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SushiSwapがコスモス基盤Kavaと提携、18億円規模の開発者プログラムに参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ETHとCosmosネットワークへのアクセスが可能に

DeFiレンディングプラットフォーム「Kava」(カヴァ)は30日、分散型取引所「SushiSwap」との提携を発表。Kavaネットワークの開発者インセンティブプログラムにSushiが参加し、合計18億円(1,400万ドル)相当を開発者支援の資金として提供する。

Kavaは、異なるブロックチェーンの相互運用性の実現を目指すコスモス(ATOM)ブロックチェーンのSDK(ソフトウェア開発キット)を基盤に構築されており、クロスチェーンの機能を備えている。

SushiSwapは、分散型取引所(DEX)はもとより、イールドファーミングやDeFiローンなど先進的なDeFiプロダクトを多数提供しており、イーサリアムだけでなくバイナンス・スマートチェーン(BNB)やポリゴン(MATIC)、ファントム(FTM)などのネットワークへもプロジェクトを拡大している。DeFiPulseによると、現在、資産運用ランキング(TVL)では14位に位置し、預け入れ総額は940億円規模に相当する。

SushiSwapが新たにKavaネットワークに展開することで、DeFiユーザーは38兆円超(3,000億ドル)のイーサリアムおよびコスモスネットワークへのアクセスが容易になる。また、Kavaネットワークは、イーサリアムおよびコスモスエコシステムに、Sushiの機能を提供するチェーンとなる。

関連:初心者でもわかる「SushiSwap」とは|特徴と仕組みを解説

SushiSwapとの提携

KavaとSushiSwapは提携の一環として、90日間にそれぞれ最大約9億円(700万ドル)、合計約18億円(1,400万ドル)を開発者に提供。SUSHIとKAVAトークンの日次報酬という形で、均等に分配される予定だという。

Kava LabsのScott Stuart最高経営責任者は、Sushiを「イーサリアムおよび業界全体でトップクラスのDeFiプロトコル」と評価しており、「KavaのCo-Chain能力とSushiの献身的な開発者コミュニティ、一連の優れたDeFiアプリを組み合わせることで、エコシステム全体を前進させるだろう」と述べている。

Kavaの開発者インセンティブプログラム

Kavaを開発するKava Labsは昨年9月、Kavaエコシステムの新規プロジェクト支援のため、237億円(1億8,500万ドル)規模の「Ignition Fund」を立ち上げた。

そして今年3月、新たにオンチェーンの開発者向けに、約960億円(7億5,000万ドル)のインセンティブプログラム「Kava Rise」を発表。KavaのEthereumとCosmos Co-Chain上でプロジェクトを構築する開発者に、全ブロック報酬の62.5%を、残りの37.5%をステーカーとバリデータに分配する内容となっている。

プログラムの立ち上げにあたり、Kavaは「ブロックチェーンの長期的な成功にとって、質の高い開発者は最も価値がある資産」との認識を示し、「前例のないレベルの分散型所有権での報酬」をインセンティブとして、トップクラスの開発者とユーザーをネットワークに呼び込むことを目的としている。

このインセンティブプログラムは、26日のKava10メインネットのローンチとコスモスEVM(イーサリアム仮想マシン)の有効化の成功を受け、すでに稼働している。

Kava Labsはブログで「堅牢なWeb3製品とインフラ開発に長年の経験を持つ40人以上のチーム」によって精力的に開発を継続しているとアピール。「KavaがCosmosやEthereumのエコシステムの、すべてのDeFiユーザーをサポートする開発のスーパーハイウェイになる」と主張した。

なお、Kavaは近日中にイーサリアムブリッジをローンチする予定だ。

EVMとは

イーサリアム仮想マシンの略。スマートコントラクトを実行するための「翻訳機」として機能する。ブロック生成の度にトランザクションやスマートコントラクトを実行してネットワークの状態を計算する役割を担う。

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