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二代目ソラナスマホのSeeker、独自トークン「SKR」発行へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソラナスマホで進展

暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)のスマートフォンを開発するSolana Mobile(ソラナ・モバイル)は21日、ソラナスマホ二代目の機種「Seeker(シーカー)」の正式な出荷開始日が2025年8月4日に決定したと発表した。

また、長期的な戦略の2つの柱として、ソラナ・モバイルのエコシステムを支えるネイティブトークン「SKR」と、分散型のインフラ「TEEPIN」を導入するとも説明している。

シーカーは以前から予約を受付中で、現在も先行予約特典として500ドル(約72,000円)で購入することが可能。3月には今年の夏頃に出荷予定だと説明していたが、今回は具体的な出荷開始日を発表した。

シーカーでは、Solflareと協力して「Seed Vault Wallet」を開発し、ダブルタップでトランザクションを送信できる機能を搭載したり、ソラナのdApp(分散型アプリ)ストアを再構築したりするなどして、ユーザー体験の向上が図られている。

dAppとは

「Decentralized Application」の略。ブロックチェーンを利用して開発されるアプリを指し、中央集権的な管理者がいないことが大きな特徴である。

今回の発表では、これまで15万台超の予約が入っていると説明した。

SKRについて

ソラナ・モバイルのエコシステムを支える存在として今回明らかになったのがネイティブトークンのSKRの発行。シーカーでは、転送することができない「ソラナシーカー・ジェネシス・トークン」を各端末が発行できる仕組みが明らかになっていたが、それとは別のトークンである。

今回のプレスリリースにはSKRの用途を詳しくは記載していないが、ソラナ・モバイルの経済、インセンティブ、所有権を支えるために使われると説明。ソラナ・モバイルのゼネラルマネージャーであるエメット・ホリヤー氏は以下のようにコメントしている。

真に分散され、自立したモバイルエコシステムを構築するには、インセンティブが不可欠だ。インセンティブの導入は、プラットフォームの利害関係者に真の所有権を与えることで、従来のモバイル事業のモデルを大きく変えていくだろう。

他の誰かが作ったクローズドな領域で受け身な消費者になるのではなく、ユーザー、開発者、ハードウェア製造者は、コミュニティが独自に所有するデジタルインフラで能動的な主導者になる。

TEEPINについて

また、ソラナ・モバイルは今回、オープンなモバイルエコシステムの発展をサポートするために、エコシステムの分散化を進めると同時に、プラットフォームを他のハードウェアメーカーに拡大していくと説明した。

このビジョンの中核にあるのが「TEEPIN」で、これは「Trusted Execution Environment Platform Infrastructure Network(信頼された実行環境プラットフォームインフラネットワーク)」の略である。

TEEPINは、エコシステムを「ハードウェア層」「プラットフォーム層」「ネットワーク層」の3層に分ける複合的なネットワーク構造をしているが、その目的はシンプル。TEEPINとは、開発者、ユーザー、デバイスメーカーが安全でトラストレス(信頼不要)なモバイルエコシステムに参加できるようにするための仕組みである。

ソラナの共同創設者のアナトリー・ヤコベンコ氏はTEEPINについて以下のように説明した。

TEEPINは、モバイル機器における次の進化だ。これは、中央集権的な組織ではなく、暗号技術によって信頼が検証されるフレームワークである。

現在のスマホにすでに存在している安全なハードウェア機能を活用したり、オンチェーンのアクセスを管理したりして、我々はモバイル機器のために、オープンなイノベーション、プラットフォームの所有権、分散型の未来を解放していく。

また、ヤコベンコ氏はXで、シーカーの目標はグーグルやアップルと競合できるトップクラスのモバイルエコシステムを作ることだとも説明した。

関連:ソラナスマホ「チャプター2」、「Solana Seeker」へと改名 Helium無料サービスなど搭載

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