はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

パレットトークン(PLT)コインチェック上場廃止へ  アプトスチェーンへの統合で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

PLT上場廃止、2025年1月に

暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックは18日、パレットトークン(PLT)の取扱いを2025年1月に終了すると発表した。同社は「プロジェクトの継続性等を総合的に検討した結果」としている。

PLTは、NFT特化型ブロックチェーン「パレットチェーン」の独自通貨で、2021年に国内初のIEO(新規暗号資産公開)として注目を集めた。今回の上場廃止は、パレットチェーンからアプトスチェーンへの統合という、より大きな方針転換の一環と見られる。

コインチェックは2025年1月20日の最終期限(外部への送金停止)に向け、段階的な取扱い廃止を実施する。NFTサービスでの利用は12月19日に停止。外部からの受け入れは同23日、取引所での取り扱いは2025年1月9日でそれぞれ終了する。

期限後もPLTを保有し続ける投資家の資産は、取引所が適当と判断する時期に日本円換金される。ただし、換金が困難と判断された場合は2030年1月までの5年間、返還請求に応じてPLTを指定アドレスへ送付する方針だ。

PLTは2021年7月の仮想通貨強気相場で、コインチェックによる国内初のIEOプロジェクトとして脚光を浴びた。公募価格4.05円からスタートし、上場後わずか3日で94円台まで急騰。20倍超の値上がりを記録し、国内IEO市場の成功モデルの一つとして位置づけられた。

関連:仮想通貨IEO投資の稼ぎ方 成功事例一覧と今後の予定、参加方法とは|2024年版

PLTからAPTへの移行計画

運営元のHashPaletteは2024年10月、レイヤー1ブロックチェーン「アプトス」への完全統合を決断。PLTからアプトスの基軸通貨APTへの交換が計画されている。

10月時点のHashPaletteによると、PLTからAPTへの交換レートは1対0.00339139に設定される見通しだ。ただし、国内取引所のAPT取扱い状況にばらつきがあり、一部の投資家は取引所を跨いだ資産移動を迫られる可能性がある。

BitTradeとOKJはPLT、APT双方を取り扱うが、bitFlyerとコイントレードはPLTのみ。逆にバイナンスジャパンとSBI VCトレードはAPTのみを取り扱っている状況だ。

HashPaletteは各取引所と協議の上、トークン交換手続きの詳細を事前共有する予定。Aptos Foundationと共同でコミュニティイベントも計画しており、移行の円滑化を図ると述べていた。

参考:アプトス(APT)を取扱う仮想通貨取引所

関連:パレットトークン/エルフトークン、アプトスへの統合計画を発表 交換レートも一部確定

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/02 土曜日
13:30
OpenAI、1.2兆円を資金調達完了 汎用人工知能に関する協議も
OpenAIが新たに1.2兆円の資金調達を完了。経常収益が急成長する中、汎用人工知能(AGI)達成後のマイクロソフトとの技術利用権について協議を進めていると伝えられる。
12:00
ジーニアス法成立、サークル株に対する影響と今後の展望は
ステーブルコインUSDCの発行元サークルが米国で上場し、株価は急騰後に一時300ドル近くまで上昇。GENIUS法案の追い風もあり注目を集めたが、その後は調整局面へ。本記事では株価動向、成長の可能性、リスク、そしてUSDCの仕組みやDeFiでの活用方法を総合的に解説する。
11:15
米シャープリンク、約1.5万イーサリアム追加購入
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンクが7時間で14933ETH購入。6月以降46万4000ETH蓄積し未実現利益2億ドル以上を記録。
10:30
DeFi教育基金が米上院に提案、クラリティ法案の4つの原則とは?
仮想通貨業界団体DeFi教育基金が、米上院の「責任ある金融イノベーション法」に4つの重要原則を提案した。分散型金融と従来型仲介業者の区別などを求めている。
09:50
メタプラネット、最大5550億円相当の優先株発行を検討へ
メタプラネットは仮想通貨ビットコインの追加取得のために、発行可能株式総数の増加や永久優先株式の発行を臨時株主総会に付議することを決議。永久優先株式の発行額は最大5550億円である。
08:43
ビットコイン一時11万3000ドル割れ、トランプ新関税発表などで仮想通貨市場に売り圧力=CNBC
トランプ大統領の関税発表などを受けビットコインが3%下落し一時11万3000ドルを下回った。イーサリアムやXRP、ソラナなども下落。専門家は健全な調整と分析。
07:15
ベッセント財務長官、「仮想通貨黄金時代」宣言 
ベッセント財務長官が仮想通貨黄金時代の到来を宣言。トランプ政権が168ページの包括的報告書を公開し、ビットコイン戦略的準備金やDeFi規制緩和を明記。
06:45
英金融当局、10月から仮想通貨ETNの個人投資家向け販売を解禁
英金融行為監督機構が2021年から禁止していた仮想通貨ETNの個人投資家向け販売を10月8日に解禁。FCA承認取引所での取引が条件、デリバティブ禁止は継続。
06:25
米SECの仮想通貨タスクフォース、全米10都市で巡回ラウンドテーブル開催へ
米SECのヘスター・パース委員率いる仮想通貨タスクフォースが8月から12月にかけて全米10都市を巡回。従業員10人以下の小規模仮想通貨プロジェクトとの対話を重視。
06:00
ストラテジーの「iPhoneモーメント」か、アナリストが目標株価を大幅引き上げ
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーの第2四半期決算を受け、ベンチマークとキャンター・フィッツジェラルドが目標株価を上方修正。新優先株STRCを「iPhoneモーメント」と評価し長期成長を予想。
08/01 金曜日
17:45
予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望
仮想通貨市場の未来について、現在もポリマーケットなどで予測が活発に行われている。本記事では、2024年に精度で注目を集めた予測市場が示す2025年後半の仮想通貨相場展望をまとめた。
16:30
韓国Four Pillars、Circle・a16z・S&P参加のTACにアジア初のリサーチ企業として加盟
韓国のFour Pillarsがアジアのリサーチ企業として初めてTACに参加。Circle、a16z、S&P Globalなど大手機関と共にトークン化資産の発展に貢献。仮想通貨市場の国際協力体制が強化。
13:45
9割の北米大企業CFOが仮想通貨利用を想定=デロイトQ2調査
デロイトの最新調査により、北米大企業の最高財務責任者の99%が、長期的に仮想通貨の業務活用を想定していることが明らかになった。投資や決済での利用をはじめ、サプライチェーン管理での利用が高く評価され、2年以内の導入に意欲を見せる企業も多い。
13:00
新構想「リーン・イーサリアム」とは? 今後10年の開発目標=ETH財団
イーサリアム財団リサーチャーが、今後10年の開発構想「リーン・イーサリアム」を発表した。特にトランザクション処理能力について野心的な目標を掲げている。
12:15
初心者・女性・大口が選ぶ|仮想通貨取引所のクチコミ人気ランキング
ユーザー基盤の大きい、ビットバンク・ビットフライヤー・GMOコイン・コインチェックのクチコミ500件を分析。初心者や上級者別に、おすすめの暗号資産(仮想通貨)取引所を比較しました。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧