CoinPostで今最も読まれています

Astar Network(ASTR)のDEX「ArthSwap」、アクセラレーション・プロジェクト「ArthShot」始動

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ArthShot」でAstar Networkを支援

Astar Network(ASTR)基盤の大手DEX(分散型取引所)ArthSwapは20日、独自のアクセラレーション・プロジェクト「ArthShot」のローンチを発表した。

ArthSwapは、Astar Networkのインキュベーション・プログラムを卒業し、独自の新プロジェクト設立を開始した。

開発段階にあるAstar Networkエコシステム(生態系)のプロジェクトを複数支援していくことで、現在TVLで2,600億円(20億ドル)を超えるAstarの規模をさらに発展させる狙いがある。TVL(Total Value Locked)は、DeFiプロトコルへ預入れされた仮想通貨資産の総ロック額を指す。

また、ArthSwap上で全てのAstar関連銘柄を取り扱う上で、各サービスを以下の分野でサポートしていく。

  • 戦略構築
  • マーケティング
  • コミュニティー・マネジメント
  • シード期の資金調達
  • IDO

アクセラレーターとは

大手企業・プロジェクトが新興プロジェクトを対象に、成長具合の加速化を支援するプログラムの総称。企業への出資を行うケースもある。

▶️仮想通貨用語集

関連:Astar(ASTR)基盤のDEX「ArthSwap」とは|機能や特徴を解説

今後のロードマップ

IDOを終えたArthSwapは、今後ARSWトークンに様々なユーティリティを計画中だ。一例として、ARSWトークンを用いることでArthShotに採択されたプロトコルの独自トークンをIDO前に入手可能にすることなども検討している。

出典:Medium

また、ArthSwapはより多くのdAppsと共にAstarエコシステムの中核を担うべく、ArthShotへのエントリー募集を開始。ArthShotに採択されなかった場合でも、ArthSwapでの上場やIDO、流動性プールの作成など様々な面での支援を積極的に実施する方向だと説明している。

エントリーを希望するプロジェクトは以下のURLからアンケートに回答できる。

ArthSwap Allianceフォーム

ArthSwapのIDO第2弾

また、同プロジェクトの下、サポートする最初のプラットフォームが「Starlay Finance」となることを明らかにした。ArthShotのサポートを受けるとともに、ArthSwap上で実施するIDO(Initial DEX Offering)の第2弾として4月28日にトークンセールを行う形となる。

Starlay Finance(スターレイ・ファイナンス)は22年2月にローンチしたばかりのレンディングプラットフォーム。サービス開始から2ヶ月足らずでポルカドット(DOT)エコシステムでは最大のDeFi(分散型金融)プロトコルに成長している。

IDOとは

Initial DEX Offeringの略称。分散型取引所(DEX)で行われるトークンセールを指す。

▶️仮想通貨用語集

IDOの対象となるのは同プラットフォームのネイティブ・ガバナンストークンであるLAY。先着順で1LAY=約20円(0.15ドル)の固定額でトークンセールを行う。詳細は以下の通りだ。

  • 対象銘柄:LAYトークン
  • 開始日時:4月28日20時(日本時間)
  • 販売量:500万LAY(全供給量の0.5%)
  • トークン価格:1LAY=約20円(0.15ドル)
  • 対応銘柄:USDC、USDT、ASTR

Astar Network圏内のDEX(分散型取引所)ArthSwapは4月に独自のIDOローンチパッドを発表したばかり。第一弾として独自のユーティリティトークン「ARSW」のトークンセールは、開始から2分で完売に達する反響を見せた。

関連:Astar Network(ASTR)基盤のDeFiプラットフォームStarlay Finance(LAY)、パブリックセール実施へ

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/17 火曜日
17:47
エルサルバドル、2025年予算で対外債務ゼロへ ビットコイン戦略も奏功か
エルサルバドルが2025年予算で対外債務なしを発表した。仮想通貨ビットコインへの投資戦略が奏功か。
15:25
国際決済銀行、クロスボーダー決済強化へ向けたトークン化プロジェクト始動 
国際決済銀行が主導する「プロジェクト・アゴラ」に世界41の民間金融機関が参加することが発表された。トークン化によって、ホールセールのクロスボーダー決済をどのように強化できるかを検証する。
14:44
ブータン王国、5年間のマイニング事業運営でビットコイン1000億円超を保有か 
ブータン王国が政府主導のマイニングで1,060億円相当のビットコインを保有している可能性がある。豊富な水力資源を活用した取り組みを展開している。
14:31
仮想通貨NEIRO(ねいろ)価格急上昇 バイナンス上場で
バイナンスに上場したミームコインNEIROが前日比870%高騰。ドージコイン(DOGE )のモチーフかぼすちゃんの後輩柴犬「ねいろちゃん」をモチーフにしたNEIROの特徴と価格急騰の背景について解説します。
12:33
FOMC前のビットコインは軟調推移、イーサリアム財団と思しき売り圧力も
暗号資産(仮想通貨)相場では、利下げ局面で特に重要度の高いFOMCを控え、日経平均株価やビットコインは軟調に推移している。イーサリアム財団関連ウォレットから断続的なETH売却も観測されている。
10:45
ソニーの「ソニューム」でUSDCが利用可能に
仮想通貨イーサリアムのL2ソニュームでステーブルコインUSDCを利用可能にするために、サークル社とSony Block Solutions Labsが連携。イノベーションや創造性を促進する。
10:34
マイクロストラテジー、BTC追加購入を計画
仮想通貨ビットコインの追加購入などを行うため、マイクロストラテジーが資金調達を計画。700億円調達して一部の金額をビットコインの買い増しに使う予定だとした。
09/16 月曜日
15:00
テザーなどステーブルコイン発行企業4社、北朝鮮ハッカー集団保有の7億円相当を凍結
ステーブルコイン発行企業4社が北朝鮮ハッカー集団ラザルスの資金と思しき7億円相当の暗号資産(仮想通貨)を凍結した。3年間で280億円のマネーロンダリングも明らかに.。
14:45
コインベースCEO、ブラックロックへのビットコインIOU発行疑惑を全面否定
米大手仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、ブラックロックに対しビットコインの借用証明書(IOU)を発行し、相場操縦しているとの噂を全面否定。ETF運用について説明した。
14:23
イーサリアム次期アップグレード「Pectra」、2段階の実施案が浮上
イーサリアムの次期アップグレード「Pectra」を2段階で実施する可能性を開発者会議が検討中。Pectraの内容も解説。
11:00
仮想通貨ウォレット「BOSS Wallet」でのステーブルコインUSDTの保管方法を解説
ステーブルコインUSDTは、BOSS Walletのような仮想通貨ウォレットでチェーンに関係なく保管できます。この記事はBOSS WalletでのUSDTの保管の仕方についてご紹介します。
10:00
ユーザーファーストの分散型仮想通貨ウェアウォレットBOSS Walletとは
BOSS Walletは、ユーザー中心の分散型仮想通貨ソフトウェアウォレットであり、単一の秘密の復元フレーズで複数のウォレットを作成可能にしています。本記事は特徴や使い方を解説します。
09/15 日曜日
11:30
米CPI・FOMC影響でビットコイン相場が820万円に推移|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストがビットコイン相場を分析。リセッション懸念が高まる中、今週の暗号資産市場でビットコイン(BTC)は上下動。FOMCの動向が注目されている。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米CPIとXRP投資信託に高い関心
今週は、米CPI、グレースケールのXRP投資信託の販売再開、米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長によるビットコイン価格予想に関するニュースが最も関心を集めた。
09/14 土曜日
15:00
英高等裁「USDT含むステーブルコインは法律に基づく財産」と判決
英国の高等裁判所がUSDTを法的財産と認定。仮想通貨の法的保護を強化する判決に。背景となった訴訟の詳細を解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア