今週のニュース
一週間(8/20〜8/26)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週はイーサリアム財団が、イーサリアム(ETH)の次期大型アップグレード「The Merge(マージ)」の実行計画を正式発表したニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、米株指数が大幅に下落したことや、イーサリアムでは1,600ドル台で押し目買いが観測されたことなどをまとめた23日のレポートが関心を集めている。
このほか、米地区連銀総裁らが大幅利上げの継続を示唆していることを書いた記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:イーサリアム財団、「マージ」の実施日程を正式発表(8/25)
イーサリアム財団は24日、マージの実行計画を正式発表。日にちの見通しも予想している。(記事はこちら)
2位:日本政府、仮想通貨の法人税のルールを見直す方針(8/25)
金融庁と経済産業省は、企業が自社で発行・保有する仮想通貨に対する課税方法を見直す方針を固めたことが分かった。有望なスタートアップ企業が海外に流出することを防ぐ狙い。(記事はこちら)
3位:ジャクソンホール会議とは パウエルFRB議長講演の注目ポイントは?(8/25)
年次経済政策シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、26日にパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長が講演。本記事では、パウエル議長講演の注目点をまとめている。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:米株指数大幅下落、イーサリアム1600ドル台では押し目買い観測も(8/23)
週明けの米NY株式市場では売り注文が膨らみ米株指数が大幅に下落。ジャクソンホール会議に向け警戒感が募る中、先行して下げていたイーサリアム市場では1,600ドル台で押し目買いが観測された。(記事はこちら)
2位:仮想通貨の市場心理「Extreme Fear」水準に再転落、ETH反発はThe Merge進捗を好感か(8/25)
ジャクソンホール会議を控え金融市場の手控えムードが強くある中、イーサリアムはマージへの順調な進捗を好感して反発。投資家心理は冷え込んでおり、難しい局面が続く。(記事はこちら)
3位:ジャクソンホール会議目前で様子見基調、BNBやXRPなどセンチメント好転傾向(8/26)
ジャクソンホール会議のパウエル議長講演を控える中、ビットコイン(BTC)など仮想通貨市場も様子見ムード。主要アルトでは、BNBやXRPなどのセンチメントが好転傾向にある。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
「インフレリスク過小評価されている」米地区連銀総裁らが大幅利上げの継続を示唆(8/26)
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の基調講演を26日23時頃(日本時間)に控え、会議に参加する地区連銀総裁の発言に注目が寄せられた。セントルイス連邦準備銀行のジェームス・ブラード総裁は「マーケットはインフレリスクを過小評価している」と指摘している。(記事はこちら)
米リップル社、CBDCプラットフォームにXRPをブリッジ通貨として導入(8/26)
米リップル社は25日、同社の中央銀行デジタル通貨(CBDC)関連のWebページを更新。同社がCBDC開発プラットホームでXRPを使用することを明らかにした。(記事はこちら)
イーサリアムPoWフォーク:新トークン付与に関する「仮想通貨取引所」対応一覧表(8/24)
イーサリアムのマージが近づくにつれて、ハードフォークが発生する可能性が高まってきた。この記事では、国内外の仮想通貨取引所と一部ウォレットサービスによる、イーサリアムのPoWフォーク「ETHPoW(仮)」への対応方針を一覧表にまとめている。(記事はこちら)
SudoRareがオフラインに 1億円相当の仮想通貨を持ち逃げか(8/24)
分散型NFT(非代替性トークン)取引所SudoRareは23日、立ち上げからわずか6時間後でオフラインになり、1億円相当以上のトークンがウォレットアドレスから失われた。出口詐欺であった可能性が高いと指摘されている。(記事はこちら)
バイナンス、「マージ」に向けてETH/BUSDの現物取引を一ヶ月間手数料ゼロへ(8/24)
仮想通貨取引所バイナンスは23日、イーサリアムの一部の現物取引手数料をゼロにする予定を発表。マージに向けてのキャンペーンとみられる。(記事はこちら)
NFTが人気ブランドの新たな収入源に ナイキの関連収益は250億円(8/24)
スポーツブランドのナイキや高級ファッションブランドのドルチェ&ガッバーナ(D&G)らの人気ブランドは、NFTを新たな収入源とし、大きな収益を上げていることが公表された。(記事はこちら)