ガバナンス、技術指導、コミュニティ構築、資金調達の6分野。また、最後に投資家向けの資金調達ピッチが設けられるほか、LongHashXとTerraform Labsから最大3,500万円(30万ドル)の投資を得る機会もあるという。

LongHashx Acceleratorは、Web3.0開発者と仮想通貨スタートアップを支援するプログラムとして4年の実績がある。過去のCohortとして、ポルカドット(DOT)、ファイルコイン(FIL)、アルゴランド(ALGO)向けのプログラムが組まれてきた。公式サイトによると、ステーブルコインのAcala、スマートコントラクト基盤のAstar、分散型取引所Balancer、資産管理ツールInstaDappなどが選出されてきた。

関連:初心者でもわかる「テラ(LUNA)」とは|仕組みと将来性を解説

テラのステーブルコイン

テラのブロックチェーン上にはイーサリアム(ETH)と同様、様々なプロジェクトの開発が進んでいるが、中心的なプロダクトはステーブルコインだ。テラのステーブルコインは法定通貨の価値に連動しており、米ドルに価値が連動したステーブルコイン「TerraUSD」、韓国ウォンに連動したステーブルコイン「TerraKRW(KRT)」など、各通貨に応じて複数の銘柄が発行されている。

CoinGeckoのデータによると、USTはステーブルコイン銘柄としては時価総額4位を誇る(執筆時点)。USTは価格を一定に保つためにアルゴリズムを活用しており、ガバナンストークンのLUNAとUSTをそれぞれ発行・バーン(焼却)することで供給量を調節し、価格を維持する仕組み。

22年2月には、USTの拡大に向けてLUNAと相関性が低いビットコイン(BTC)をUSTの準備金への導入が開始された。Terraform Labs社のDo Kwon共同創設者は短期で約3,600億円分のBTCを確保する意向を示しており、テラ(LUNA)の非営利組織である「Luna Foundation Guard(LFG)」は6日時点に35,767.98BTC(2,000億円相当)を保有している。

関連:テラ関連のLFG、285億円のビットコインを買い増し

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