はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

底堅い推移のビットコイン、ビルドアンドビルド(BNB)は3年ぶりに過去最高値を更新

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

6の米NY株式市場は、ダウ平均株価は前日比78.8ドル(0.2%)高の38,886ドル、ナスダック指数は14.7ポイント安の17,173で取引を終えた。

米国株の暗号資産(仮想通貨)関連銘柄では、コインベースが前日比2.2%高の257ドルと続伸。マイニング関連銘柄のライオットが前日比5.1%高で10ドル台を回復した。

CoinPostアプリ(ヒートマップ機能)

東京株式市場では、日経平均株価(前引け)は前日比42円(0.11%)安の38,661円となった。

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比0.35%安の1BTC=70,801ドルに。

BTC/USD日足

オンチェーンアナリストのWilly Woo氏は、ビットコイン(BTC)が72,000ドルに達するとショートポジションのロスカット(強制清算)連鎖によるショートスクイーズが起こる可能性を指摘した。

この観測はリクイデーションヒートマップに基づくもので、色の濃淡が清算リスクやボリュームを表しており、1BTC=75,000ドルまでに現在積み上がっている15億ドル相当のショートが清算される可能性があるという。

インフレ鈍化を背景に、欧州中央銀行(ECB)は6日の理事会で利下げを決定し、政策金利0.25%の引き下げに転じた。カナダ中銀も5日に利下げを発表しており、FRB(米連邦準備制度)も年内の利下げに踏み切るかどうか注目される。

利下げが実現した場合は、金融引き締めの緩和に舵を切ることになることから、株や暗号資産(仮想通貨)などのリスク性資産には追い風だ。明日発表予定の5月雇用統計や来週のCPI(米消費者物価指数)発表は、市場の関心が一層集まるだろう。

関連:ビットコインの買い方|投資メリットやリスク、おすすめ取引所は?

アルトコイン相場

BNB Chainのエコシステムを支えるビルドアンドビルド(BNB)は6日、21年5月に記録した1BNB=693ドルを上回り、過去最高値を更新した。

時価総額上位の主要アルトの中でも、イーサリアム(ETH)が前週比1.1%高、ソラナ(SOL)が前週比2.4%高に留まる中、BNBは前週比18.6%高と足元では大きく買われている。

BNB/USD週足

関連:BNBのユースケースと成長の秘密 取引所・買い方を解説

暗号資産(仮想通貨)業界を牽引してきた創業者のチャンポン・ジャオ(CZ)元CEOがマネーロンダリングを幇助した罪で逮捕されるなどして、最大手仮想通貨取引所バイナンスとしては求心力の低下はありつつも、今年4月に発表した新トークンローンチプラットフォームのメガドロップ(Binance Megadrop)」が材料視されている。

メガドロップは、ローンチプールとエアドロップの長所を組み合わせたもの。既存のBinance Simple EarnとBinance Web3 Walletを統合し、エアドロップ体験を再定義する新しいトークンローンチプラットフォームだ。

保有BNBをBinance Simple Earnを通じて一定期間ロックアップしたり、専用のWeb3ウォレットでWeb3クエストのタスクを完了するとスコア(Locked BNB Score,Web3 Quest Bonus)を獲得できる。この際、ロック期間が長いほどスコアが高くなり、スコアに基づいてMegadrop報酬が配布されるため、追加の報酬を得るためにはWeb3クエストの完了が求められる。

Megadropの報酬は、ユーザーがロックしたBNBの量と期間、さらにWeb3クエストの完了状況に基づくスコアに依存する。これにより、バイナンスの取引所にトークンが上場する前に、Web3 プロジェクト関連の報酬に早期アクセスすることができるメリットがある。

関連:バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表

メガドロップの第一弾プロジェクトは、バイナンスから独立したVCであるバイナンスラボが出資するプロジェクトでもある、BTCのリステーキングチェーン「BounceBit(BB)」で、最大供給量の8%がMegadropの報酬として充てられる。

BNBは、日本国内ではbitbankに上場している。

関連:BNBのユースケースと成長の秘密 取引所・買い方を解説

関連:ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/31 月曜日
11:16
仮想通貨市場など全面安 命運を左右するトランプ関税発表が4月2日に迫る
4月2日に迫るトランプ米大統領の関税発表が株やビットコイン(BTC)市場に大きな不確実性をもたらしている。著名投資家は今年最大の市場イベントと位置づけ3つのシナリオを提示した。一方、ピーター・ブラントはビットコイン(BTC)の65,600ドルへの下落リスクを警告している。
09:51
金融庁、仮想通貨のインサイダー取引規制導入か 「金融商品」に分類する法改正案提出へ=報道
日本経済新聞の報道によれば、金融庁が2026年を目途にビットコインなど仮想通貨を金融商品とする金商法改正案を提出予定。暗号資産(仮想通貨)のインサイダー取引規制も新設する見込み。
03/30 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米州政府や企業のBTC投資動向やリップル社のSECへの追加上訴撤回など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次市況:1300万円台で揉み合う展開と今後の見通し|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による週次分析。トランプ政権の相互関税懸念と米経済指標の動向を背景に、1300万円台で揉み合うビットコイン相場。現物ETFへの資金流入が続く中、今後の展望を詳細に解説
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税の影響分析に高い関心
今週はSBI VCトレードによるステーブルコインUSDCの取引開始、トランプ関税の影響分析、世界最大級のオンライン証券会社によるトランプ氏言及の仮想通貨4銘柄追加に関するニュースが最も関心を集めた。
03/29 土曜日
13:45
イーサリアム創設者ヴィタリック、L2セキュリティの進化と「2-of-3」証明システムを提案
ヴィタリック・ブテリン氏が新たなブログで、L2セキュリティの現状と将来展望を公開。ブロブスペース拡張、ZK・OP・TEEを組み合わせた「2-of-3」証明システム、証明集約レイヤーの必要性について詳細に解説。
12:55
南カロライナ州で新たにビットコイン準備金法案提出 対コインベース訴訟取り下げも
米国サウスカロライナ州が、コインベースへのステーキング関連訴訟を取り下げた。また同日には州がビットコインなど仮想通貨の準備金を持てるようにする法案が提出されている。
10:45
ブラックロックのビットコインETFを保有、トランプ大統領の息子が顧問の米上場企業
米ドミナリ・ホールディングス社がビットコイン保有戦略を開始し、ブラックロックのETFを購入。機関投資家の仮想通貨投資最新動向は。
10:00
欧州保険・年金機構(EIOPA)、保険会社が仮想通貨を100%裏付ける義務提案
EIOPAが保険会社の仮想通貨保有に100%の資本要件を提案。高リスクに対応するためとしている。欧州では特にルクセンブルクで保険会社の仮想通貨エクスポージャーが確認されている。 。
09:30
SEC、イーロン率いる政府効率化省(DOGE)と連携開始
米証券取引委員会(SEC)がイーロン・マスク氏の政府効率化省(DOGE)との連携を開始。トランプ政権下での規制機関改革と仮想通貨政策転換の最新動向を解説。
08:30
ビットコイン80万円下落、BTCメジャーSQ通過で需給悪化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時80万円の下落となった。アルトコイン市場も、ビットコインの急落に連動するかたちでほぼ全面安の展開となった。
07:45
トランプ大統領、仮想通貨取引所BitMEXの共同創設者3名に恩赦
トランプ大統領は、アーサー・ヘイズ氏ら仮想通貨取引所BitMEXの3名の共同創設者に恩赦を与えたことがわかった。同氏らは、意図的にマネーロンダリング対策を導入せず銀行秘密法に違反したと告発されていた。
07:15
アバランチ現物ETF、米グレースケールも申請
VanEckの後に申請 米ナスダックは3月27日、グレースケールのアバランチ(AVAX)現物ETFに関する19b-4申請書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。この申請は、既…
07:02
ブラジル政府高官「ビットコイン準備金は国の繁栄に不可欠」
ブラジル副大統領首席補佐官がビットコインを「デジタルゴールド」と評価し、国際準備金の5%をビットコインに投資する法案を支持する。
06:40
イーロン・マスク氏、人工知能開発のXAIがX社を買収と発表 企業価値16兆円超の巨大統合に
イーロン・マスク氏が率いるAI企業XAIが旧ツイッター社X社を全株式交換で買収。XAIを800億ドル、X社を330億ドルと評価する統合により、AIとソーシャルメディアの融合を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧