はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットバンク、ビットコインステーキング「Babylon」のメインネットローンチに参加 仮想通貨のステーキングの知見を収集

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーキングの知見を収集

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するビットバンクは26日、ビットコイン(BTC)ステーキングのプロトコル「Babylon」が段階的に進めているメインネットのローンチに参加したことを発表した。

Babylonの技術構成やプロジェクトの方向性に関して調査を進めると説明。そして、ビットコインを含めたステーキングの動向について知見を収集し、今後の事業運営やサービス拡充の検討に活かすと述べている。

▶️ステーキングとは

仮想通貨を預け入れ、ネットワークの運用に貢献することで報酬が得られる仕組みのこと。

Babylonのプロジェクトは8月、プロトコルのローンチを3段階に分けて行うことを発表した。各段階の概要は以下の通りである。

  • Phase-1:ビットコイン所有者がビットコインをロックする
  • Phase-2:ビットコインのステーキングを有効化する
  • Phase-3:複数のチェーンで同じビットコインを同時にステーキングできるようにする

そして、現在BabylonのローンチはPhase-1が進んでいる。Phase-1をさらに段階を細分化して「Cap」として区切り、ビットバンクが加わったのが3番目の「Cap-3」だ。

Capは時間で区切られて進められており、Cap-3は10日に始まって約1週間続いた。それぞれのCapでは主に、ステーキングする際のトランザクションごとのビットコインの上限を段階的に増やしている。

Babylonのプロジェクトは19日、Cap-3までで60億ドル(約9,480億円)相当のビットコインがステーキングされたと報告。この時点のステーカーの数は13万5,000だとした。

出典:X

なお、ビットバンクは自社のビットコインでCap-3に参加している。

関連どこよりも充実した板取引、仮想通貨取引所bitbankの特徴とおすすめポイントを紹介

Zaifも関心

Babylonのプロジェクトは、コンセンサスの仕組みに「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」を採用するブロックチェーンで、ビットコインをステーキングできるようにしようと取り組んでいる。ビットコインは「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」を採用しているため、本来はステーキングはできない。

関連仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説

Babylonについては25日にZaifが、Babylonのプロトコルを活用して、ユーザーにビットコインステーキングのサービスを提供できるようにするためのプロジェクトを開始すると発表。ビットコインを「持つだけ」から「増やす手段」へ変える機会をユーザーに提供する計画だと説明した。

関連「日本ユーザーにビットコインステーキングの機会を」Zaifが新プロジェクト開始

大手VCのPaladigmやバイナンスラボなどから出資を受けるなど、注目度が高いBabylonは、運用のためにロックされた資産の総価値「TVL(Total Value Locked)」が、ビットコインブロックチェーンの中ではトップである(DefiLlama参照)。また、イーサリアムのステーキング大手Eigenとの比較では、Eigenが約150億ドルで、Babylonはその3分の1の規模になっている。

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。
05:55
テザー、トランプ政権仮想通貨評議会の元高官を戦略顧問に起用
世界最大のステーブルコイン発行会社テザーが、トランプ政権でホワイトハウス仮想通貨評議会を率いたボー・ハインズ氏を米国戦略担当の戦略顧問に任命。
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金11.5億ドルをステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。
08/19 火曜日
18:37
OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説
2025年8月、OKXがOKBを大規模バーンし発行量を2,100万枚に固定。価格は2.5倍に急騰した。OKBの特徴・買い方・将来性を詳しく解説します。
16:43
仮想通貨取引所OKJ、「オフィシャル トランプ」の取り扱いを8月28日から開始
オーケーコイン・ジャパン(OKJ)が8月28日からトランプ大統領関連のミーム系暗号資産「オフィシャル トランプ(TRUMP)」の取扱いを開始。Solanaネットワーク対応で取引所・販売所・積立サービスを提供。
14:05
仮想通貨モネロへ攻撃を仕掛けたQubic 、次のターゲットは?
AIブロックチェーンプロジェクトQubicがモネロ(XMR)への51%攻撃に成功したと発表した。次なる動きとして、コミュニティ投票でドージコインを次のターゲットに選定した。注目を集めたQubicの動機を背景について詳しく解説する。
13:50
著名投資家パリハピティヤ、370億円の新SPAC設立でDeFiやAI投資へ
「SPAC王」と呼ばれたチャマス・パリハピティヤ氏が、分散型金融(DeFi)やAI分野に特化した新たなSPACを設立。370億円調達を目指す。
13:00
「宇宙から届ける分散型インターネット」Spacecoin創業者が語る、衛星通信で実現するWeb3|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、Spacecoin創業者Tae Oh氏独占インタビュー。衛星通信で実現する分散型インターネットとWebX 2025出展について話を伺った。
11:45
2025年末のビットコイン価格予想18万ドル維持、ヴァンエック最新市場レポート
ヴァンエックが最新市場分析で2025年末ビットコイン価格予想18万ドルを維持している。先物需要の回復や、ビットコイントレジャリー企業の動向についても言及した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧