はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Rippleカウントダウンの詳細 SWELLのカンファレス日程を告知

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カウントダウンの内容は2017年10月開催のカンファレンスの期間
10月16日から18日にかけての3日間、「SWELL」というアプリケーションに関する告知が行われる予定です。
「SWELL」=「SWIFT×Ripple」、または全く関係無いことなのか?
真偽は定かではありませんが、プログラミング言語「SWIFT」を軸に開発されている可能性も考えられます。
カンファレンスにはスピーカーとして大御所が招待されている
過去のFRB議長、WWW(インターネット)の創始者など、界隈の重鎮が集結。

カウントダウンが0になりRippleがついにカウントダウンの内容を開示しました。

内容はリップルが独自開発していたSWELLを発表するための発表会。

謎のカウントダウンの内容は、カンファレンスに関する告知でした。

追記:

SWELLの内容(https://swell.ripple.com/)は以下の通りです。

題名:Swell〜未来はここにある〜
開催場所:トロント
日程: 2017年10月16〜18日
目的:送金の世界において根本的な変革を起こすことにコミットしている銀行業界とブロックチェーン業界のリーダー達を集めて議論する場をRippleが提供

カウントダウンの詳細は、SWELLのカンファレンスの登壇者と開催期間について

SWELLとはまだ謎に包まれているもので、SWELLの綴りは『SWIFT』と『Ripple』を組み合わせて作られたものではないか?と噂されていました。

※またSWELLとは英語で『大波』、Rippleは『小波』という意味もあり、SWIFTとは一切関係ない関連語としてつけてる可能性もあります。

今回はこの発表会の告知ということで、ある意味、カウントダウンの告知からのさらなる告知という形になったのです。 噂で有力視されていた具体的な内容、

コインポストFRBの説(連邦準備関連説)や、SWIFTに関する直接的な内容とまではいきませんでした。

ただ今回のSWELLの内容(https://swell.ripple.com/)で、登壇者として発表された人たちは世界的にも有名な著名人たちが関わっています。

SWELLカンファレンスに招待された人物

まず一人目として、FRB議長を務めていたバナーキー氏が発表されました。 FRBといえば私たちの記事でも紹介した通り、アメリカの銀行での最高意思決定機関となりますので、アメリカの経済を動かしている大元となります。

現役でFRB議長をされているのはジャネット・イエレン氏なのですが、現役を退いたバナーキー氏もアメリカ経済と深く関わりをもっていることは間違い無いでしょう。

このことから長期的に考えるとリップルとアメリカで送金システムを構築するプラスの意味で捉えられる内容も考えられます。

また二人目は、www(World Wide Web)の創始者であり、URL,HTTP,HTMLを設計したティム・バーナーズ・リー氏が選ばれています。 彼はウェブの産みの親と言える偉大な人物です。

追記:

この他に、リップルのCEO(最高経営責任者)やCTO(最高技術責任者)はもちろん、元ゴールドマンサックス海外テクノロジー開発の最高責任者で株式会社chainのCEO Tom Jessopや、日本からは沖田貴史(JASDAQ、香港証券取引所にて最年少で上場をした企業社長として有名)などが参加予定です。

ちなみに沖田貴史という人物は、SBI Ripple Asia 現CEOでもあります。経歴としてはSBI Ripple のCo founder、決済代行株式会社ベリトランス CEOも務めていた人物です。

ただこの中で注目するべきメンバーがいます。

カウントダウン時紹介された元FRB議長とWWW社の創設者はもちろんですが、私たちが注目したいと思う人物は

Brian Behlendorf, Executive Director, Hyperledger
オープンソースブロックチェーンを基盤とした技術を企業に提供しているHyperledger の執行役員です。

このHyperledgerという会社に注目しています。

Hyperledgerは暗号通貨の発展という単純な理由ではなく、ブロックチェーン技術がこれからのソリューションを支える基盤となることを目標として作られたプロジェクトであり、「Linux Foundation」が中心となりIBM社やIntelといった会社をはじめとする30以上の有名IT企業と提携し、注目されているコミュニティです。

このカンファレンスにHyperledgerが参加することは、重要な意味があると思われます。

これに関して詳しい詳細が出次第書こうと思います。

カンファレンスの日程は、2017/10/16-2017/10/18

まずSWELLのカンファレンスが行われる日程ですが、10月16日から18日の3日間 で発表がありました。

それまでにSWELLの詳しい情報が開示される可能性もありますが、全てが公に公開される日はこの3日間で間違い無いでしょう。またカアウントダウンで告知された3日間はこれに該当するのではないかと思います。

一つの説でまだ可能性を残した好材料SWELLがリップルとSWIFTと関係あると思わせるツイートを紹介します。

まずRippleのカウントダウンからの発表でのツイートがこちら↓

もう一つ、リップル発表の1時間前にSWIFTがツイートしたこの内容です↓

RippleとSWIFTがツイートを更新したタイミングも然りですが、どちらの内容にもBlockchainとBankという文字が入っています。

単純にどちらも銀行関係なので偶然の可能性もありますが、ある程度SWELLがブロックチェーンを用いた銀行送金の将来像だとすると、お互いの企業が協力して同じコンセプトをもっているとも考えられるでしょう。

またSWELLが一切SWIFTと関係ない可能性も考えられます。

今回開示された情報からではまだ具体的に推測することはできないことから、ただのカンファレンス名やリップルの次世代構想などの大きな内容でない場合はあまり好材料として捉えられることはないでしょう。

追記:RippleのSWELLはSWIFTとの関係か?またはライバルとしての存在か?

今回のSWELLの話題が出てきたときに、SWIFTとの関係性が噂されていたと思います。

先日上記した通り、両企業がツイッターの内容やタイミングを合わせてきたことも然りです。

今回はこのSWELLのカンファレンスの発表と、SWIFTが独自で昔から開催しているSibos(サイボス、SWIFT International Banking Operations Seminar)と言われる国際的な銀行会議の日程や場所を合わせてきました。

比較してみるととても面白いと思います。

Ripple社
SWELL 2017年10月16日から19日 場所: トロント
SWIFT社
Sibos 2017年10月16日から18日 場所: トロント

Sibos(サイボス、SWIFT International Banking Operations Seminar)は、国際銀行間通信協会(SWIFT)により毎年開催されている国際会議で、1978年から開催されています。

世界各国の金融機関の重役やシステムの関係者が一堂に会する会議で、銀行業・決済、新興国市場、革新(イノベーション)、市場インフラ、規制・コンプライアンス、安全性、技術などに関する議題が扱われます。

sibos公式ページはこちら

これは偶然とは思えないので、わざと合わせていることは間違い無いでしょう。

これは両企業が合同で考えたものなのか?もしくはわざとライバル企業として注目させ、対抗するために選んだのか?謎が深まりますが、いよいよ面白くなってきたと感じますね!

リップルの今後の動向についての推測

今回のリップルからのカウントダウンによる相場の影響ですが、やはり一時的に重要な発表の時期が伸びたことから下落することは考えられると思われます。

まだ10月のカンファレンスまでは1ヶ月以上の時間がありますし、これからいつどこの企業からSWELLまたは他の新情報がでてくるかわかりません。

XRPは日本人にも人気の通貨なので、私達Coinpostはこれからも海外の情報と合わせて最新の情報をお届けしていきたいと思います。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/10 水曜日
18:00
JPYC株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
JPYC株式会社が、2026年2月27日に東京都内で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など「通貨の進化と社会実装」をテーマに、産官学のリーダーが議論を行う。
17:48
仮想通貨のインサイダー規制導入、市場成熟へ IEO投資上限も提案|金融審議会
2025年12月10日公表の最新の金融審議会報告書で暗号資産(仮想通貨)が金商法の規制対象になることが明記された。IEO投資上限のほか、コード監査義務化、インサイダー取引規制など投資家保護を抜本強化する。交換業者への影響と今後の展望を詳解
17:11
シルクロード関連ウォレット、10年ぶりに突如活動 4.7億円相当ビットコインを送金
10年以上休眠していたシルクロード関連の仮想通貨ウォレット約312個が突如活動を再開し、約4.7億円相当のビットコインを送金。今年は5月にも大規模な移動が確認されている。米政府は押収資産を戦略準備金として保有する方針を示すも、売却疑惑も浮上。
14:59
SEC委員長、2026年に仮想通貨規制の大幅進展を予告 トークン分類制度など導入加速
SEC委員長が2026年の仮想通貨規制大幅進展を予告。トークン分類制度で3カテゴリーを非証券化、1月にイノベーション免除導入へ。前政権の法執行重視から明確なルール制定へ転換。
14:10
著名投資家レイ・ダリオ「中東は資本家のシリコンバレー」:国家によるAI・デジタル資産戦略を絶賛
著名投資家レイ・ダリオ氏がAIのハブとして急速に成長する中東を高く評価し、「資本家のためのシリコンバレーになりつつある」と述べた。一方、マイケル・セイラー氏は中東がビットコイン担保型デジタル銀行システムによって「21世紀のスイス」になる可能性を指摘した。
11:05
「ビットコイン・アフターダークETF」申請 夜間取引時間の高パフォーマンスに着目
ニコラス・ウェルスが米国夜間取引時間のみ仮想通貨ビットコインを保有する新たなETFを申請した。夜間の高リターン傾向に注目したものだ。ヘッジ型ETFも同時申請した。
09:50
プライバシー重視のステーブルコイン「USDCx」、Aleoのテストネットでローンチ
仮想通貨のステーブルコインUSDCを発行するサークルは、プライバシー機能を持つL1ブロックチェーンAleoのテストネットでUSDCxがローンチされたことを発表。ユースケースなどを説明した。
09:48
仮想通貨市場は政策待ち姿勢 ビットコインとイーサリアムに資金集中=Wintermute分析
Wintermuteの最新市場分析によると、仮想通貨市場は米FRBや日銀の政策決定を前に様子見姿勢を強めている。資金はビットコインとイーサリアムに集中し、レバレッジ水平は低位。先週金曜の急落後も市場は底堅さを保ち、質への選別が進む。レンジ相場継続の見通し。
09:05
プライバシー重視ブロックチェーン「Octra」、30億円規模のICO実施へ
完全準同型暗号技術を採用する仮想通貨プロジェクト「Octra」が2000万ドル規模のトークンセールを実施する。これまでも分散化重視で資金調達を行ってきた。
08:40
コインチェック、NACの新規取扱いを検討 NOT A HOTELとRWA領域で協業強化へ
コインチェックがNOT A HOTEL DAOの暗号資産NACの取扱い検討とRWA領域の協業強化を発表。NACの活用や共同サービスの開発方針について解説します。
08:20
「仮想通貨市場は次の10年間で最大20倍成長する可能性」Bitwise幹部
Bitwiseの最高投資責任者は、仮想通貨市場は次の10年間で10倍から20倍まで容易に成長する可能性があるとの見方を示した。ビットコインなどを例に挙げ、根拠を説明している。
06:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方を初心者向けに解説
ソラナで発行されたトランプ大統領公式ミームコイン『TRUMP』について初心者向けに詳しく解説。Phantomウォレットやソラナ系DEXでの買い方、投資リスク、今後の見通しまで説明しています。
12/09 火曜日
17:40
リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す
リミックスポイントが2027-2029年度の中期経営計画を発表。エネルギー・蓄電事業で売上高692億円、営業利益91億円を目指す。日本蓄電池と提携し系統用蓄電所7カ所を共同運営。同社は242億円超の仮想通貨も保有し、多角的な事業展開を推進。
15:52
補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁
補正予算の国会質疑で暗号資産(仮想通貨)税制が議題に。国民民主党は雑所得として最高税率55%が適用される現行制度を見直し、分離課税化を要求。高市首相は税制改正大綱に基づき与党税調で検討を進めていると答弁した。
13:35
米XRP現物ETF、全期間で純流入を記録 約1459億円に到達
米XRP現物ETFが上場以来全期間で純流入を記録し、約1,459億円に到達。仮想通貨ETF史上2番目の速さで8億ドルを突破し、機関投資家の継続的な買いが続いている
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧