WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨基盤のブロックチェーンゲームで日本円が利用可能に、市場規模の急拡大も|上場企業モバイルファクトリー子会社

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨基盤のブロックチェーンゲームで日本円が利用可能に
上場企業モバイルファクトリー子会社が、ブロックチェーンゲームを日本円で利用可能な画期的なシステムを開発した。中小ゲーム会社参入を見込むとしており、将来的には大手ソシャゲメーカーの参入など市場規模拡大が期待される。

仮想通貨基盤のブロックチェーンゲームで日本円が利用可能に

日本経済新聞の報道によると、上場企業モバイルファクトリー(3912)の子会社「ビットファクトリー」は、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使ったゲームなどのアプリを、法廷通貨の日本円でも利用できるシステムを開発した。

dAppsと呼ばれるブロックチェーンアプリは、ゲーム内で購入したアイテムの所有情報をブロックチェーンに上書きする際に、トランザクションを通すための手数料としてGas代(少額のイーサリアム)が必要となる。

トランザクションが混雑していた場合には、Gas代が10倍に高騰したり、挙動が極端に重くなり、アイテム購入時など肝心なところで取引注文が通らないケースも散見され、イーサリアムブロックチェーンのスケーラビティ問題として様々な課題に直面していた。

最近話題の国産dAppsゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」のように、サイドチェーン「LoomNetwork」を採用するなど、これらの問題改善に取り組み、一定の成功を収めた事例もあるが、業界としては黎明期の最中にあり、試行錯誤している段階だ。

現状の課題点と投資需要

課題はこれだけではない。

ブロックチェーンのアプリ最大の課題として、円やドルなどの法定通貨に対応しておらず、仮想通貨イーサリアム(ETH)の購入や、METAMASKなどの専用ウォレット情報が必要になるなど、初心者には難しい部分があり、参入障壁の高さがネックとなってきた。

今回のサービス提供で日本円でも遊べるようにすることで、ユーザー数の裾野を広げる狙いがあるという。

ガンホーのパズドラやミクシィのモンストなどを筆頭に一世を風靡した、iPhoneなどでプレイ可能なスマホアプリゲームは開発競争が激化して久しく、開発資金も跳ね上がっている現状がある。スマホならではのUI/UXを活かしたゲーム性も開拓し尽くされていることで、若干食傷気味であることも否めない。

そんな中、世界No.1のdAppsアプリでもDAU(デイリーアクティブユーザー)1000程度でありながら、その特質性から相当以上の収益性を生み出すこともあるブルーオーシャンは、メーカーから見ても魅力的であり、新たな収入源として中小のゲーム会社の参入を見込む。

2018年の下落トレンドで仮想通貨(及び株式)市場全体が軟調にある中、ゲーム内アイテムの高騰と高値での売却を狙った”投資家の投機需要”も高まりつつあり、ゲーム課金というより、投資先の一つとして見ているプレイヤーも少なくない。

dAppsゲームの特長として、既存のソシャゲと異なり、アイテムの発行数や所有権がブロックチェーンで担保される点も挙げられる。

何らかの事情でゲームからの引退を余儀なくされたり、運営事情でサービス自体が終了しても、ゲーム内のデジタルアセット(キャラクターや武器・防具などのアイテム)を別のゲームに取り込んで遊ぶとことが可能で、他社とのコラボなども行いやすい。

日本円が使用可能になる意義

今回発表されたシステムは、ビットファクトリーが手数料払いを代行することで、イーサリアムなどの仮想通貨を所有していないユーザーでも、日本円だけでアイテムを購入できるという利点がある。

従来は、日本の法律の問題もあり、日本円への対応は難しいのではないかと考えられてきたが、システムローンチにあたり、規制当局の承認を得ているものと思われることから、dApps業界にとっても極めて大きな一歩だと言えるだろう。

市場規模拡大に伴い、将来的には日本を代表する大手ソシャゲメーカーのdAppsゲーム市場参入なども期待できる。

21日からテスト版を始め、システムの完成度やユーザーの反響などを確かめるという。

CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者8,000名突破。

CoinPostの関連記事

上場企業gumiと国産ブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ 」開発会社が資本業務提携、2億円を資金調達
仮想通貨イーサリアム基盤のブロックチェーンゲームで、取引高・取引量・DAU世界1位を記録するマイクリプトヒーローズの開発会社「double jump.tokyo株式会社」が、上場企業のgumiグループと資本業務提携し、2億円の資金調達を発表した。グローバルでの飛躍的な拡大加速を目指す。
仮想通貨イーサリアムブロックチェーン使用ゲームが「プレステ4」で発売予定
家庭用機で初となるdAppsゲームの発売予定が判明した。ターン制戦略ゲーム「Plague Hunters」は、武器などのゲーム内アイテム(デジタル資産)が、NFTs(代替不可能トークン)と結び付けられる。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/03 木曜日
17:59
ヘイズ氏、仏銀行の信用不安でFRB資金供給拡大へ 仮想通貨市場に追い風と予測
アーサー・ヘイズ氏は最新エッセイで、ユーロ円の下落と仏銀行の信用不安がFRBの資金供給拡大を招き、仮想通貨相場の追い風になるとの見方を示した。イーサリアムの価格目標にも言及している。
17:04
ステーブルコイン純流入、113日ぶりプラス転換=アナリスト
オンチェーンアナリストのアドラー氏は、ステーブルコインの取引所純流入が113日ぶりにプラス転換したと指摘。9月1日の1,385万ドルから3日には685万ドルへ急減し、SSR(供給比率)も高止まりが続くため需給は中立とみる。
16:24
アトキンスSEC委員長、クラリティー法案の可決に期待
米SEC委員長ポール・アトキンス氏は、仮想通貨の市場構造を定めるクラリティー法案について、上院可決と大統領署名を経た成立への期待を語った。上院は15日に手続き上の採決を予定。銀行業界との対立で難航してきた法案の行方を追う。
15:57
X、数十万アカウント標的の乗っ取り未遂 米司法省が捜査
米司法省が、Xの数十万アカウントを狙ったパスワード復旧攻撃の捜査でXと連携していると発表した。攻撃は事前に阻止されたが、仮想通貨関連の著名アカウントを狙った乗っ取り詐欺の手口としても知られ、ユーザーには改めて注意が必要だ。
14:14
コーネル大学調査、ビットコイン認知9割でも理解1割強
米コーネル大学が25カ国・2万5880人を対象にした仮想通貨の意識調査で、認知度は90%に達した一方、供給上限を正しく知る人は認知者のわずか13%だった。知識と認知の大きなギャップを読み解く。
13:50
「ソラナのインフレ削減加速は時期尚早」、SOLストラテジーズCEOが批判
ソラナが可決したインフレ率削減の加速案について、SOLストラテジーズCEOは「まだ早い」と批判した。発行抑制がSOL価格を直接押し上げるとは限らないとし、否決されたSGP-0003の投票手続きにも疑問を呈した。
13:40
カルシ、無期限原油先物を米CFTCへ申請計画
米予測市場プラットフォームのカルシが、満期のない原油連動無期限先物の承認申請を計画。承認されれば米国の規制市場で取引される初の無期限原油先物となる可能性がある。
13:02
「ビットコインが5年以内に25万〜84万ドル到達の可能性」リバー社が資金流入モデルで試算
米ビットコイン金融企業リバーが、ビットコインが3〜5年で25万〜84万ドルに達し得るとの分析を公表。投資顧問や銀行の参入拡大による資金流入を試算したものだ。
13:00
MUFGとProgmat、トークン化投信の実証実験を開始 実環境で
三菱UFJアセットマネジメントとProgmatなど4社が国内籍のトークン化投資信託を実証目的で設定。券面表示は維持し原簿のオンチェーン管理を予定、実環境で検証する。
12:46
XRPレジャー、口座あたり出来高が前年比3倍に=エバーノース調査
エバーノースの分析リポートによると、2026年第2四半期はXRPレジャーのDEXで担い手が減る一方、1口座あたりの出来高が約3倍に拡大。RLUSD残高は約7倍に伸び、ネットワーク資産価値は四半期平均42.6億ドルと過去最高を更新した。
11:05
米CFTC、仮想通貨無期限先物巡るCME提訴の却下を申し立て
米CFTCは、仮想通貨の無期限先物契約の分類を巡る米CMEの訴訟について、原告適格の欠如を理由に却下を裁判所に申し立てた。無期限先物の法的位置付けは仮想通貨デリバティブ市場の流動性などにも影響し得る。
10:51
アービトラム、DAO上半期収入約9.8億円 ロビンフッドチェーンも貢献
アービトラム財団が2026年上半期の進捗報告を公表。取引処理は4.78億件、生態系GDPは2.06億ドルに到達。DAO収入は4系統に多角化し、7月はロビンフッドチェーン稼働で拡大プログラム収入が35%を占めた。
10:10
コインベース、カナダで規制準拠の仮想通貨先物取引を提供開始
コインベースはカナダの適格投資家向けに、コインベース・フィナンシャル・マーケッツを通じて規制先物取引の提供を開始し、規制された環境でビットコインなどのデリバティブ取引に参入できるようになる。
10:00
強気相場の次の柱はRWAか、ウィンターミュート分析
ウィンターミュートは、ビットコインETFやステーブルコインに続く次の資金流入チャネルとしてRWA(現実資産のトークン化)に着目していると分析した。評価額は1年で3倍に拡大し、規制整備や担保活用が追い風になっているという。
09:40
ビットコイン頭打ち、当面はレンジ相場か=グラスノード
グラスノードは仮想通貨市場の週間レポートで、ビットコインが8万3,000〜8万6,000ドル圏の売り圧で頭打ちとなり、当面レンジ相場が続くとの見方を示した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧