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初日のビットコイン現物ETF出来高、40億ドル超 グレースケールがリード ゴールドETFの初日出来高は10億ドル超

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ビットコインには高いボラティリティ

現物型ビットコインETFは木曜日に米国の株式市場でデビューを果たし、40億ドル以上の取引高を記録した。ビットコイン自体は前日比+1.6%で、一時49,000ドル手前まで高騰するもその後反落し乱高下を続けた。

出典:バイナンス

ビットコインETFの取引初日、出来高をリードしたのは、グレースケールの「GBTC」で20.9億ドル。注目されている資産運用最大手のブラックロックの「IBIT」は2位として10億ドルを記録した。一方、ゴールドETF「SPDR Gold Trust ETF(GLD)」の2004年11月18日の初日出来高は10億ドル超えだった。

そして3位はフィデリティのFBTCで6.7億ドル。アークのARKBが2.7億ドルとしてそれに続く。一方、HashdexのETFも昨日承認されたが、まだ上場しておらず、実際10銘柄のみ取引されていた。

グレースケールのGBTCについては、ブルームバーグのETF専門家のEric Balchunas氏はその出来高の大半は「すべて売り」だろうと推測。GBTCは投資信託のGBTCから転換されたもので、すでに流通していた。一方、ブラックロックやフィデリティの方の取引量は、それぞれのETFが全く新しい商品であるため、新規資金流入が大部分を占めていると見ている。

米国のビットコイン現物ETFの初日パフォーマンは投資家に大きく注目されている。JPモルガンやゴールドマンサックス、スタンダードチャータード銀などの大手金融らは、機関及び個人投資家からの新規資金流入が今年最大で1000億ドルに達すると予測し、新たな資産クラスとして投資家層を拡大していくと見込んでいる。

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