はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

DEA、新作NFTゲーム「Graffiti Racer」を正式ローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTの塗り絵がレースするブラウザゲーム

シンガポールを拠点にGameFiプラットフォームを運営するDigital Entertainment Asset Pte. Ltd. (以下DEA)は31日、塗り絵とレースゲームを題材としたNFTゲーム「Graffiti Racer」を正式にローンチした。

Graffiti Racerは、DEAが運営するGameFiプラットフォームの「PlayMining」上で提供されているP2E(Play to Earn:遊んで稼ぐ)対応ゲーム。同プラットフォームで提供されるNFTゲームは、スマホとネット環境があればWebブラウザ上でダウンロードすることなくプレイできる。

今回Graffiti Racerの正式版ローンチにあたり、DEAのゲーム担当プロデューサーである祝(はふり)達哉氏はこのようにコメントしている。

Graffiti Racerは「ぬりえ」と「レース」という、これまでになかった要素を掛け合わせた新しいタイプのNFTゲームです。

PlayMiningとして追及している「遊んで稼ぐ」というPlay to Earn要素をベースとしながら、「ぬりえ」によってNFTに自分好みの色付けをしてオリジナルのキャラクターを作ることができます。これはNFTが本来持つ「唯一無二」という価値をゲーム体験に取り込むというチャレンジです。

今までPlay to Earnゲームに慣れ親しんだユーザーの皆様以外にも、イラストや創作活動が好きな方々、カジュアルゲームが好きな方々など、いろいろなタイプの方々が、それぞれの楽しみ方を発見することができる新しいタイトルになっていると自負しております。

    

Graffiti Racerのゲームシステム

出典:DEA

Graffiti Racerは自分で色を塗ったNFTキャラでスコアを集めながらレースし、成績に応じて仮想通貨を稼ぐことのできるゲームで、塗り絵とレースゲームの2つの要素を併せ持っている。

まず「シートNFT」と呼ばれる塗り絵の下地を獲得し、NFTキャラに好きな塗装(「フィルム」の作成)をしてレースに参加し、勝利することでDEAが発行する仮想通貨「ディープコイン(DEP)」を獲得することができる。

レースの勝敗を左右するスキルは下地である「シートNFT」によって決まり、レアリティの高いシートほど有利にレース展開を進めることが可能。それぞれのシートにはスキルやパラメータが設定されており、ゲーム内通貨やアイテムなどを使用して育成させていくことで様々なレースを攻略する。

塗り絵の仕組み

塗り絵を施したシートは「フィルム」と呼ばれ、作成したフィルムはゲーム内マーケットプレイスに出品して他のプレイヤーに売却することができる。

塗り絵の下地となるシートに、アイテムを使って塗り絵を施すことで強力なキャラを完成させることも重要な要素で、完成度によりフィルムにパラメータやボーナスが付加される。

スカラーシップ制度、無料プレイ、ミント機能も

塗り絵用のシートNFTを獲得するには、マーケットプレイスで購入するか、あるいは今後のアップデートで実装される「スカラーシップ制度」を利用してNFTの保有者からレンタルすることができる。

スカラーシップ制度を使うことで、プレイヤーはNFTを購入しないでも強力なキャラクターをレンタルしてプレイすることができる。NFTの保有者(オーナー)はレンタル希望者(スカラー)に対して貸し出すことで、レンタル期間中に発生した収益をスカラーへ分配することが可能。分配率や貸出期間、目標達成額などはオーナー側で設定することが可能。

ログインボーナスによって「シート」は無料で受け取れるほか、ゲーム内アイテム(チケット)を貯めることで「シートパック」を入手することもできる。

またディープコイン(DEP)を消費することで所有する2つ分のNFTを合成し、新たなNFTを生成することのできる「ミント機能」も備えられている。

DEAのNFTゲームラインナップ

DEAが提供するGameFiプラットフォーム「PlayMining」では、Graffiti Racer以外にも、「JobTribes」「Cookin’ Burger」「麺屋ドラゴンラーメン」などのNFTゲームがラインナップされており、新ゲームも今後追加予定。

また、DEAが発行するディープコイン(DEP)は国内取引所で販売・取引されており、日本円への換金に対応している。ゲームプレイで収益を得るP2E(Play to Earn)対応モデルが日本円に対応したのはディープコインが初のケースだ。

ディープコインは1日に、国内では3ヶ所目となる暗号資産取引所に上場する予定。

関連:DEA、新作P2Eゲーム「麺屋 ドラゴンラーメン」をローンチ

関連:フォビジャパン、DEAPcoin取り扱いへ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/19 水曜日
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
06:35
米通貨監督庁、銀行に「ガス代支払い用」の暗号資産保有を承認
米財務省通貨監督庁が国法銀行によるブロックチェーンネットワーク手数料支払いのための仮想通貨保有を正式承認した。トランプ政権下で仮想通貨に対する規制姿勢が転換している。
06:20
サイファーパンクが28億円相当のジーキャッシュを追加購入、保有量は総供給量の約1.43%に
ウィンクルボス兄弟率いるサイファーパンクが2万9869ZECを追加購入。保有総額は23万3644ZECとなり、総供給量の1.43%を保有している。
06:05
ビットコインの調整終了を予測、年末に向けた上昇がベースシナリオ=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のアナリストが仮想通貨ビットコインの調整終了を予測した。複数の市場指標が極端な水準にリセットされ、年末に向けた上昇がベースシナリオだと話した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧