エストニアのデジタル通貨の決済プロセッサーであるPaytomatは、ヨーロッパ各地の小売店が様々な種類の人気仮想通貨を決済導入できるプラットフォームを提供、利用を促している。
同社のプラットフォームではサポートされる仮想通貨には、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、イーオス(EOS)、ダッシュ(Dash)、ネム(XEM)、ナノ(NANO)やゼンキャッシュ(ZEN)など13種が含まれている。
なお、同社は現時点でヨーロッパ6カ国(ウクライナ、ジョージア、オランダ、チェコ共和国、ブルガリア、ポーランド)の329以上の店舗が、Paytomatを通じてデジタル通貨の支払いを受けていると発表している。
参考記事:Paying for Fruit and Vegetables With Crypto in Ukraine
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oinbase社傘下のCoinbase Commerceという決済サービスプロバイダーが、仮想通貨商業利用のための複数の事業方針を発表した。無数のオンライン商業決済で仮想通貨(BTCとLTCの直接入出金)オプションを提供する。更に、BCHとETHの機能も開発中とのことだ。
米国大手仮想通貨取引所Coinbaseは、米国特許商標庁にデジタル・ウォレットから直接決済できるシステムの特許を申請したことが8月14日に判明。申請文には「既存システムでは、ウォレットから送金する際に、秘密鍵のセキュリティを確保する方法が欠如している」と書いてあり、新しいシステムは「鍵セレモニー(Key Ceremony)」と名づけられた、公開後でも消去することができる安全な鍵の共有の仕組みをメリットとしている様だ。
著者:
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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します