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米SECがCanary CapitalのXRP ETF申請を公的審査へ BitwiseのXRP ETFに続く動き

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

提案を審査プロセスへ移行

米国証券取引委員会(SEC)は2月19日、Canary CapitalによるXRP現物ETF(上場投資信託)のルール変更提案(19b-4提出)を受理し、パブリックコメントを募集する方針を示した。

今回の受理は、これまでに21SharesやBitwise、Grayscale、CoinSharesなどが同様のXRP現物ETF申請を進めてきた流れを受けての新たな動きとなる。

関連:米SECがBitwiseのXRP現物ETF申請を受理 年内の承認予測率は78%

Canary Capitalに関しては、ライトコイン(LTC)のETF申請が過去に受理されていたが、XRPに関しても正式に審査プロセスが開始されることになる。

SECが今回受理を発表した19b-4申請は、暗号資産ETFを提案する際に踏む2段階手続きのうちの第2段階*にあたる。受理後は連邦官報への掲載を経て21日間のパブリックコメント期間が設定され、その後SECが承認か否認か、あるいは審理開始(“Institute Proceedings”)と呼ばれる追加検討へ進むかを判断する流れだ。

昨年、SECはビットコインやイーサリアムの現物ETFを相次いで承認しており、暗号資産市場への投資手段が広がる転機となった。ビットコイン、イーサリアムに続き、XRPを含む他の主要アルトコインにも現物ETFの機会を求める動きが増加しており、今回のCanary Capitalによる申請受理もその一環といえる。

SECの審査プロセスでは、XRPが「有価証券」に該当するかどうかなどが引き続き注目点となりそうだ。XRPについてはリップル社との関連性や過去の法的リスクが取り沙汰されてきた経緯があるものの、暗号資産に比較的友好的とされるトランプ政権下で、SEC内部の姿勢も変わりつつあるとみられる。

共和党系コミッショナーのヘスター・ピアース氏が率いる新たな暗号資産タスクフォースは、暗号資産の証券性判断を含めた包括的なガイドライン作りを進めているとされ、こうした規制面の見直しがETF審査に影響する可能性があるだろう。

▼ ETFの審査制度

19b-4申請が「第2段階」とは、すでにETF本体の登録に向けた書類(第1段階)が提出されており、取引所がそれを上場するために必要なルール変更をSECに申請する段階を指す。

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