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テラ上のDeFiプラットフォーム「Mirror Protocol」、2億円以上の不正流出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiで不正流出か

暗号資産(仮想通貨)「テラ(LUNA)」のブロックチェーン上に構築されたDeFi(分散型金融)プラットフォーム「Mirror Protocol」は、資産が不正に流出している可能性があることが報告された。

Mirror Protocolは、株式等をトークン化した合成資産が取引できるプラットフォーム。公式発表は現時点では確認できないが、最近の不正流出で合計2.5億円(200万ドル)超相当の資産が抜き出されている可能性がある。現状のまま何も対応しないと、不正流出が継続するリスクもあると警戒されている。

関連:DeFi(分散型金融)とは|初心者でもわかるメリット・デメリット、重要点を徹底解説

今回の問題は最初、テラリサーチフォーラムのメンバーらによって、週末にツイッターやフォーラムで報告された。2021年10月には、114億円(9,000万ドル)相当の資産が流出していた可能性があることも確認されていた。

今回の件にはブロックチェーンのセキュリティ企業BlockSecも調査に協力しており、同社も2021年10月に不正流出が起こっていた可能性があるとした。

テラ・ブロックチェーンは、LUNAトークンおよび米ドルステーブルコイン「テラUSD(UST)」のディペッグ(急落)騒動を受けて、週末にかけてチェーンのフォークを完了。今回の不正流出は旧ブロックチェーン「テラクラシック」の方で起きている。

ディペッグとは

ステーブルコインの価値が、対象とする資産の価格から乖離すること。USTは米ドルと価値が1:1の割合で連動(ペッグ)するように設計されていたが、99%以上急落する事態が発生していた。

▶️仮想通貨用語集

関連:テラ2.0が稼働開始、LUNA保有者向けにエアドロップも実施

オラクルに問題か

2021年の流出の原因は不明確だが、現在の問題の原因は、オラクルにあると見られる。ブロックチェーンのソフトウェア開発やノード運営を行うBlock PaneのTodd Garrison創設者は、「テラクラシックのノードの多くが、価格オラクルの古いバージョンを稼働させている」と説明。オラクルは現在、旧LUNAトークン「LUNC」の価格として、新LUNAトークンの価格を伝えているとした。

本記事執筆時点で、LUNA価格は約1,400円だが、LUNC価格は約0.01円。

テラリサーチフォーラムのメンバーは、「攻撃者は過剰な担保を預けることができ、貸出を通じて資産を不正に抜き出すことができる状態になっている」と説明。また、Mirror Protocolとテラの開発を主導するDo Kwon氏に対し「オラクルを調査しないと全ての流動性プールから資産が抜き取られる可能性がある」と警告している。

現在はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ポルカドット(DOT)、Galaxy Digital社株式のプールから資産が抜き取られている模様だ。

関連:初心者でもわかる「テラ(LUNA)」とは|仕組みと将来性を解説

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