ブロックチェーンファミ通を発行
国内発のゲーム特化型ブロックチェーンのOasysは29日、ファミコン時代から創刊36周年を迎える大手ゲーム雑誌『ファミ通』との提携により、ブロックチェーンゲームの紹介や解説に特化した『ブロックチェーンファミ通』を発行したことを発表した。
同日よりPDF版が一般公開されており、後に紙での発行も予定。特典として、今後特定のゲームで使えるNFTの無料配布も実施する計画だ。
『ブロックチェーンファミ通』は、Oasysとのコラボにより発行されたブロックチェーンゲーム版ファミ通(無料)。ブロックチェーンゲーム初心者を対象に、その特徴や魅力、楽しみ方に加え、国内外のゲーム会社のブロックチェーンゲームへの取組み状況、また基盤であるOasysに関する情報を伝えている。
「BCGの歴史と変遷」の章では、モバイルゲームの発展の歩みになぞらえて、ブロックチェーンゲーム(BCG)の現在地がPhase3(発明期)にあると指摘。「ヒット作が登場し、認知が広まったことで大手メーカーやビッグタイトルが続々と参加を表明している」と強調。
実際に、「ファミ通注目の最新BCG7選!」として、SEGAやDMM GAMESがIPを管理する人気タイトル『三国志大戦』や『かんぱに☆ガールズ』のブロックチェーンゲーム等を網羅。さらに、『バーチャファイター』とのコラボも決定したNFTプロジェクト「OASYX」についても見開きで解説した。
急速に発展しているブロックチェーンゲームに関する情報が豊富に提供されており、BCG初心者だけでなく暗号資産投資やNFTゲームに慣れたユーザーにとっても、現状を把握するのに必要な情報が揃っている。
Oasysは、「Blockchain for The Games」をコンセプトに、ゲーム系IP(知的財産)ホルダーとゲーマー向けに構築されたブロックチェーン。国内最大手のゲーム企業、Web3関連企業などで構成される計21社の初期パートナーには、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、GREEなどの有名企業も含まれる。28日にはKDDI株式会社とOasysの提携が発表された。
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BCG初心者に優しいコンテンツ
ブロックチェーンファミ通の「BCGデビューするには?」の章では、暗号資産取引所や分散型取引所(DEX)といったBCGで使用するアイテムや資産を取得するのに使用するプラットフォームを網羅。情報収集やゲームギルドの交流の場として使用されるTwitterやDiscordなどのコミュニケーションチャネルを紹介した。
さらに、暗号資産ウォレット(メタマスク)の使い方を図解入りで順序だてて紹介。これまで暗号資産に触れたことのないユーザーにとっても、BCGゲームプレイに向けて必要なステップを整理しやすくなっている。
『ファミ通』は、株式会社KADOKAWA GameLinkageが発行するゲーム情報誌。主にコンピューターゲームに関する情報を扱っており、最新のゲーム情報や新作ゲームのレビュー、攻略記事などを掲載。1986年の創刊以来、現在も週刊誌として毎週木曜日に発行されている。
また、オンライン版『ファミ通.com』とスマートフォン向けゲーム情報誌『ファミ通App』も運営されている。22年9月付けの媒体資料によると、ファミ通App(スマホ版)のPV数は2500万/月間、UU数は420万/月間。ファミ通AppのYouTubeチャンネル登録者数は30万強を誇る。
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