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イーサリアムの大型アップグレード「ペクトラ」、3月5日に最終テスト実施へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムのアップグレード

イーサリアム財団は14日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の次期大型アップグレード「Pectra(ペクトラ)」のテストネットにおける実施スケジュールを公表した。

「Holesky」では日本時間2月25日6時55分ごろ(エポック:115968)、「Sepolia」では同3月5日16時29分ごろ(エポック:222464)に実施する予定。3月6日には開発者会議の開催も予定されており、この2つのテストネットでアップグレードに成功すれば、メインネットでの実施時期を決定するとしている。

Pectraは、多くのイーサリアム改善提案(EIP)が導入され、開発者らが一度に実施するには範囲が広すぎると指摘している大型アップグレード。直近の計画では、メインネットでは4月に実施する予定であることが伝えられていた。

Pectraは、昨年3月に実施された「Dencun(デンクン)」に続くアップグレードで、アカウント機能の強化やバリデータ体験の改善、L2の拡張性向上などを目指している。

L2とは

「レイヤー2」の略で、「2層目」のネットワークのこと。

▶️仮想通貨用語集

具体的に特に注目されているのは、外部アカウント(EOA)の機能拡張によってアカウント抽象化を推進すること、バリデータの最大ステーク数量を現在の32ETHから2,048ETHに増やすこと、L2を介してイーサリアムの拡張性を向上させることである。

関連:ヴィタリック、3月実装予定「ペクトラ」の重要性に言及

イーサリアムのインフレ

技術や機能の向上が期待されるPectraだが、専門家からはイーサリアムの供給量の増加につながる可能性を指摘する声が上がった。現在もイーサリアムはインフレ状態にある。

出典:ultra sound money

イーサリアムの価格は需要と供給のバランスで決定するため、インフレに対する投資家の注目度は高い。

もともとイーサリアムは、L2の手数料を下げる機能が導入されたDencunによって、手数料をバーン(焼却)する数量が減少している可能性が指摘されている。その状況で、PectraではL2のキャパシティを増加させる計画があるため、供給量がさらに増加しうるという。

関連:イーサリアム、3月予定の「ペクトラ」でインフレ率増加か 現在はマージ前の水準に

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