CoinPostで今最も読まれています

ビットコインが本日、トレンド転換の指標「フィボナッチタイムターゲット」で重要な節目を迎える|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインが
ビットコイン相場は27日、1日を通して価格は安定してますが、複数のテクニカル指標で注目点を迎えており、今後の中短期での動きに注目が集まっている。
テクニカルとは
さまざまな指標を用いてチャートの値動きを分析することでトレンドを判定、投資判断に活かす分析方法。 関連:ファンダメンタルズ

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

ビットコイン相場は27日、1日を通して価格が安定、1日の値幅も1万円幅に収まっています。

出典:TradingView

日足上では本日、直近の高値からフィボナッチタイムターゲットで34日目となっています。

フィボナッチタイムターゲットは直近の天底から黄金比で意味のある節目の数字(ex.8,13,21,34)を示しており、その節目の前後でトレンドの変化が起こる可能性がある事を示唆する指標です。

76万3000円付近(黄色と緑の間の線)が、フィボナッチリトレースメントに置ける、次のレジスタンスラインになります。

しかし、必ず動きが観測されるわけでは無いのであくまでも注目点の一つとなりますが、そういった節目にある事も注視すべきであるといえます。

出典:TradingView

また4時間足と8時間足の上髭、下髭のラインがトライアングルフォーメーション(三角保合い)を形成しています。

このテクニカルにて、上のラインに達した時に大きく動く可能性あり、注目相場であると言えます。

トライアングルフォーメーション(三角保合い)とは

価格が上下しながらも横ばいの動きを継続し、動きがだんだん小さくなっていった後、チャートの形が三角形のようになる状態を指す。重要度の高い分析手法の一つ。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

出典:TradingView

アルトコイン市場に動き

多くの投資家の関心がアメリカSEC(証券取引委員会)のビットコインETFに関する判断に着目し市場が停滞している中、主要アルトコインの動きが水面下で動いています。

先週、ビットコインの価格は均衡し3.4%増加、ビットコインが56%を占めている仮想通貨市場において、主要100のアルトコイン価格指数を示すAltDeX100(ALT100)も同じく低調な動きを見せました。

しかしそのような状況下でもインデックス指数が二桁の増加を見たアルトコインもあり、主要通貨ではNano(NANO)とICON( ICX)が価格を大きく上昇させ、NANOに至っては前週比で2倍近くまで価格を続伸させました。

Nanoの増加には最近発表されたネットワークテストの発表と重なり、ネットワークテストの結果は30分間で75TPSを計測、ピーク時には756TPSもの数値を記録しました。

以前のストレステストでは100から300TPSを計測していた事で今回の結果が、NANOの将来性に関する好材料になったと考えられます。

またICONは、有名ライターJoseph Young氏が発信を行なった、ICON財団が自社トークン約5億円分トークンの買い戻しに関する肯定的なツイートが好材料になったと思われます。

アルトコイン市場の今後の動きはとても重要であり、今週のアルトコインの反発が単なるリリーフバウンス(弱気相場の一時的な反発)なのか、または市場が回復しつつあるのかがより明確になると思われます。

バイナンスの上場銘柄投票Round9が開催

前回の「第8回 Community Coin of the Month」では、不正投票が明らかとなり、順位が繰り上げされる形でサプライズ上場となったPolymath(POLY)は、価格を大きく高騰させました。

今回の投票は不正投票後初めての、Community Coin of the Monthとなり、各通貨の投票の公平性を保つ形で行われると予想されます。

Byteball (GBYTE)

Cortex (CTXC)

Everipedia (IQ)

GoChain (GO)

MediBloc (MEDX)

が今回の投票対象通貨となりますが、結果次第で大きく値が動くBinance投票ということもあり、すでに多くの注目が集まっています。

▶️本日の速報をチェック

本日合わせて読みたいCoinPostの記事

【速報】中国仮想通貨禁止政策に、国内最大手検索エンジン「バイドゥ」も協力|フォーラム内での仮想通貨に関連する投稿を禁止へ
中国の最大手検索エンジン、バイドゥが仮想通貨、ブロックチェーンや電子資産などのフォーラムを一切禁止する事を発表した。中国では他にもWechatやAlibabaが仮想通貨に対する対応を厳しくしている傾向が見受けられる。
強気な見解を示していたVC創設者:ビットコインの一時33万円割れを予想、最高値更新は5年先
今月複数のテクニカル指標や、専門家たちが仮想通貨価格における下落トレンドの転換を示唆し、市場の盛り返しが期待されてきた。しかし、さらに下落する可能性があると以前ビットコインに対して強気だったPompliano氏は予想する。
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
06/01 木曜日
15:29
AI のもたらし得る「深刻なリスク」に一部専門家が警鐘
「AIによる絶滅リスク」の軽減を訴える公開声明に、世界に名だたるAI技術の研究者や企業幹部ら350名が署名し、話題となっている。声明の主張には賛否両論あるが、AIについての議論の場を広げるものとして歓迎される。
15:10
Web3企業向けマーケティングツール「ソシャマ」リリース
ソーシャルマーケティング株式会社がWeb3企業向けのマーケティングSaaSツール「ソシャマ」の提供を開始した。仮想通貨やNFTを取り扱うWeb3事業者が抱える、ツイッターなどソーシャルメディア上でのマーケティングニーズに対応する。
12:32
英TP ICAP、機関投資家向け仮想通貨マーケットをローンチ
世界有数のインターディーラーブローカーTP ICAPは、ビットコインなど仮想通貨のスポット取引市場「Fusion Digital Assets」をローンチした。機関投資家向けで、分離運営モデルを採用している。
11:30
東京都政策企画局がデジタル証券発行支援を開始
東京都政策企画局は、デジタル証券(セキュリティトークン)発行支援事業の開始を発表した。これは、ブロックチェーン技術の広範な活用を促進し、スタートアップ企業の資金調達を多様化するための取り組みだ。
10:55
EU、包括的な仮想通貨規制案MiCAを正式承認
EUは、ビットコインなど仮想通貨に関する包括的な規制案「MiCA」を正式承認した。ステーブルコインに関する規定は2024年7月から、その他規定の多くは2025年から発効する予定である。
10:05
香港の新しい仮想通貨関連組織、Huobiが参加へ
Huobiは、香港の仮想通貨関連の新組織に加わることを発表。この組織は、香港を世界最大の仮想通貨市場にすることなどをミッションにしている。
08:20
PayPalベンチャーズなど、仮想通貨ウォレットサービス「Magic」に72億円出資
仮想通貨ウォレットプロバイダーMagicは昨日、72億円(5,200万ドル)規模の戦略的資金調達ラウンドを終えたことを発表した。
07:40
バイナンス、欧州で12のプライバシー関連銘柄を上場廃止へ
バイナンスは5月31日、欧州市場でプライバシー関連銘柄の取引提供を中止する予定を発表した。
07:10
バイナンス、人員削減の報道を否定
仮想通貨取引所バイナンスは、従業員の解雇を実施したことが報じられた。人員の20%を削減したとの報道もあるが、同社CEOのCZ氏は「解雇に関する報道は悪い噂(FUD)である」と説明している。
05/31 水曜日
17:22
改正資金決済法施行で国内ステーブルコイン発行可能に
改正資金決済法施行により、法定通貨を裏付けとするステーブルコインが発行可能になることへの関心が急上昇している。海外発行のステーブルコインについては、発行者ではなく流通業者が資産を保全するよう義務付けられる。
16:59
仮想通貨取引所SBI VCトレード、エックスディーシー(XDC)を国内初上場
SBIグループにて暗号資産(仮想通貨)交換業を運営するSBI VCトレード株式会社は31日、国内初となる「エックスディーシー(XDC)」の取扱い開始を発表した。
14:00
イーサリアムからビットコインへのNFT移行を実現する「BRC-721E」が誕生
イーサリアム上で流通するNFTを、ビットコイン・ブロックチェーン上に移行可能にする新トークン規格「BRC-721E」がローンチされた。トークンブリッジプロトコル「Bridge any NFT to Ordinals」も同時に提供されている。
13:17
米デジタル商工会議所、テキサス州の反ビットコイン的なエネルギー法案成立を阻止
米デジタル商工会議所はテキサス州議会に提出された「反ビットコインマイニング法案」が法制化に至らなかったと発表した。マイニング企業の収益に大きな影響を与える「電力クレジット」の取得制限に関連する法案は成立しなかった。
13:12
ビットコインの採掘難易度、過去最高値更新へ
翌年に「半減期」を控えるビットコインマイニングの採掘難易度が過去最高値を更新する見込み。Ordinals プロトコルおよびBRC-20トークン需要やAI(人工知能)流行に伴う半導体企業の成長などを受け、マイナー間の争奪戦が激化している。
12:00
バイナンス、一部顧客の担保資金を銀行に預ける仕組みを検討か=報道
大手仮想通貨取引所バイナンスは、機関顧客の一部が取引担保を銀行に保管する仕組みを検討していると伝えられる。カウンターパーティリスクの軽減が目的の一つとみられる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア