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仮想通貨の一部取引を非課税にする法案、チェコの大統領が署名

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨税制で進展

チェコのペトル・パヴェル大統領は6日、一定の条件を満たした暗号資産(仮想通貨)の利益を非課税にする法案に署名した。現地の業界団体やメディアが伝えた。

事前に報じられていた通り、3年以上保有していた仮想通貨を売却した場合が非課税の対象。また、1年につき10万チェココルナ(約63万円)までの取引は税務申告の義務がない。

大統領が仮想通貨税制を含む法案に署名したことは、法案の作成に関わったというチェコ仮想通貨協会(CKMA)も発表した。この法案は、仮想通貨業界のイノベーションや発展を推進できるようにする規制で、欧州の仮想通貨規制であるMiCA法に準拠もしていると述べている。

また、ライセンスを受けた仮想通貨企業に対し銀行口座へのアクセスを保証するルールも導入すると説明。CKMAは、これでチェコは、世界の仮想通貨とブロックチェーンのプロジェクトの欧州への入口になるだろうと期待を示した。

CKMAのトップは以下のようにコメントしている。

仮想通貨は技術的なトレンドであるだけでなく、チェコの経済の未来にとって重要である。国家予算に多額の税収を生み出したり、多くの雇用を創出したりする可能性を秘めている。

さらに、チェコはEU(欧州連合)におけるイノベーションの中心地になることも可能だろう。

チェコの財務省に確認した「CoinDesk」によれば、これらの内容を定めた法案は法制化の最終段階にあり、1〜2週間で公開される予定だという。

関連:中欧チェコ、長期保有の仮想通貨に対する免税へ

ビットコイン保有の提案

チェコは最近、仮想通貨領域から大きな注目を集めている。今回の税制に加え、注目度が高まっているのが、中央銀行であるチェコ国立銀行(CNB)によるビットコイン(BTC)準備金創設の可能性だ。

すでに、CNBのアレシュ・ミフル総裁が準備金創設を提案済み。CNBは「準備金を多様化するため、新たな資産に投資することを検討する」とだけ説明しているが、ビットコイン保有も検討に含まれているとみられる。

一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が中銀のビットコイン保有に否定的な見方を示していることなどから、現時点では先行きは不透明だ。

関連:ビットコインの準備金保有も検討か チェコ中銀、新たな資産への投資効果を正式に調査へ

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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