はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

空売り禁止で韓国総合株価指数急騰 米国株続伸|7日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

11/7(火)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 小幅続伸

  • コインベース|86.3ドル(+0.6%)
  • マイクロストラテジー|459.6ドル(+1.2%)
  • マラソン|9.2ドル(-1.8%)

関連「仮想通貨市場にサンタクロース・ラリーの可能性」Matrixportレポート

仮想通貨相場 XRP上げ

  • ビットコイン:35,001ドル +0.4%
  • イーサリアム:1,892ドル +1.0%
  • XRP:0.72ドル +10.7%

XRPの高騰については、11月8ー9日にドバイ開催予定の大型年次イベント「Swell」に関する思惑買いが相場を後押ししたようだ。

出典:バイナンス

関連SWELL控え大幅続伸のXRPは100円台を回復

また、リップルとドバイに関しては、先週2日にドバイの金融規制当局であるDFSAからリップル社がXRPの承認を受けた背景があり、ドバイ国際金融センター(DIFC)にライセンスを持つ仮想通貨関連企業はXRPを自社のサービスで利用できるようになったという。DFSAの承認を受けた仮想通貨銘柄として、XRPはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)に次ぐ4つ目となった。

関連ドバイIFC、仮想通貨規制枠組み内でXRPの使用を承認

伝統金融 小幅続伸

  • NYダウ:34,095 +0.1%
  • ナスダック:13,518 +0.3%
  • 日経平均:32,708 +2.3%
  • 韓国総合株価指数:2,502 +5.6%
  • 米ドル/円:150 +0.4%
  • 原油先物WTI:80.7ドル +0.4%
  • 金先物:1,985ドル -0.7%

全体市況

米NYダウやナスダックは小幅続伸。米金利のピークへの観測が強く先週金曜日発表の弱い雇用データが12月と1月のFOMC追加利上げの懸念を後退させている格好だ。

出典:CME

出典:CME

一方、これまで発表された7-9月(第3四半期)の米企業決算の中、S&P500種株価指数構成企業の8割以上発表済み段階だが、3Q売上高が市場予想を上回ったのは半数未満で、アップルやアマゾンをはじめ通期予測で需要低迷への言及が圧倒的に多かった模様だ。ブルームバーグの分析によると、需要低迷への言及回数はすでに2番目の多さとなっているという。

関連FOMC二回連続で政策金利据え置き  仮想通貨関連株・ソラナ続伸|2日金融短観

また、先週の米国株市場のラリー(上昇)について、一部のアナリストはFRB利上げサイクル終了への期待に伴う利回り低下によって株式市場の調整は終わったとみているが、モルガン・スタンレーのストラテジストMike Wilso氏はMarketWatchの取材で、「パウエル議長の発言よりも、予想を下回った国債発行と弱い経済データによってもたらされたものだ」と指摘し、「S&P500種株価指数と平均株価が今年低迷しているのは、株市場で続いている今年の業績後退だ」と話したという。

一方、今年日本5大商社株の保有比率を大幅に引き上げた、ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社「バークシャー・ハザウェイ」は4日に発表した2023年7ー9月の決算では手元資金が過去最高の約23兆円に上ったことが判明。株式を売った額が買った額を上回っており、日本円にして約7800億円の売り越しとなった。今後の米国株の更なる下落に備えている格好だ。

本日の主な市場材料は以下数点。

  • 米10年債利回り再び上昇 +1.64%で4.65%に
  • 米財務省 7日に3年債・8日に10年債・9日に30年債発行予定
  • 米企業 今週約400億ドル社債発行予定
  • 原油先物上昇 サウジと露が日量100万バレル超の原油供給削減を年末まで継続

また、今週金曜日にはパウエル米FRB議長や複数の要人が発言する予定だ。

今週以降の重要経済指標・イベント

  • 11/10(金)4:00 パウエル米連邦準備理事会議長が発言
  • 11/14(火)22:30 10月消費者物価指数(CPI)

関連ビットコインの先行き予測、Bitfinexが示す11月の市場トレンドと年末の展開

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|663円(-0.6%)
  • クシム|401円(+3.3%)
  • ドリコム|693円(+0.7%)

6日の日経平均は+758円で今年最大の上げ幅を記録。先週の米国雇用統計結果やFRB追加利上げ観測の後退、および日米長期金利の急低下が材料視されたようだ。また、国内では、日銀の植田和男総裁が週末のイベントで、金融緩和政策を続ける方針を示唆したことが影響した模様だ。一方、7日には米国債利回りの反発を受けてドル円は再び150円台に復帰した。

関連FX市場で取引量2位の通貨ペア「ドル円」とは|円安の影響や変動要因を解説

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

韓国空売り再び禁止 株価急騰

韓国総合株価指数は6日に5.6%高で、2020年3月以来の上昇率だった。背景には、韓国金融委員会(FSC)が5日に株式の空売りを6日から24年6月まで禁止すると発表したことだ。来年の総選挙を控える中、与党が個人投資家の訴えを意識したものとみられている。これを受け、KOSPI 200(韓国総合株価指数の主要200社指数)は+5%、KOSDAQ(新興企業指数)は7.3%上昇した。

禁止の理由について、FSCは外国投資銀行が裏付けとなる株式を先に手当てせずに「ネーキッド・ショート・セリング」などの違法行為をおこなっていることを指摘し、機関投資家と個人投資家の間にある『不公平な競争条件』を根本的に緩和することが措置の目的と説明した。韓国では空売りのほとんどが機関投資家によって行われている。

関連株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

CoinPost 仮想通貨初心者向け特集

イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説 どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選 仮想通貨の仕組み【初心者向け図解】暗号技術と問題点について
暗号資産とは|初心者でも5分でわかる仮想通貨の始め方 Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

関連:クリプト指標導入「CoinPostアプリ」の使い方をトレーダー目線で解説|寄稿:Bit仙人

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧