
オンチェーン活動を評価
ソニーグループの「Soneium(ソニューム)」は28日、エコシステムに貢献したユーザーに報酬を与える仕組み「ソニューム・スコア」を導入したことを発表した。
ソニュームのブロックチェーンは、すべてのオンチェーン活動が重要であるという考えのもとに構築されていると説明。ユーザーは、資産の交換をしたり、NFTを発行したりするなどの活動を行うことで、ポイントを稼ぐことが可能だ。エコシステムのプロジェクトにとっては、ユーザーの獲得や維持に活用できるメリットがある。
ソニュームは、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2チェーン。開発は、Sony Block Solutions Labsが行なっている。
今回の発表では、これまでブロックチェーン上における活動の大半が、ブロックが生成されると忘れ去られてしまう状況にあったと説明。その上で、ユーザーはもっと評価されるべきであるとした。
ソニューム・スコアは、貢献を証明するためのプラットフォームであり、エコシステムにおける永続的な評価を構築するための仕組み。単純な報酬システムや1度きりのエアドロップではなく、継続的な関与を促すものだと説明している。
ソニューム・スコアの概要
ソニューム・スコアは、28日ごとにポイント獲得期間が区切られている。各期間で80ポイント以上を獲得すると、1つずつ限定のNFTバッジが提供される仕組みで、自身のソニューム・スコアを確認できるポータルサイトも開発した。なお、このNFTバッジはソウルバウンドトークンである。
ソウルバウンドトークンとは
一度入手したらデジタルウォレットの外に移すことができない特性を持つ、譲渡不可能なトークン。主なユースケースとして、資格、職歴、プロジェクトへの貢献、ユーザー認証情報、ローン履歴など、個人の信用に関連するデータの記録が挙げられている。
ポイントを得るための活動は以下の4つに分類されている。
- アクティビティスコア:トランサクションの実施が必要
- 流動性スコア:運用のために仮想通貨をロックすることが必要
- NFTスコア:指定のNFTの保有が必要
- ボーナススコア:指定のプラットフォームへの貢献が必要
そして、すでに開始しているシーズン1でボーナススコアの対象となるプラットフォームは以下の2つ。
- ユニスワップ:DEX(分散型取引所)
- Evermoon:ゲーム
また、流動性プロトコル「Aave」、DEXの「Velodrome」など複数のプラットフォームでもポイントを稼ぐことができるとした。
なお、これらの内容はあくまで概要である。今回の発表では、1つのシーズンが経過した後のソニューム・スコアの扱いや、「ソニューム・コミュニティ・クエスト」という別のポイント獲得システムの提供などについても説明した。
他にも、ソニューム・スコアで貢献度を高めていけば、各プロジェクトから特典を得られるようになる計画であることも記載している。
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