NFTの塗り絵がレースするブラウザゲーム
シンガポールを拠点にGameFiプラットフォームを運営するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd. (以下DEA)は31日、塗り絵とレースゲームを題材としたNFTゲーム「Graffiti Racer」を正式にローンチした。
🎉DEA、「PlayMining」向け新ゲームタイトル『Graffiti Racer』が本日10月31日ローンチ!
— DEP(DEAPcoin)@PlayMining (@PlayMining_JP) October 31, 2022
「ぬりえ×レース」の新感覚NFTゲーム登場、
NFTにぬりえをして、オリジナルキャラクターを作ってレースに参戦しよう!
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Graffiti Racerは、DEAが運営するGameFiプラットフォームの「PlayMining」上で提供されているP2E(Play to Earn:遊んで稼ぐ)対応ゲーム。同プラットフォームで提供されるNFTゲームは、スマホとネット環境があればWebブラウザ上でダウンロードすることなくプレイできる。
今回Graffiti Racerの正式版ローンチにあたり、DEAのゲーム担当プロデューサーである祝(はふり)達哉氏はこのようにコメントしている。
Graffiti Racerは「ぬりえ」と「レース」という、これまでになかった要素を掛け合わせた新しいタイプのNFTゲームです。
PlayMiningとして追及している「遊んで稼ぐ」というPlay to Earn要素をベースとしながら、「ぬりえ」によってNFTに自分好みの色付けをしてオリジナルのキャラクターを作ることができます。これはNFTが本来持つ「唯一無二」という価値をゲーム体験に取り込むというチャレンジです。
今までPlay to Earnゲームに慣れ親しんだユーザーの皆様以外にも、イラストや創作活動が好きな方々、カジュアルゲームが好きな方々など、いろいろなタイプの方々が、それぞれの楽しみ方を発見することができる新しいタイトルになっていると自負しております。
Graffiti Racerのゲームシステム
Graffiti Racerは自分で色を塗ったNFTキャラでスコアを集めながらレースし、成績に応じて仮想通貨を稼ぐことのできるゲームで、塗り絵とレースゲームの2つの要素を併せ持っている。
まず「シートNFT」と呼ばれる塗り絵の下地を獲得し、NFTキャラに好きな塗装(「フィルム」の作成)をしてレースに参加し、勝利することでDEAが発行する仮想通貨「ディープコイン(DEP)」を獲得することができる。
レースの勝敗を左右するスキルは下地である「シートNFT」によって決まり、レアリティの高いシートほど有利にレース展開を進めることが可能。それぞれのシートにはスキルやパラメータが設定されており、ゲーム内通貨やアイテムなどを使用して育成させていくことで様々なレースを攻略する。
塗り絵の仕組み
塗り絵を施したシートは「フィルム」と呼ばれ、作成したフィルムはゲーム内マーケットプレイスに出品して他のプレイヤーに売却することができる。
塗り絵の下地となるシートに、アイテムを使って塗り絵を施すことで強力なキャラを完成させることも重要な要素で、完成度によりフィルムにパラメータやボーナスが付加される。
スカラーシップ制度、無料プレイ、ミント機能も
塗り絵用のシートNFTを獲得するには、マーケットプレイスで購入するか、あるいは今後のアップデートで実装される「スカラーシップ制度」を利用してNFTの保有者からレンタルすることができる。
スカラーシップ制度を使うことで、プレイヤーはNFTを購入しないでも強力なキャラクターをレンタルしてプレイすることができる。NFTの保有者(オーナー)はレンタル希望者(スカラー)に対して貸し出すことで、レンタル期間中に発生した収益をスカラーへ分配することが可能。分配率や貸出期間、目標達成額などはオーナー側で設定することが可能。
ログインボーナスによって「シート」は無料で受け取れるほか、ゲーム内アイテム(チケット)を貯めることで「シートパック」を入手することもできる。
またディープコイン(DEP)を消費することで所有する2つ分のNFTを合成し、新たなNFTを生成することのできる「ミント機能」も備えられている。
DEAのNFTゲームラインナップ
DEAが提供するGameFiプラットフォーム「PlayMining」では、Graffiti Racer以外にも、「JobTribes」「Cookin’ Burger」「麺屋ドラゴンラーメン」などのNFTゲームがラインナップされており、新ゲームも今後追加予定。
また、DEAが発行するディープコイン(DEP)は国内取引所で販売・取引されており、日本円への換金に対応している。ゲームプレイで収益を得るP2E(Play to Earn)対応モデルが日本円に対応したのはディープコインが初のケースだ。
ディープコインは1日に、国内では3ヶ所目となる暗号資産取引所に上場する予定。
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