はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

SBIホールディングスと米ブロックチェーン企業R3が「合弁会社」設立|日本でのCorda関連事業展開へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SBIホールディングスとR3が合弁会社「SBI R3 Japan株式会社」を設立
SBIホールディングスとアメリカのブロックチェーン企業R3が、合弁会社の「SBI R3 Japan株式会社」設立したことを、昨日SBIホールディングスが発表した。日本でのCordaの関連事業の展開が目的だ。

SBIホールディングスとR3が合弁会社「SBI R3 Japan株式会社」を設立

SBIホールディングスは30日、アメリカのブロックチェーン企業R3と、合弁会社「SBI R3 Japan株式会社」設立に関する契約締結を発表した。

日本でのCordaに関する関連事業推進を目的としており、将来的な東アジアへの展開も計画されている。

R3は、ブロックチェーン事業を展開するアメリカのフィンテック系スタートアップ企業として知られている。

同社が主導するコンソーシアムには、世界各国の中央銀行や規制機関を含む各種業界から300団体以上が参加しており、金融(シンジケートローン、貿易金融、保険)、不動産、サプライチェーン等の幅広い事業分野における分散台帳技術の活用に向けたプロジェクトを推進している。

日本でのCordaの関連事業の展開

SBIホールディングスは以前から、R3社に対して日本国内におけるCordaのトレーニングプログラムを提供をしていた。

今回設立を発表した合弁会社では、日本におけるCordaライセンス提供や導入支援、企画立案等を行い、日本でのCordaの関連事業の展開をしていく。また、R3の海外拠点やCordaパートナーとの連携支援を行なっていき、将来的にこれらの事業展開を日本のみならず、東アジアに向けても行うようだ。

SBIホールディングスは、R3の外部筆頭株主である。今回5億円の資本金で設立された「SBI R3 Japan株式会社」は、SBIホールディングスが6割、R3が4割の利益配分とされている。

SBIホールディングスとブロックチェーン金融分野

SBIホールディングスは、これまでも、数々のブロックチェーン金融分野の事業と関係を構築してきた。

昨年、日本で初の政府認可及び銀行により運営されている仮想通貨取引所VCTRADE(SBIバーチャル・カレンシーズ)の正式サービスを満を持して開始したほか、10月には、ブロックチェーン技術を利用した銀行送金アプリ「MoneyTap」もローンチした。

更に先週には、仮想通貨のカードウォレットを発行するスイス企業のTangemに対し、15億ドル(約16億4千万円)の投資を行っている。

今回のプレスリリースにて同グループは、

デジタルアセットを基盤とする生態系の構築に向けて、デジタルアセット関連ベンチャー企業への出資・提携を拡大している。

次世代フィンテックの中核技術であるブロックチェーン・分散台帳に高い技術力を有するベンチャー企業との提携等によって、効率的で顧客便益性の高い金融サービスの開発を推進していく。

と、当分野に対して、これからも力を入れていく方針を明かした。

SBIホールディングスのブロックチェーン金融分野への介入は、加速し続けている。

▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者11,000名突破。

CoinPostの関連記事

SBI、ビットコインの「スマート紙幣」で知られるコールドウォレット企業に出資|仮想通貨の実需創出へ
同社の開発するTangem Notesは、物理的に存在するスマート紙幣(smart banknote)のチップ内に価値を持ち、NFC付きスマホで触れるだけで、0.01BTC及び0.05 BTCの額面で利用可能。
SBI子会社、170カ国・180万ユーザーに提供するスイスの「仮想通貨モバイルウォレットサービス」会社に出資
SBIHDが、スイスのBreadwinner AGへの出資を発表した。SBIVCは昨年12月、日本初の全ユーザー向け「独自ハードウォレット」の送付サービスでも反響を呼んでいる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/23 木曜日
20:48
野村系レーザーデジタル、投資ファンドをSeiブロックチェーンでトークン化 
野村傘下レーザーデジタルのファンドがセイ上でトークン化。カイオ経由でブラックロックやブレバン・ハワードなどグローバル大手と並ぶ機関投資家向けRWA商品として展開。
16:54
クオンタムソリューションズ、イーサリアム保有量で国内上場企業トップ
東京上場のクオンタムソリューションズが7日間で2365ETHを取得した。アーク・インベスト創業者ウッド氏も支持を表明。
15:32
ポリマーケット、米大手スポーツベッティングと提携 予測市場インフラ提供へ
予測市場大手ポリマーケットが米スポーツベッティング大手ドラフトキングスの清算機関に指定。競合カルシとの競争激化の中、B2C市場に加えB2B事業で新たな収益源を確保。NY証取の親会社から20億ドルの投資も受け事業拡大を加速。
15:17
アーサーヘイズのビットコイン100万ドル予想、高市政権の積極財政は市場の起爆剤になり得るか?
BitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏が、高市新政権の物価高対策によりビットコイン価格が100万ドル(約1.5億円)に達すると予測した。同氏は景気刺激策の推進が、日銀の量的緩和(QE)への転換につながると見ている。
15:11
ルミス米上院議員、仮想通貨アプリを後押しするオープンバンキング規則設立求める
米ルミス上院議員がCFPBにオープンバンキング規則の策定を要請した。銀行口座と仮想通貨取引所を接続するAPI活用で迅速な送金を目指す。大手銀行の反対姿勢も指摘した。
14:50
リミックスポイント、株式希薄化を伴わない仮想通貨購入方針を決議
株式会社リミックスポイントは10月23日、2026年6月まで株式発行による暗号資産購入を行わない方針を決議。今後は手元資金等を活用し、既存株主への希薄化を回避する。
11:57
ビットコインは弱含みで推移、米コインベースとロビンフッドにBNB上場へ
ビットコインは10万8000ドル台で弱含みの推移。米大手取引所CoinbaseとRobinhoodが相次いでBNB上場を発表し、規制環境の変化を示す歴史的な動きとして注目を集めている。一方、トランプ関税ショックで巨額利益を上げた大口投資家が再び大規模なショートポジションを構築しており、市場は警戒感を強めている。
11:15
米民主党議員ら、トランプ政権中東特使に仮想通貨開示要求 利益相反を指摘
米民主党議員らがウィトコフ中東特使に保有する仮想通貨などについて情報提供を求めた。トランプ一族のWLFI関連で利益相反の可能性を指摘している。
10:45
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、最大約1500億円調達をSECに提出 HYPEトークン購入含む
ナスダック上場のハイパーリキッド・ストラテジーズが最大10億ドル(約1,500億円)の資金調達を目指すS-1をSECに提出した。HYPEトークン購入を含む。7月設立後、早くも大規模増資計画。
10:30
計2600億円超相当のBTC、LuBian関連のウォレットから移動
計2600億円超相当の仮想通貨ビットコインが、マイニングプールLuBianに関連するウォレットから移動。トランザクションは4つに分けられて別々のアドレスに送金されている。
10:16
「ビットコインにとって2025年のゴールド高騰は好材料」Bitwise
Bitwiseは、ゴールドの価格上昇は仮想通貨ビットコインにとって好材料であるとの見方を示した。ゴールドの価格上昇の要因や市況を分析した上で、ビットコインにも同様のことが起きうると予測している。
10/22 水曜日
20:18
ソラナ(SOL)現物ETF、香港で初承認 10月27日取引開始
香港証券監督委員会がアジア初となるソラナ現物ETFを承認。ChinaAMC運用(香港)で10月27日取引開始。ビットコイン、イーサリアムに続く3番目の仮想通貨ETFとして、米国市場に先駆けた上場となる。
16:39
仮想通貨取引、米国で前年比50%増 トランプ効果鮮明に=2025上半期報告
TRMラボの最新報告書によると、トランプ政権下で米国の仮想通貨取引高が50%増の1兆ドル超に。日本は普及ランキング9位に上昇。ステーブルコインは前年比83%増で過去最高を記録。
16:30
注目の仮想通貨AI関連銘柄10選を網羅的に解説【2025年最新】
2024年注目のAI関連仮想通貨を10銘柄、時価総額・価格・年初来高騰率とともに解説。SUI、NEAR、TAOなど、AIとブロックチェーンを融合した主要プロジェクトの特徴について網羅的に紹介。
15:50
金融審議会、暗号資産のインサイダー取引規制と銀行の取扱要件が焦点に
金融審議会が暗号資産のインサイダー取引規制案を提示。DEX・P2P取引も対象に。銀行本体の取扱いは慎重に検討する一方、子会社には門戸を開く方針。無登録業者への罰則も強化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧