- 中国政府により、ICOが全面的に規制される可能性が浮上
- 中国ICO規制によりネオ(NEO)の価格に影響を与えています。
- イーサリアムとロシア銀行の誤解
- イーサリアムロシアがロシア国有開発銀行であるVnesheconombank(VEB)との契約を発表しました。
- スイスのUBS銀行が三菱東京UFJ銀行を含む新たに6つの世界銀行と法定通貨を裏付けとしたトークンを発行予定
- トークンは銀行での預金や支払いなど従来の銀行業務を、より素早く、安全、簡単に利用できるために使われる予定です。
世界的に政府がICO規制へ動き出す
中国ICO規制による保有通貨への影響
中国政府によりICO が全面的に規制される可能性が浮上!
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2017年9月4日
また、北京で行われる予定だったICOカンファレンスもキャンセル。ますます世界的にICO規制が厳しくなっている今日。中国版イーサリアム #NEO に影響を及ぼすか? https://t.co/UtrQ5MRrnv
China Internet Finance Association がさらなるICO(Initial Coin Offering) 規制強化を進めています。
資金調達手段として仮想通貨を発行するICOが注目されていますが、中国人民銀行関係者は90%以上のICOが詐欺などの不法な資金集めであり、プロジェクトとして成り立つICOは1%以下であると言及しました。実際に、8月末から中国のICOサイトが次々にICOの取り扱いを停止し始め、世界でもICOに対する規制は強化されています。
ネオ(NEO)への影響
中国のイーサリアムと言われているネオ(NEO)。ネオはICOをサポートしていくプラットフォームとしても注目を集めましたが、今回のICO規制により価格を大幅に下げています。
中には中国のICO規制を受けて買い増しをしているNEO保有者も多数存在していますが、今回のICO規制によりさらに下落が進む可能性があります。しかしながら、ICO規制に関しては世界中で今後起こる可能性があるということ、今回は早くも中国政府が動きだしたということであり、もちろん日本も例外ではありません。
中国政府がICOを規制するというニュースに注目がされがちですが、アメリカではすでに規制が始まっており、9月4日現在韓国での規制も始まったという情報も入ってきました。
中国に続き韓国でも #仮想通貨、ICOを規制する発表がありました。韓国政府は仮想通貨を金融商品や貨幣でないと規定し、資金調達であるICOも規制対象になると判断した模様です。Google翻訳でも今回の記事の内容はわかります。 #ICO https://t.co/V20W21HQ3F
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2017年9月4日
ICOに参加する人は少ないかもしれませんが、ICO規制が自分の保有する通貨の価格に直接影響します。そのため今後のICO規制情報を追うことは重要となるでしょう。
今後はコインポストでも各国のICO規制についての情報をいち早くお伝えしていきますのでICOニュースぜひチェックしてみてください。
ICOについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓↓↓
イーサリアム財団とロシア銀行契約記事の誤解
世界を駆け巡った #イーサリアム と #ロシア との直接契約のニュースは誤解であり、正確には新たにビタリック氏と作られたEthereum Russiaという企業とのコラボレーションであった声明を発表しています。 #Ethereum https://t.co/iXfvLw5f2s
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2017年9月4日
今回、イーサリアム財団がロシア国有開発銀行であるVnesheconombank(VEB)との契約を発表したという記事が流れましたが、正確にはイーサリアムロシア(イーサリアム創業者 ヴィタリック・ブテリンとロシア大手スマートフォンメーカーYota Device 会社CEOによって設立)ロシア国有開発銀行であるVnesheconombank(VEB)とのコラボレーション。という情報が正しいようです。
最近はロシアの仮想通貨ニュースが賑わっています。
Googleがロシアからの2017年半年間の仮想通貨検索数を分析! #Bitcoin 220%UP #Mining 560%UPそして #Ethereum 760%UP 最も検索数が多かった地域は中国の隣極東地域と言われています。https://t.co/31vpwndfE2
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2017年9月4日
ここ半年間のロシア国内の仮想通貨検索数結果を踏まえると、ロシアが今後仮想通貨により多くの影響を与えるだろうと予想されます。
また、最も検索数が多かった地域が極東だったということを考えると、ロシアに住む中国人の影響と考えられるでしょう。
マイニング事業でもロシアは気候的にも電気代的にもとても環境がよく極東ロシア領から中国人が介入しながら今後も発展を続けていくでしょう。
今後もロシアの情報は中国と関わってくる可能性もありますのでぜひチェックしてみてください。
詳しいイーサリアムロシアとロシア国有開発銀行の記事はこちらから↓↓↓
銀行トークン
スイス銀行UBSが #三菱東京UFJ銀行 を含む新たに6つの世界銀行と法定通貨を裏付けとしたトークンを発行予定
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2017年9月4日
今後銀行が発行する仮想通貨が法定通貨と同等の役割を果たせるサービスを作り、より早く安全簡単な取引を目指しますhttps://t.co/IQ8daKgbH0
8月31日スイスのUBS銀行が三菱東京UFJ銀行を含む新たに6つの世界銀行と法定通貨を裏付けとしたトークンを発行予定 。
6つの銀行はBarclay、Credit Suisse、 Canadian Imperial Bank of Commerce、 HSBC、 MUFG、そして State Street となっています。また、すでに BNY Mellon、 Deutsche Bank、 Santanderbrokerage ICAP銀行がUBSと提携している。
銀行でのトークンは銀行での預金や支払いなど従来の銀行業務を、より素早く、安全、簡単に利用できるために使われる予定です。
銀行トークン発行によるリップルへの影響
銀行がトークンを発行したことでリップル有するXRPがどうなるのか?という心配をされる方も多くいると思います。 あくまでもその銀行グループ内での利用される可能性はありますが、世界的なボーダーレス国際送金で無数の銀行を繋ぐ役割として担うことはできません。
今後もこのような銀行業務のブロックチェーン利用よりも活発に推し進められて行くと思いますが、それがリップル等の既存のブリッジ通貨のアセットが注目されていくことにも繋がると思いますので、これからのニュースにも注目して行こうと思います。
今後も毎週月曜日、週末にあったまとめニュース記事を作成していきますのでぜひご覧ください。