今週のニュース
一週間(1/21〜1/27)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、米GDPの数値などを取り上げた27日の金融短観が最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、ビットコイン(BTC)価格が23,000ドル台を維持したことや、Bitcoin Puell Multiple(プエル倍数)が弱気ゾーンを抜けてきたことなどをまとめた24日のレポートが関心を集めている。
このほか、中国の春節(旧正月)に関する市場分析について書いた記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:NYダウ5日続伸 強い米GDPも景気鈍化の兆しか|27日金融短観(1/27)
この日のニューヨークダウは5日続伸。取引開始前に公開された第4四半期の米GDP速報値が予想を上回ったが、米中央銀行による積極的な利上げの影響で今年の成長率は減速するリスクがあり、実質国内最終需要などの基調的な経済活動には減速の兆候が出ているとみられる。(記事はこちら)
2位:イーサリアム、上海アップグレードに向けメインネットのシャドーフォークを実施(1/24)
イーサリアム(ETH)は23日、次期アップグレード「Shanghai(上海)」に向け、メインネットのシャドーフォークを実施。Shanghaiの実施目標である3月に向け、現在もテストが継続されている。(記事はこちら)
3位:国税庁、仮想通貨法人税の期末時価評価に関する質疑応答事例を公表(1/21)
国税庁は20日、仮想通貨の法人税法上の取り扱いについて、期末時価評価に関する質疑応答事例を公表。このタイミングでの公開に、法案の内容がほぼ固まった可能性があるとの見方が上がった。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン23000ドル台を維持、マイナー指標「プエル倍数」は弱気ゾーンを脱す(1/24)
仮想通貨市場では、ビットコインの価格が前日比1.45%高の23,065ドルに。CryptoQuantの認定アナリストcaueconomy氏は、プエル倍数が弱気ゾーンを抜けてきた点に注目している。(記事はこちら)
2位:ビットコイン調整入りせず続伸、APTは前週比137%高と高騰(1/26)
ビットコインの価格は前日比2.87%高の23,187ドルに。アルトコインではAptos(APT)が前週比137%高、前月比415%高を記録し、過去最高値を更新した。(記事はこちら)
3位:ビットコイン高値圏で揉み合う、未実現損益(NUPL)にシグナルの変化も(1/27)
ビットコイン価格は前日に23,824ドルに達するも利益確定売りに押されて反落。未実現利益と未実現損失の差を示す「未実現損益:NUPL(Net Unrealized Profit/Loss)」には変化が見られた。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
中国春節でビットコインは上昇傾向か Matrixportが独自見解(1/25)
仮想通貨サービス企業Matrixportは20日、市場分析レポートを発表。中国の春節初日の終わりにビットコインを買い、その後15日経過した頃に売れば、平均で+9%のリターンが得られるとの独自見解を示している。(記事はこちら)
ポルカドット開発のWeb3財団、「DOTは証券ではなくなった」(1/27)
ポルカドット・プロトコルの開発・推進を行うWeb3 Foundationは26日、ネイティブトークンDOTはもはや証券ではなく、調整用のソフトウェアであると主張。3年に及ぶ米証券取引委員会(SEC)との積極的な関与を経て、DOTは変容し証券には該当しないことを確信していると述べた。(記事はこちら)
bitFlyer、フレア(FLR)取り扱い開始(1/24)
国内取引所bitFlyerは23日午後、フレア(FLR)の新規上場を実施。ユーザーへのフレア付与も完了した。(記事はこちら)
バイナンス、自社で発行する「Bトークン」の担保状況について説明(1/25)
バイナンスは、自社で発行するBトークンの担保資産と顧客資産を同じウォレットで保管していたことがわかった。本内容はバイナンスも認めている。(記事はこちら)
2023年のビットコインマイナーの売り圧力は? Galaxy Digitalが分析(1/26)
米大手仮想通貨投資企業Galaxy Digital社は25日、2022年末のマイニング産業の分析レポートを発行。資金調達手段の限られた多くのマイナーがサバイバル(生存戦略)モードに陥っているとされ、2024年のビットコイン半減期まではその状態が継続するとみられている。(記事はこちら)
米アマゾン、新たなWeb3事業を開始か NFTサービスは4月に始める可能性も=報道 (1/27)
eコマース最大手の米アマゾンは、新しいデジタル資産事業を開始する可能性が浮上した。NFT(非代替性トークン)サービスは、4月に開始される可能性もある。(記事はこちら)
イーサリアム共同創設者ヴィタリック、「ステルスアドレス」のメリットを解説(1/24)
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は20日に公開したリサーチブログで、イーサリアムユーザーのプライバシー保護を目的としたコンセプト「ステルスアドレス」を紹介した。(記事はこちら)