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4日朝の金融市場短観|年明けのNYダウは下落 テスラ前日比12%安

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1/4(水)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,053ドル -0.28%
  • ナスダック:10,385ドル -0.77%
  • 米ドル指数:104.5 +1%
  • 米国債10年:年利回り3.76% -1.6%
  • 原油先物:77ドル -3.8%
  • 金先物:1,844ドル +1%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:16,662ドル -0.4%
  • イーサリアム:1,211ドル -0.6%
  • ソラナ:13.1ドル +15.7%

2022年の主要市場騰落率

    伝統金融

  • NYダウ:-8.5%
  • ナスダック:-33%
  • 日経平均:-9.3%(4年ぶりの下落)
  • 金先物:+0.043%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:-65%
  • イーサリアム:-68%
  • ソラナ:-94%
  • NFT(USD建て)

  • CryptoPunks:-68%
  • BAYC:-62%
  • DeGods:+706%

本日年明けのニューヨークダウは続落。リセッション(景気後退)とFRBの政策に対する不透明感から投資家のリスク選好度は依然として低い模様。また、昨年12月31日に発表された12月の中国製造業PMI・非製造業PMIはいずれも予想・前回を下回った。中国の景気減速への警戒感が広がる一方で、当局による景気刺激策への期待感などが3日の香港株(+1.8%)や上海株(+0.8%)を支えたとみられている。

米国のIT・ハイテク株ではテスラとアップルが下げを主導。テスラは第4四半期の出荷台数が予想を下回ったことが悪材料に。アップルは、年末商戦でのiPhone供給への懸念から下落した格好だ。個別銘柄で、アップル-4%、テスラ-12%、アマゾン+2.6%、アルファベットC+1.4%、ペイパル+4.7%、メタ+4%、コインベース-5%、マイクロストラテジー+2.4%、アルゴ・ブロックチェーン+7%。なお、市場では今年はボラティリティが高まるとの指摘が散見されている。

経済統計では、米商務省が3日に発表した2022年11月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比+0.2%と、エコノミストの予想であった-0.4%に反して増加した形だ。10月は-0.2%減っていた。一方、長期金利上昇に伴う住宅ローン金利高を背景に一戸建て住宅建設は引き続き低迷したという。

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さらに、今夜は米製造業景気指数(24時)と欧州サービス業購買担当者景気指数改定値(18時)の発表予定がある。

1月の重要な経済指標

  • 1月4日:米製造業景気指数(ISM)
  • 1月4日:欧州サービス業購買担当者景気指数(PMI)
  • 1月6日:米サービス業景気指数・米雇用統計
  • 1月6日:ユーロ圏消費者物価指数・小売売上高
  • 1月12日:米消費者物価指数(CPI)・新規失業保険申請件数

仮想通貨市場

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はNYダウの下落で連れ安。一方、ソラナ(SOL)は前日比15%以上上昇。ソラナは昨年12月30日に年初来安値を更新し8ドルにまで下落したが、その後反発し連日続伸。SOLの買い戻しやBONKトークンのエアドロップ、およびソラナNFT出来高の堅調な推移などが好材料になったとみられる。

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出典:バイナンス

出典:Coingecko

また、イーサリアム関連の流動的ステーキング銘柄も過去一週間で全面高。LDO(15%)、SWISE(48%)、RPL(8%)など。背景には、今年の3月以降に実施予定のイーサリアム次期大型アップグレード「Shanghai」がある。Shanghaiではこれまでイーサリアムにステーキングされている元本のETHおよび報酬分のETHの引き出しが可能になる。ETH引き出しが可能になると、手数料としてステーキング報酬分のETHの一部がそれぞれのプラットフォームの売上になるため、LDOといったトークンの保有者にインセンティブがつくことになる。

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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース|33.6ドル(-5%/-5.1%)
  • ペイパル|74.5ドル(+4.7%/+4.72%)
  • ライオット・ブロックチェーン|3.3ドル (-0.5%/-0.6%)

ライオット・ブロックチェーンに関しては、企業名のリブランディングとして「ライオット・プラットフォーム」に変更した。名称変更の理由について「当社の事業の範囲と規模は拡大を続けており、今回のブランド変更は、ビットコインに焦点を当てた事業の範囲をますます拡大するための戦略的資本配分者としての当社の立場をよりよく反映したものとなっている」とした。

昨年11月に、ビットコインマイニングホスト企業Applied Blockchainが「Applied Digital」に名称変更した事例もあった。

なお、2022年では、仮想通貨マイニング企業の株価は全体的に大暴落していた。以下がそれら主要銘柄の騰落率。

  • Core Scientific:-99%
  • Riot Blockchain:-85%
  • Bitfarms:-91%
  • Iris Energy:-92%

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